さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

デジスコでハマシギ(浜鷸)

2016年11月14日 | 野鳥
10月末から11月にかけて、I沼中心に散策しますが、ハラグロアジサシが1~2羽とセイタカシギが確認できますが、特に目新しいシギチはいません。
いつの間にかヒドリガモとコガモの数が増えてますね。
今回は、そんなI沼の様子をお伝えします。

10月24日、久しぶりにデジスコを担いで沼の周辺を歩くと、ハマシギ10数羽のお食事風景に出くわしました。
あまりに近すぎて、群れ全体の光景は写せませんが、暫し見物です。

辺りを見渡して・・・・・・・


一気に頭を水中に・・・・・


残念!!捕り損ねた!!


おい!おい! そんなに頭を潜らせて、大丈夫?? こちらが息苦しくなります。


今度は向きを変えて……なんだか効率は良くなさそうですが、数撃ちゃ当たる方式で、何度も何度も頭を水に潜らせて、大奮戦。


ハマシギ(浜鷸)
日本には旅鳥、または冬鳥として渡来するシギの仲間で、何処ででも見れるお馴染みの鳥ですが、数百羽の群れをつくることでも有名ですね。
1種だけで数百羽の群れを見れるのは、日本では、このハマシギとミユビシギ・トウネンぐらいだとか。
浜で見られるので「浜鷸」ですが、湖や河原などでも見る事が出来ます。(「野鳥の名前」より)


この沼ではそんな大きな群れを見る事はできませんが、10数羽がやって来たようです。


みんな同じ仕草で餌を探す様子を見てると飽きません。


さすがにデジスコで、この距離だと4羽を写すのが精いっぱい。



動画で、そんな忙しい餌捕りの様子も見て下さい。
途中で、アオアシシギが現われて、面白いシーンが見れますよ。(追いかけるのが大変!)



ところで、よく「シギチ」と云う言葉を聞きますが、シギとチドリ、餌の捕り方が少し違うんですよね。
その回答は次回、書きますが、掲載する前に当てないでくださいね。(笑)

コメント (16)

EOS-7DMK2の使い心地は?(パート1)

2016年11月11日 | 機材
前回のブログで紹介したEOS-7DMK2の事を少し書いてみたいと思います。
このカメラは、発売されてすでに2年経つものなので、いまさらレポートでもないのですが、素人なりに感じた使い心地レポートです。
解像度など、あまり専門的な事は書いていませんので、悪しからず!!

今使用している7Dも、さすがに5年も使ってると、いつシャッターユニットがダメになるかとヒヤヒヤ・・・・・(ちなみに7Dは、シャッター回数は、約15万回だとか)
メカ部分だけに仕方ないですね。

さて、今回は7DMK2とシグマ150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryの組み合わせで、手持ち撮影です。
本来であれば、Jpg.出しの写真を載せるべきなのですが、写真の出来栄えは使用するレンズによって異なるのと、
ブログの小さな写真では十分ではないため、レタッチ後の素人写真の作品として載せています。
わずかなトリミングもしていますで、ご了解いただきたいと思います。

早速、いつものM公園に持ち込んでみました。(日差しのある午後です。)
もちろん、旧7Dと重さも同じで、ほとんど違和感はありません。
まずは順光のヒドリガモからです。


最初に感じたのは、シャッター音です。
7Dの時は、バシャバシャという感じで、音的にはうるさい感じだったのですが、実に小気味いいい響きです。
もちろん8コマ/秒(7D)と10コマ/秒(7DMK2)の差は感じます。
いずれも写真も、ISO:800 F値:7.1 SS:1/250 焦点距離:516mm(35ミリ換算:約826mm) 測光モード:中央重点測光
日陰の順光なのでSSは上がりませんでしたが、黄葉が映えた水面が綺麗でした。


同じ条件で、今度はオオバンを撮ってみます。
少し明るかったのか、SS:1/400まで上がります。


次のオオバンは少し光の当たるところで、600ミリで撮ってみます。
ISO:800 F値:6.3 SS:1/640 焦点距離:600mm(35ミリ換算:960mm) 測光モード:中央重点測光


近くに来たホオジロです。さすがにこれだけ明るいと、手持ちでも楽ですね。
ISO:800 F値:7.1 SS:1/1000 焦点距離:600mm 測光モード:スポット


直進してくるオナガガモを低いSS狙ってみますが、かろうじてヒットしてくれましたが、等倍で見ると、やはりわずかにブレてました。
ISO:400 F値:7.1 SS:1/80 焦点距離:600mm 測光モード:中央重点測光


今度は敢えて逆光で撮ってみます。
スイレンがまだ綺麗に咲いてます。これだけ遅くまで咲いていたとは・・・・
ISO:800 F値:6.3 SS:1/800 焦点距離:600mm 測光モード:スポット


オオバンとスイレン、この時期では初めてのコラボです。
さすがに黒いオオバンに合わせると、SSは少し落ちて、1/500


日が落ちてくると、水面が光って綺麗です。



今回はこのカメラで初めての試写でしたが、今まで使っていた7Dと比べて使用感はほぼ同じでした。
しかし、このカメラの特徴はAF性能です。
最大の差は、7Dの測距点が19点だったのに対して65点のAFセンサーを装備してることでしょうか。
しかも、7つの測距エリア(7Dの測距エリアは5つ)が選べ、シーンに合わせて6つのケースが用意されています。
それぞれのシ-ンに合わせて設定を微妙に変化させることが出来るので、応用範囲が広がりそうです。
(いろんなシーンで使い込みながら、自分に合った設定を見つけるのも、面白そうですよ)
今回は、測距エリアは領域拡大AF(任意選択上下左右)、シーンは基本設定で撮影しています。

もうひとつ7Dと大きく違うのは、センサーの中央部1点がF8対応になってることでしょうか。
今回使用したシグマ150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryにケンコーのテレプラス(1.4倍)を装着して見ると、AFは機能しました。
後日、実写してみますが、明るい所や動きの無い対象物には使えそうですね。(F値は暗くても、600ミリで35ミリ換算約1340ミリは魅力ですね。)

今回は動きの遅い対象物だったので、あまり差は感じられなかったのですが、次回では、動きのあるものを写してみますね。

もちろん画素数も2020万画素(7D:1800万画素)なので、解像度以外にもトリミング対応力があり、鳥撮りさんには有難いですね。
カードスロットが2つで、従来のコンパクトフラッシュの他にSDカードも使えます。

その他に、たくさんの違いがあるようなのですが、まだ使い込んでいないので、今後、撮影しながら確認してみたいと思います。





コメント (8)

セイタカシギの水浴び

2016年11月08日 | 野鳥
先週末から所用のため、ブログの更新もできずにいましたが、やっと落ち着きました。
4日ぶりの更新ですが、またまた在庫からです。

セイタカシギも一時は10数羽いたのですが、今現在は4~5羽、少し寂しくなりました。
そんなセイタカシギの水浴びも、お淑やかで優雅です。



午後のひと時、こんなのんびり穏やかな沼の様子を見てると時間が経つのを忘れます。


水浴びを終わったセイタカシギも足早(?)に仲間のところへ・・・・翼をはばたせながら駆け足するセイタカシギは、脚が長いだけに、ちょっと滑稽!!




今回の写真はすべて、デジスコで撮ったものです。


(おまけ?)
今まで使い回してきた7Dも、購入してから7年。
いつシャッターユニットがパンクするか、いつも心配しながら使ってきましたが、今回7DMK2を購入。
7DMK2も、発売から2年、そろそろ時期後継機種が出そうな雰囲気もしないではないですが、背に腹は代えられません。
このレポートは近いうちに載せる予定です。




コメント (14)

突然トビ(鳶)が・・・・・・

2016年11月04日 | 野鳥
エリマキシギを観察してると・・・・・
上空に突然トビが現われて、大きく旋回しながら下りてきます。


すると……今までのんびり休憩していたセイタカシギなどの群れは一斉に飛び立ちます。
トビは生物の死骸や、魚・カエル・ネズミなどが主食で、鳥などを襲うことはないのに、やっぱり猛禽類が近くに来ると反応するんですね。
(最近は、人の食べ物などを盗って、迷惑がられてるところも多くなってますが・・・・・)


セイタカシギの一部とエリマキシギ、アオアシシギは少し離れたところに着地。
トビは、他人事のように、そのまま上昇気流に乗って、空高く・・・・・


でも、やっぱりみんなと一緒が良いのか、再び飛び立って、みんなの方へ・・・・・
どれがエリマキシギか分かりますか? 写真が少し小さいので分かり難いですが、左の2羽はアオアシシギで、エリマキシギは右端です。


そして、みんなもとの位置へ・・・・


こんどは、エリマキシギがアオアシシギの傍へ近寄りますが、アオアシシギは、「近寄らないで!!」 嫌がられたようですね。




おまけに、セイタカシギの編隊飛行も載せておきますね。





*今回は連載のため、コメント欄は閉じてます。
コメント

エリマキシギ(襟巻鷸)

2016年11月02日 | 野鳥
10月20日、I沼も寂しくなった頃、旅鳥が入っていないかと久しぶりにデジスコとデジイチを持って散策です。
水位もだいぶ下がって小さな潟に、セイタカシギやアオアシシギに混じってエリマキシギ(襟巻鷸)が2羽いました。
しかし遠い!!(距離にして8~90メートルくらいでしょうか)
この距離では、デジスコが一番なのですが、なぜか肝心のレリーズを家に忘れてきたようです。
デジスコは、倍率が高いだけに、レリーズは必携!!(ピントを合わせた後、ソフトにシャッターを切るため)
仕方なく、SSを上げてそっと指でシャッターを押すものの、この日は風も強くて、ブレ写真の量産です。
そんな訳で、今回はデジイチ撮った写真をトリミングしてます。(一部デジスコ写真)

まずはデジイチ写真から・・・・・
ダイサギ(1羽)・コサギ(1羽)・セイタカシギ(9羽)・アオアシシギ(2羽)・エリマキシギ(2羽)います。
手前の左2羽がエリマキシギですが、分かりますか? 若鳥のようですね。


次の写真はデジスコ写真で、2羽そろって仲良くお食事タイム。


次の5枚はデジイチ写真です。
右からのっそりやってくるダイサギが気になるようですね。


偶然、エリマキシギの上をセイタカシギが飛んでくれました。(アオアシシギが水浴びしてるのが分かりますか?)



セイタカシギとアオアシシギと一緒にエリマキシギがいます。




次の2枚はデジスコ写真です。ここまで撮れるのはやはりデジスコの威力???


ズームアップしてみると・・・・・・・この時、エリマキシギが水浴びをした直後で、翼を大きく開いてくれました。


動画も撮ってみました。
少し長いですが、餌捕りの様子や水浴びの様子も映ってますよ。
エリマキシギ以外にも、アオアシシギやセイタカシギ・ダイサギなども一緒です。



日本に立ち寄ってくれるのはこの時期が多く、地味な冬羽しか見る事が出来ません。
エリマキシギの雄の求愛行動が情熱的であることは以前にも書いたのですが、この雄の繁殖羽は実に多彩で、別種のように見えるそうですよ。
名前の通り、襟巻きのような、かなり目立つ大きな羽毛と耳のふさの色は、黒、白、茶、黄、褐色といろいろで、しかも、複雑に組み合わされているそうです。
一度見てみたいものですが、これは海外遠征しないと無理なようなので、下記に貼った「ダーウィン図書館のコーナー」で見て下さいね。

デジスコにの記事に興味がある方は・・・・・・・・・・こちら
エリマキシギの繁殖羽の様子はNHKのダーウィン図書館のコーナーで見れますよ。・・・・・・・・こちら


・・・・・・・・・・続く!!
コメント (12)