さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

再びヨシゴイ!

2021年08月18日 | 野鳥
猛暑日が続いた後、前線停滞による大雨やコロナの全国的感染拡大など・・・出かける機会がますます少なくなってきます。
加えて、鳥枯れのこの時期、鳥ネタもついになくなってしまったので、今回も、7月の在庫からです。

前回紹介した2羽の幼鳥以外に、3羽目の子も見つけました。距離は少し遠いですが、朝の強い日差しを避けて蓮の葉の陰に!


今回は、少しヨシゴイの子育てのことを書いてみたいと思います。
「バードリサーチ」の記事の中にヨシゴイの子育てのことが詳しく記載されていたので、それを引用して、載せてみます。

ヨシゴイの抱卵は雌と雄が交代で行い、抱卵期間は17~20日で、全ての卵が孵化するまで、数日かかるようです。(非同時孵化)
順番に孵化する為、巣内でも成長の度合いによって、雛の大きさに大きな違いが生じますが、雛は巣から落ちることもなく、無事に育ちます。
アオサギやゴイサギなどのサギ類に比べ、非同時孵化であることや食性も基本的に同じなのに,このことは対照的で興味深いことだとか!
(アオサギなどのサギ類の中には、雛の巣からの脱落がある?)
雛への給仕も雄と雌が共に行い、雛の成長は非常に早く、20日ほどで全ての雛が巣立ちます。


長い首を伸ばして、辺りの様子を窺ったり・・・


蓮の茎の上を行ったり来たり・・・・


疲れて?一休み!


小魚がいる?


やっぱり暑いから、日陰へ・・・



こんなヨシゴイたちも、この沼で、今年はいくつ営巣したのか??気になるところですが、はっきり分かりません。
ある人の話では、3か所ほどだとか・・・・
ヨシゴイは平均3~7個の卵を産むそうですから、平均4羽巣立ったとして、合わせて12羽ほどが蓮の中に隠れてる??
さらに猛暑が続いたため、この後は観察も出来ないままでしたが、無事すべての雛が大きくなってもらいたいものです。

昨年の巣立ち雛に親が餌を与える様子は・・・・・・・こちら

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子リスの「トトちゃん」

2021年08月15日 | 散歩の出来事
8月に入って、猛暑とコロナ蔓延で自宅籠りが続くとついつい運動不足に・・・夏痩せならぬ夏太りが気になります。
8月3日、この日も朝から太陽がじりじり照り付ける暑い日でしたが、運動を兼ねて、「市民の森公園」へ散歩に出かけてみます。

園内には「さいたま市リスの家」があり、広い敷地内に、100匹(?)ほどのシマリスが放し飼いにされています。
入場料は無料!!以前にも入ったことがありますが、中を覗くと、人もほどんどいない様子なので・・・


入り口で、手を消毒して、係の人の説明を受けて、さっそく中へ・・・・ドアは自動の二重扉になってます。
暑さで、あまり出てきてくれないかと思ってたのですが、目の前に出てきてくれました。上の写真の「トトちゃん」に似てるかな??


可愛い姿や仕草に癒されます


シマリス(縞栗鼠)は、体に縞があり、頬袋をもつ小型のリスです。
日本では、シベリアシマリス の亜種であるエゾシマリスが北海道に生息していますが、ペットとして飼われているのは、チョウセンシマリス。
1960年代から広くペットとして飼育されてきたようですが、ここにいるのもそのチョウセンシマリス???
チョウセンシマリスは、その後、一部野生化して、エゾシマリス,ニホンリスの生態系にも影響を与えてるようですね。
ちなみに、北海道に生息しているエゾシマリスは、鳥獣保護管理法により、飼育が禁止されています。



 


餌場で食事中の時は、こんなに近寄っても平気??



さすがに、シマリスたちも、昼間の暑い日差しには、我慢できないようで、日陰にいることが多いようです。


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こんな所にトケイソウ(時計草)?

2021年08月12日 | 
いつも買い物に行く大型スーパーの壁面に咲くトケイソウを見つけました。
買い物に行くときは、車を地下駐車場に停めたり、地上の入り口側に停めることが多いので、今まで気が付きませんでした。

ある日、散歩ついでに立ち寄った時、・・・・・まさかスーパーの壁面にトケイソウが??
以前、公園の温室などで見たことがありますが、建物の壁面の緑化(緑のカーテン)にも使われることがあるんですね。初めて見ました。
壁面にポツンポツンと咲く様子は、なかなか珍しい光景? 日を改めて撮りに来ることに・・・・



トケイソウ(時計草)
トケイソウはトケイソウ科・トケイソウ属に分類される植物の総称で、中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯域が原産地だとか!
つる性の常緑低木で、温室で栽培されることが多いですが、種類も多く、最近は緑のカーテンとしても使われるようです。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見えます。
副花冠が水平に放射状に開き、時計の文字盤のように見え、3つに分裂した雌しべが時計の針のように見えるところから、この名前が付いたそうですね。
日本へは江戸時代の初期に渡来したそうですが、当時の人たちはどのように感じたのでしょうか?



どうでしょう? 時計のように見えますか?


甘い蜜があるのか? 脚に花粉をいっぱい付けたミツバチも!



それにしても、見れば見るほどユニークな形をした花ですよね。毎年、ここで見れそうです。


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ヨシゴイの雛たちが巣立って元気!!

2021年08月09日 | 野鳥
東京オリンピックも昨日、無事(?)終わったものの、コロナ感染の拡大に歯止めが聞かない状態が続いてます。
県をまたぐ人の移動が多くなる盆休み明け、全国的な広がりがどうなるか? 医療体制は? 心配ですね。
夏の暑さとコロナで、出かけるのも億劫で、写真ネタも切れそうです。そんな訳で、今回も7月の在庫ネタからですが・・・・・

ヨシゴイの雛たちが無事巣立ったようで、その後の様子を見に久しぶりに沼に出かけてみました。
7月25日、この日も朝から強い日差しが照り付ける中、ヨシゴイの幼鳥達は蓮の茂みの中でかくれんぼ!
初めに見つけた子は、橋のすぐ下にいたのですが、スマホでも撮れる距離で、鳥撮り用のレンズでは近すぎて撮れません。
暫くすると、動き出して、やっとレンズの射程距離に!!


蓮の葉の間に見え隠れ!


次に登場したのは成鳥、顔だけ見ると幼鳥とあまり変わらない?


そして、少し離れたところでは、2羽目の幼鳥です。こちらも近い!  小魚を狙ってるようです。


見事、餌をゲットして・・・・パクリ!!



餌を食べた後、徐々に動き出し、全身丸見え!!


まだ産毛が少し残ってます。大きさはほぼ成鳥と同じくらいですが、背中面に縦班が多く見られ、見分けができます。



すでに、自分で餌を捕り始めて、独り立ちしてるようです。蓮の茂みの中では、天敵に襲われることも少なく、安心なのでしょうね。
真夏の日差しの中、撮る方は汗だくですが、ヨシゴイたちは蓮の日陰で涼しげです。
この日は、合計3羽の幼鳥の姿が確認できたのですが、3羽目は次回に・・・・・ネタつなぎです。(笑)
ヨシゴイの子育ての生態について、調べたことを合わせて書いてみますね。


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レンゲショウマと秋の七草

2021年08月06日 | 
武蔵丘陵森林公園のレンゲショウマ、機会があれば毎年撮りに来るのですが、今年も蚊に悩まされて・・・・
まずは、「野草コース」北側入り口から「秋の七草園」へ向かいます。


「秋の七草園」では、オミナエシとカワラナデシコ、キキョウが咲いてます。
オミナエシ(女郎花)は、秋の七草のひとつとして有名ですが、漢字で「女郎花」と書かれるようになったのは、平安時代頃からだそうです。
小さな花には、たくさんの昆虫たちがやって来ます。花期が長いオミナエシは昆虫たちにとって、有り難い存在なのかもしれません。
昨年、ここで見つけた青い蜂・ルリモンハナバチを探して少し粘ってみますが、暑さに我慢できず、今回は断念。(今回の目的の一つだったのですが)


カワラナデシコ(河原撫子)の花もいっぱい!!
日当たりの良い低地や山地の草原・河原でよく見かけますが、秋の七草の1つであるナデシコ(撫子)は本(変)種のことを指すそうです。
花の可愛らしさを愛児にたとえ、「撫でる、愛でる子」の意でナデシコとなったとか・・・・

 

そしてもう一つ。こちらも秋の七草のひとつ、キキョウ(桔梗)の花です。
星形をした青紫色の綺麗な花も綺麗ですが、咲く寸前の蕾も紙風船みたい。最近は園芸種が多くなり、自生地も少なくなったようです。

秋の七草は、オミナエシ(女郎花)・ススキ(芒)・キキョウ(桔梗)・ナデシコ(撫子)・フジバカマ(藤袴)・クズ(葛)・ハギ(萩)ですが、
秋の七草の簡単な覚え方は植物の頭文字から「お・す・き・な・ふ・く・は」と覚えると覚えやすいそうですよ。


「秋の七草園」から、今回の二つ目の目的レンゲショウマ(蓮華升麻)の咲く場所へ・・・・レンゲショウマは、左側の斜面に多く咲いてます。
レンゲショウマのことは、いままで何度か書いてるので、今回は書きませんが、何度見てもユニークな花です。


 

ヒラタアブの仲間でしょうか??


虫よけスプレーを使用しても、体の周りにはやぶ蚊が・・・・

 

国営武蔵丘陵森林公園内の道ですが、南北に4km東西に1km、広さ約304ha(東京ドームの約65倍)という気の遠くなるくらい広大な公園です。



この後、「野草コーナー」からヤマユリが群生してる「ヤマユリの小径」へ行くつもりだったのですが、あまりの暑さで断念。
前回載せた道端に咲くヤマユリで我慢です。

*今日は年に一度の健康診断!! 胃カメラが苦手でいつも悩まされますが、受けてきます。




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