さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ウズラシギ(鶉鴫)

2021年11月10日 | 野鳥

10月25日(曇り)、ほぼ2週間ぶりに沼の様子を見に行ってみました。

ウズラシギが数日前から入ってるとのことで、周辺を探してみますが、いるのはイカルチドリばかり。ヒドリガモの数もだいぶ増えてきたようです。

沼を半周して東側の浅瀬を覗いてみると・・・・いました。1羽のウズラシギが、食事の最中です。

ウズラシギ(鶉鴫)

日本へは春と秋、渡りの途中の旅鳥として飛来します。

体形と羽の色がウズラに似てることからこの名前が付きましたが、どうでしょう?? 羽の色は似ていそうですが、体形は?????

海岸など海辺の近くにもやってきますが、池や沼・田圃などにやって来ることも多く、海無し県の埼玉でも見ることができます。

正面顔はちょっと怖い!!

この日は曇り空。陽が射すともう少し茶色が強くなります。

身体に比べて、大きな足。足の指が長くて、体重を均一にかけられるようになってます。

コガモと一緒に・・・・大きさを比較してみてください。(体長は20cmくらいでしょうか。)

このウズラシギ、一時は2羽来てたようなのですが、私は確認できませんでした。 結構長く滞在していて、11月6日時点で、まだ居ました。

在庫から、名前の由来となった「ウズラ(鶉)」の写真も載せておきます。確かに羽の模様はよく似てますね。

 

 

 

 

 

 

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久しぶりの上野公園散策

2021年11月08日 | 景色

上野東照宮ぼたん苑のダリアの花を撮りながら、苑内でこんな小さな秋を見つけました。

さすがに上野ですね。パンダも・・・・

 

ミニ庭園?

ダリアの花も・・・

涼しげです。

苑の一画にこんな風鈴も・・・

ぼたん苑を出たところから望む「寛永寺五重塔」

「ぼたん苑」を出て、上野公園内をのんびり歩いてみます。

公園内から望む「東京スカイツリー」

帰りに立ち寄ったのは、どら焼きで有名な「うさぎや」です。ここはどら焼きが有名で、いつもお客さんがいっぱい。

大正2年、この地でオープンした和菓子屋さんですが、名物のどら焼きは、しっとりしてて絶品です!!

 

久しぶりの上野の街、コンデジ散策の半日でした。(久しぶりに眠っていたニコンV1を持ち出したのですが、WBの設定ミスで、色味が変?)

 

 

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強風下のノビタキ

2021年11月06日 | 野鳥

「上野牡丹苑」の続きの前に、記事が前後して申し訳ないですが、下書きしてあったノビタキを先に載せますね。

 

10月20日、朝から強い北風の中、気になっていたいつもの田圃まで、ノビタキに会いに行ってきました。

やはりいつもと同じ場所で会っておかないと、気になるもので・・・・

それにしてもこの日は、「木枯らし1号」かと思われるほどの北風で、期待はしてなかったのですが、強風の中、いましたよ!

雄と雌が一緒に・・・雄は夏羽の黒い色が抜けて、下面もオレンジ色に変化してます。さすがにこの風の中では、高い所に留まるのは無理そうです。

土手の低い草むらにいましたが、それでもやはりできるだけ高い所に・・・・お蔭でよく目立ちます。

雌も雄のすぐそばにいました。

ススキ(?)も強い風に大きくたなびいて、白い波のようにうねってます。

2羽は、時々移動しますが、大体こんな位置関係です。

ノビタキ(野鶲)

日本には夏鳥として渡来し、北海道の草原、本州中部以北の高原、九州の高原などで繁殖しています。

平地では、渡りの時に見ることができ、草地、畑地、水田など、いろんなところに出現する人気者です。

直立し、胸を張った姿勢が得意ポーズですが、さすがにこの日は風が強いため、大きく揺れる草の上で、バランスをとるのに苦労してるようでした。

夏は高原のニッコウキスゲ、下界の秋ではコスモスやソバの花に止まるノビタキが特に人気があります。

ノビタキの生態を改めて調べていて、今回、面白い記事を見つけました。山科鳥類研究所などの共同研究によると・・・

日本で繁殖したノビタキの越冬地は中国南部から東南アジア周辺であることが知られています。

その中で、特に北海道で繁殖したノビタキは、本州経由で南下するのではなく、直接大陸に渡ることが確認されたそうです。

「従来日本の渡り鳥は本州づたいに南下して大陸に渡ると考えられていましたが、本研究により、異なる渡りルートの存在が初めて確かめられた。」との事!

「渡り」については、まだ解明されてない不思議なことが多いみたいですね。

この子達も今は越冬地に向けて旅立ったようです。

 

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「上野東照宮ぼたん苑」のダリア

2021年11月04日 | 

10月15日、1年ぶりくらいでしょうか、所用があって上野の街に出かけてきました。

平日の上野公園内は、思ったほどの人出ではなく、のんびりと公園内散策です。

園内の上野東照宮や「ぼたん苑」のことは以前紹介したことがありますが、秋は「ダリア展」が開催されてるようなので、入ってみます。

苑内にはいろんな種類のダリアが!!

 

 

 

 

ダリア以外にこんな面白い花も・・・・「白玉星草(シラタマホシクサ)」初めての花です。

少し調べてみると・・・・・

日本固有種で、東海地方など、一部地域の湿地などに生えるホシクサの仲間だそうです。

名前は、星のような形の花に由来するといわれますが、金平糖のようにも見えるので、別名「金平糖草」とも呼ばれます。

暗い所で見ると蛍が飛んでるようにも見えるそうですよ。

昔は雑草のようにどこにでも生えていたシラタマホシクサも開発による湿地の減少などにより、今では絶滅が心配されています。

弱酸性の水が流れ込む場所でしか生育できないため、自然環境の下では、生育地は限られるとのこと。

最近は、花屋さんでも少量出回ることもあるようですが、鉄分を多く含む酸性土壌を好むことから、育てるのは難しいそうです。

所々に咲いていたホトトギスです。

フジバカマの花にはアオスジアゲハが・・・・アサギマダラだったらいいのに・・・・

ダリアなど秋の花を見ながら、和風にアレンジされた苑内をのんびり楽しんできました。

次回は、苑内で見つけた小さな秋!   ・・・・・・・続く!

 

 

 

 

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ツルシギ2羽

2021年11月02日 | 野鳥

前回の続きで・・・・・・・翌10月11日、ツルシギを確認するために、再び沼へ出かけてみました。

沼の南側の浮島ではセイタカシギ6羽が揃っていたものの、前日見かけたツルシギの姿が見えません。

目的のセイタカシギ2羽は、沼の北東の浅瀬に居ました。 距離は少しありますが、何とか狙えそうです。

この日は快晴でしたが、光は右側からの斜光。  条件的にはあまり良くないのですが、贅沢は言えませんね。

上が気になる? この沼の周辺では、オオタカやチョウゲンボウ、トビなどの猛禽の仲間がやって来ることがあるんです。

アオサギの傍をのんびりと・・・・やはり、かなり大きさが違います。左右に行ったり来たり!

少し近い所に来てくれましたが、もう少し近く来て欲しかった!

北東の浅瀬では、オジロトウネンも・・・・

もちろん、ハマシギもいましたよ。

2羽揃ったツルシギも、この後、抜けてしまったようです。 次は何が飛び込んでくるのか?楽しみです。

 

*今回はコメント欄を閉じてます。

 

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