さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

「新しいBing」が面白い

2023年04月17日 | ひとり言

最近、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」が話題になってますが、今後どのように活用されるのか?

これからいろんな議論を重ねながら、方向性が示されてくるんでしょうね。

そんな中、先月、マイクロソフトのブラウザ「Microsoft Edge」の検索「Bing」が新しく更新され、AIチャット検索ができるようになりました。

すでに活用されてる方も多いと思いますが、今回はこの「新しいBing」が結構面白そうなのでいろいろ試してみました。

3月初めから試験的に運用されていたのですが、今回のバージョンからは正式に使用出来るようになりました。

バージョンアップされた「新しいBing」の右肩のサイドバーに「b」アイコン(赤丸)が追加されてます。

「b」アイコンをクリックすると・・・・・右側にチャット検索のコーナーが開きます。

AIチャット検索部分だけを切り出してみるとこんな感じです。「チャット検索」は赤い四角部分で、「作例」は青い四角部分で切り替えできます。

〇早速「ヒレンジャクの雄と雌の見分け方」をチャットで聞いてみると・・・・答えはこんな風にかえってきます。

「こんにちは、これはBingです。」

ヒレンジャクの雄と雌の見分け方について、ウェブ検索の結果からお答えします。

ヒレンジャクは雌雄ほぼ同色で、全体的に赤紫がかった淡褐色ですが、喉の黒い部分の境目が雄と雌で異なります。
雄は喉の黒い部分の境目がはっきりしており、雌はその境目が不明瞭にぼやけています。また、初列風切に白斑があるのも雄の特徴です。

参考になれば幸いです。

 

質問を少し変えて追加で、「ヒレンジャクの初列風切り羽、雄と雌の違い」と聞いてみると・・・

ヒレンジャクの初列風切り羽の雄と雌の違いについて、ウェブ検索の結果からお答えします。

ヒレンジャクは雌雄ほぼ同色となっていますが、初列風切り羽には雄と雌で異なる特徴があります。
それは、初列風切り羽の各羽の先端がL字状に白い部分があるかどうかです。
この白い部分は、成鳥のオスだけに見られるもので、メスや若い個体にはありません。
したがって、初列風切り羽の先端に白い部分がある個体はオス、ない個体はメスまたは若い個体と判断できます。

今までの検索機能は、参考になるサイト情報が示されただけなのですが、AIチャット検索ではAIが自分で情報を分析して回答してくれます。

話題の「チャットGPT」では、AIが考えた答えだけしか出てこないようですが、このBingのAIチャット検索では、
参考にしたサイトも参考表示してくれるので、あとで自分で情報内容を確認できます。

 


〇次に文章作成を依頼してみます。

「娘の結婚式に送る父親のメッセージ」作成を依頼してみると・・・・

娘よ、今日はおめでとう。あなたが生まれてから、私はいつもあなたのことを誇りに思ってきた。
あなたは素直で優しくて、努力家で、美しい女性に成長した。あなたが選んだ相手も、あなたを大切にしてくれる素晴らしい人だと思う。
私はあなたの幸せを心から願っている。これからも変わらずに、あなたらしく生きてね。私はいつでもあなたの味方だよ。
父より。

 

ちょっと文章がおかしいですが、条件を変えていろいろ次々質問をしてみると、回答内容が精査されていくようです。

 

さらに、先日のバージョンアップで追加されたのは、「Image Creator」という機能です。

1枚目の画像の青丸部分のアイコンをクリックすると、次のような画面が右側に表示され、依頼したイメージデザインが表示されます。

今は英語だけの対応になってるので、「songbird flower」・「bird and flower」と入力してみると、綺麗なイメージデザインが表示されます。

少し時間がかかりますが、AIが作成したデザイン画像です。もちろんそれぞれダウンロードできます。

所有権(使用権?)は「Bing」になってるようなので、このまま転用したりすることはできませんが、
いろんなイラストチックなデザインをAIに創ってもらって、個人的に楽しんでみることはできそうです。(使用には要注意!)

4月のWindows 11(22H2)の定例アップデートでは、タスクバーの検索コーナーにも「b」アイコンが表示されるようになりました。

このAI機能はこれからも学習を繰り返しながら、精度が高くなっていくと思われますので、上手く活用したいものです。

 

 

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足元も春の花がいっぱい

2023年04月15日 | 

3月31日に続いて、4月4日、再びK自然観察公園へ花撮りに・・・・・

この日もウグイスの鳴く声が園内のあちこちで聞こえます。

最初に見つけたのは、中国原産の帰化植物セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)です。以前載せた秋ヶ瀬公園のものより色が薄いようです。

すぐ傍ではヤマブキ(山吹)の花。

ムラサキケマン(紫華鬘)の花は園内のあちこちで見ることが出来ます。右の写真はニョイスミレ(如意菫)

ニョイスミレは花札が立ってなければ名前は分からなかったでしょうね。

 

カントウタンポポがたくさん咲いてる中に、シロバナタンポポ(白花蒲公英)も!

ツバメシジミ(燕小灰蝶)です。

ツバメシジミによく似てますが、こちらはお馴染みのヤマトシジミ(大和小灰蝶)

春型のベニシジミ(紅小灰蝶)も元気です。

もちろんツマキチョウ(褄黄蝶)もいましたよ。ここで今年2回目の出会いです。

この公園も、いろんな野草が咲き始めて、虫たちの世界もこれから賑やかになりそうです。夏鳥も期待したいですね。

 

 

 

 

 

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まだ居たヒレンジャク

2023年04月13日 | 野鳥

4月3日、冬鳥もすっかりいなくなって閑散期に入ったと思っていたA公園。

林の中ではオオタカの甲高い鳴き声が聞こえますが、枝かぶりばかりでいい所に姿を見せてくれません。

鳥撮りさん達が集まってる所には、なんと、まだヒレンジャクが逗留してました。桜も散ったこんな時期まで・・・・・

今年は1か月半ほど逗留してることになります。 大木の幹に巻き付いたキズタ(木蔦)の実(?)に5~6羽くらいいるでしょうか。

キズタのドングリのような小さな実を口いっぱいに・・・・キヅタ(木蔦)の実は、旅立ち前のレンジャクたちが大好物だとか!

ヤドリギの実が少なくなったので、このキヅタの実に群がってたようです。

さらに高い所にもいました。

残念ながらキレンジャクの姿はこの日も確認できませんでしたが、中に混じっていたのかもしれませんね。

それにしても、こんなに長逗留していたことも驚きでしたが、今年は、全国的にレンジャクの当たり年。

来年もこれくらい来てくれればいいのですが・・・・・名残りのヒレンジャクでした。

 

 

 

 

 

 

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春の妖精ツマキチョウ

2023年04月11日 | 写真

そろそろ春の妖精の一つツマキチョウ(褄黄蝶)が姿を見せ始める頃・・・・

3月31日、朝から気持ちの良い快晴日、K自然自然観察公園にツマキチョウ探しに出かけてみました。

ウグイスの鳴き声を聞きながら、園内を散策してると、モンシロチョウやキチョウに混じって数頭のツマキチョウが飛び回ってます。

しかし、なかなか花に止まってくれる様子はなく、ただただじっと我慢・・・・・時間だけが過ぎていきます。

しばらく我慢して待ってると、やっと雌の方がカラスノエンドウや菜の花に止まってくれました。

ツマキチョウのことは過去何度か書いてきましたが、モンシロチョウより一回り小さな蝶で、早春のこの時期にだけ見れる綺麗な蝶です。

このツマキチョウは年に一度、早春にだけ発生する蝶で、成虫が現れる時期が限られていて「春の妖精」にふさわしい蝶といえます。

タンポポの花に止まった雌(下)に雄(上)が大接近。 ツマキチョウも恋の季節です。

振られたかな??

そのうち、雄の方も止まってくれるようになりました。花の名前は???ですが、この白い花が好きなようです。

このポイントは「蝶の道」になってるのか、何度も複数のツマキチョウが行ったり来たりしてくれるため、我慢のし甲斐があります。

前翅の先端がかぎ状で、裏側の草摺(くさず)り模様が特徴です。雄の翅の先端部は橙色(黄色)で飛んでる時でもよく観察してみると確認できます。

このツマキチョウ、モンシロチョウに似ていて気が付かないことが多いですが、菜の花畑や公園など案外身近なところ出会えるかもしれませんよ。

 

 

 

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久し振りの伊佐沼

2023年04月09日 | 

3月30日午後から、伊佐沼周辺の桜を見に行ってみました。

すぐそばを車では何度も通っていたのですが、沼の周辺を歩くのは2か月ぶりくらいでしょうか。

平日なのですが、春休みで桜見物の人たちが多く、西側と北側の駐車場は満杯。

東側の駐車場に車を止めて、沼の東側をのんびり散策することにします。(午後はこちらからは逆光になります。)

西側の車道沿いには見事な桜のトンネルが続いてます。

まだオオハシシギが残ってると聞いていたので岸辺を探してみるも見つからず。遠くの水面にはコガモとヒドリガモが残ってます。

駐車場横の空き地にはレンゲ(蓮華・蓮花)の花

道端にはヤグルマソウ(矢車草)

シロスミレ(白菫)?の群生やツクシ(土筆)の姿も・・・・

 

結局、この日は遠くにいるタシギを確認できただけで、オオハシシギの姿は最後まで確認できませんでした。

4月6日午前中、時折小雨が降る中、再び訪れてみましたが、川の水門が開かれて、水位がかなり上がってきてます。

川からはたくさんのフナたちが入ってきて、間もなく産卵が始まるのかもしれません。これからしばらくの間は、太公望さんの世界です。

大量に入り込んできた鮒をスマホで撮ってみましたが、分かりますか??

*今回はコメント欄を閉じてます。

 

 

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