さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

武蔵丘陵森林公園の野草

2023年04月07日 | 

前回の続きです。

西口広場から中央レストランへ・・・・ちょっと早めの昼食です。 前回来た時と同様、今や名物(?)になったピッツァを注文。

マルゲリータとクアトロフォルマッジが美味しかった~! (食べる方に夢中になってピッツァの写真を撮るのを忘れてました。)

中央レストランで食事を終えた後は、「野草コース」へ向かいます。のんびり歩いて20分ほど?

野草コースでは、すでにカタクリやセツブンソウの花はなく、イカリソウ(錨草)が見頃になってました。

イカリソウ(錨草)

北海道南部から本州・四国・九州の、主に太平洋側の平野部や低い山地に分布する落葉多年草です。

花の形が船の錨に似ていることからこの名前が付いたそうですが、花だけでなく、葉っぱにも特徴があります。

葉の裏面には毛があり、3つに枝分かれした先に3枚ずつつけることから、別名で「三枝九葉草」と呼ばれるそうです。

また、地方によって、カグラバナ、ヨメトリグサともよばれるとか。

イカリソウの近くには、トキワイカリソウ(常盤碇草)も咲いてます。

トキワイカリソウ(常盤碇草)

本州の北陸地方から山陰地方の日本海側の温帯から暖帯に分布し、多雪地の山野の林に見られる常緑の多年草です。

イカリソウの多くの種と違い、葉が落葉しないで翌年まで残ってるそうです。

シャガ(射干、著莪、胡蝶花)と八重のニリンソウ(二輪草)(花茎が1本だったのでイチリンソウと思ったのですが、葉の形状はニリンソウ?)

八重のニリンソウ(?)は初めての出会いでした。

 

ヤマブキソウ(山吹草)

花の色がヤマブキに似ていますが、花弁は4枚で長さ3~4cmほどの花です。ヤマブキとは科も違い分類上も関係ないとか。

本州から九州に分布しますが、野生は数が減少しており、自治体によっては絶滅危惧種に指定されていることもあるそうです。

「野草コース」の入り口にはたくさんのヒトリシズカ(一人静)が咲いてました。

ヒトリシズカ(一人静)

静御前が一人で舞ってる姿に似てることからこの名前が付いたそうですが、森林の湿った場所に見られる多年草です。

センリョウの仲間ですが、白いブラシのような形の花が、若葉に包まれて開花する様子は、ほんわかした童話を感じさせます。

ちょっと変な形の葉っぱはヤブレガサ(破傘)

本州から九州の山地の林などに生える多年草で、花期は7〜10月です。花より新芽が人気の野草というのも面白いですね。

若葉が出たときに、葉がすぼめた傘のような形になり、破れているように見えることからこの名前が付いたそうです。

この「野草コース」にはその他にもたくさんの野草がこれから咲き出すので、今年も何回か通うことになりそうです。

「野草コース」を見終えて、中央口まで戻ることにしました。

果たして、歩数は???・・・・・・・・・・1万歩越え達成です。(女房殿と歩幅が違うのか?残念ながら私は少し足りませんでした。)

 

 

 

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満開のチューリップ

2023年04月05日 | 

3月29日、急に思い立って、国営武蔵丘陵森林公園へウォーキングを兼ねて女房殿と花見に出かけてみました。

今年はカタクリの花のタイミングを外してしまったのですが、チューリップの花が満開でした。

いつもの通り中央口から入って・・・・快晴の中、植物園を経由して「こもれび花畑」へ向かいます。この日の目標は1万歩越え。

園内の桜は散り始めてましたが、そんな桜を横目に見ながら、中央口から「植物園」まで約15分ほどの上り坂。久しぶりのだらだら坂はきつい!!

「こもれび花畑」ではチューリップが見頃を迎えてました。

冷蔵処理をして開花時期を早めたチューリップです。今年は例年より多い12品種、合計約1.8万球が植えられてるそうです。

園内のあちこちでこんなスミレの花が咲いてます。種類は??

こちらはちょっと違う種類??タチツボスミレ???

チューリップを見た後は、西口広場まで約20分ほどのウォーキングです。 西口広場の花畑ではネモフィラが養生中で立ち入り禁止。

4月1日から一般開放され、4月10日ごろから下旬までが見頃とか・・・・・

そろそろお昼に近づいてきたため、中央口近くにある中央レストランまで戻ることにします。・・・・・・続く!

 

 

 

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さくら巡り3(見沼自然公園)

2023年04月03日 | 

3月27日、朝からどんより曇った日でしたが、見沼自然公園の桜を見に出かけてみました。

見沼自然公園の北側では、見沼代用水沿いに桜並木が続いてます。

2枚の写真をパノラマ風につないで、曇天の空を青空に加工してみると、こんな感じです。晴れ日だとこんな光景が期待できたのですが・・・・・

前日までの雨で駐車場では水たまりにも桜

ピンクと緑っぽい桜が一緒。右の桜は御衣黄でしょうか???

公園の中から見た桜並木です。

桜並木は公園からさらに南に向かって続き、全長3キロほどあるでしょうか??

園内にある釣り池です。

曇天日の中の花見でしたが、ソメイヨシノは満開でした。見沼代用水沿いにはこんな桜並木が点在していて、地元の人たちの花見スポットです。

 

 

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オオタカも恋の季節?

2023年04月01日 | 野鳥

ブログの下書きをしたまま、掲載するのを忘れてた~!!

そこで、今回は暦を2月まで戻すことにします。

2月某日、林でオオタカが飛び回ってる様子。 カラスにモビングされながらも、猛然とカラスに攻撃を仕掛ける姿も確認されました。

少し前からオオタカの姿は確認していたのですが、この日は写真に撮るべくしばらく待機してみます。

雄らしきオオタカが足に餌を捕まえたまま戻ってきて、林の中へ・・・・・雌へのプレゼントか?? 林の奥では大きな鳴き声!!

そのうち、1羽が林の奥から出てきて近くの枝にとまったのを確認。雌??  ペアリング中なのでしょうか。

少し回り込んでみます。

気が付かれた??

ここで、今回はオオタカを含めた猛禽類について調べたことを少し載せてみたいと思います。

そもそも猛禽類とは、鋭いツメとクチバシでほかの動物を補食する鳥類のことをさしますが、日本で代表的な猛禽類としては鷲・鷹や梟などでしょうか。

鷲・鷹の仲間は、国内で29種(亜種を含めると35種)ほどが観察されているそうですが、環境の変化などで、全国的に数が減ってきてるようですね。

鷲と鷹の区別は明確なものはなく、タカ目タカ科に属する鳥の中で、鷲は比較的大きいものを指します。(鷲より大きな鷹もいますが・・・・)

いずれにしても、日本において、生態系の一つの頂点に君臨するのが、鷲や鷹などの猛禽類であることには間違いありません。

中でも、オオタカは鷹の代表選手とも云われるほど有名で、ハンターとして優れているため、昔から鷹狩りなどにも使われました。

先に、ワシタカ類は数が減ってきてる種類が多いと書きましたが、このオオタカは保護活動が進んだこともあって、最近は数も増加傾向にあります。

街中近くで見れるチョウゲンボウやツミと同様、みんなの人気者です。

オオタカ(蒼鷹・大鷹)

オオタカは、北半球の広い地域に分布していて、多くは生息地に留まる留鳥です。

名前は、羽の色が青みがかった灰色をした鷹を意味する「蒼鷹(アオタカ)」に由来するもので、大きいタカという意味ではありません

繁殖期になるとアカマツや杉の木に巣を作ることが多く、以前使った巣を再利用することも!!

また、一説では、雄と雌のペアの関係は一生続くと云われてますが、結構、浮気者も多く、毎年相手を変える個体も多いとか・・・・

通常3~4月に番になり、営巣が始まります。このオオタカも、ペアリングは終わったようで、間もなく営巣が始まるのかもしれませんね。

エンジェルポーズも枝の中ではね!

暫くすると、飛び立って・・・・

野鳥たちもそろそろ子育てに季節、たくさんの雛たちが巣立ってほしいものです。

 

 

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