1月の終わりの週末に、1泊で奈良に行ってきました。奈良市内にある若草山では、毎年1月の第4土曜日に山焼きが行われます。
若草山の山頂にある鶯塚古墳に葬られた霊魂を鎮める祭礼として、若草山に隣接する東大寺・興福寺と奈良奉行所が立ち会い、山を焼くようになったのだそうです。
若草山には以前、ハイキングで登ったことがあります。その際、毎年1月に山焼きが行われていることを知り(当時は神事とは知らなかったのですが)一度見てみたいと思っていました。
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今年の山焼きは1月25日の土曜日。朝8時頃に東京の自宅を出発し、12時に奈良に住む息子と待ち合わせました。
まずは情緒ある町屋の街並みが残る「ならまち」へ。この日、昼食を予約していた「粟 ならまち店」を訪れました。
築140年の町屋を改装した古民家で、大和牛や大和伝統野菜など、奈良県産の食材を使った心づくしの料理が楽しめます。この日は2階のお座敷で、奈良の地酒とともに「収穫祭御膳」をいただきました。
籠に盛られた、大和伝統野菜を使った料理の数々。白和え、酢味噌和え、さつまいものレモン煮、おひたし、里芋の田楽など、どれも繊細な味付けで、野菜本来の美味しさを堪能できました。見た目も美しく、心躍るひと皿ひと皿でした。
こちらは「大和牛3種盛り」です。右から、しぐれ煮、ローストビーフ マスタードソース、じゃがいもとランプステーキ バルサミコソース。どれも甲乙つけがたい美味しさでしたが、特にローストビーフが気に入りました。
左は、粟餅と原木きのこなどの野菜を吉野葛あんで和えたもの。右は、紅くるりという赤大根とブロッコリーの天ぷら。岩塩でいただきます。
右から、大和芋のお味噌汁、片平あかねという細長い赤カブのお漬物、古代米と奈良のお米をあわせて炊いたご飯。
どれも、ほっとする優しい味わいでした。
デザートは、生姜のカヌレと奈良のいちご。奈良といえば柿が有名ですが、最近はいちごの生産にも力を入れているようで、今回の旅ではいちごを使ったお菓子もたくさん見かけました。
コーヒーとともに、ゆったりとした時間を楽しみました。
ならまちには、趣のある町屋がそこここに残っています。何気なく歩いていると、有形文化財のプレートがついている建物もありました。
「田村青芳園茶舗」という素敵なお茶のお店を見つけました。店先まで、茶葉を焙煎する香ばしい香りが漂っています。思わず引き込まれ、煎茶を購入しました。
あ、奈良の山焼きの旅ね!楽しみにしてました‼
こんな素敵な町並みに、ぴったりな収穫祭御膳🎵お店のチョイスがさすがだわ☆
その中でも粟餅っていうのが気になるわ。前にパパが粟を作ってせっせと収穫を手伝ったけど、食べる方法が中々考え憑かなかったの。お持ちにするのね…
いつか奈良も旅行したいとずっと思っているので、これは是非参考にさせて頂くね☆メモメモ
奈良旅ですね。
息子さんと会う機会も持てるし、奈良観光も出来て良いなー♪
風情あるお店に、お料理少しづつ盛られていて、こういうの大好き。
>ならまちには、趣のある町屋がそこここに残っています。何気なく歩いていると、有形文化財のプレートがついている建物も・・
そういう処ソソられちゃうわ。
奈良は修学旅行1回しか行ったことがないので、行ってみたいなー。
そうなんです。先日お話した奈良旅行です。
ほんとうはその前に2つ書いていない旅行記があるのですが、先に奈良を書くことにしました。
京都に比べるとかなりこじんまりとしていますが、奈良にも町屋の街並みがあるのですよ。お料理も奈良の食材を使っていて、美しく、おいしかったです。
粟餅は調べたところ、もち米ならぬ、もち粟と言うのを使って作るみたいですね。
ふつうの粟は白米といっしょに炊いたり、スープに入れてもよさそう。クスクスみたいな感覚でいただけそうですね。
奈良は日本最古の都で、素朴ながらも歴史の重みがそこここに感じられる場所です。
いつか是非奈良の魅力を知っていただけたらうれしいです。
奈良は私も修学旅行以来訪れていなかったのですが、ご縁ができて、頻繁に訪れるようになって、奈良の魅力を再認識するようになりました。
こちらのお店は内部は遠慮して写真を撮らなかったのですが、昔ながらの商家の作りなのかしら? 坪庭もあってとても趣がありましたよ。
私もこういう、土地のお料理を少しずついただくのは大好きです♪