世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

区議会第4回定例会・最終日

2007年12月07日 | 議会報告
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今日は朝10時から「議会運営委員会」があり、午後1時から
本会議が行なわれ、今年最後の議会が、今日やっと終了しま
した。(審議案件一覧はこちらです)

今議会は、重要な議案がたくさんあって、対応が大変でしたが、
共産党が出した議員提出議案を除くすべての案件が賛成多数
で可決されました。

それにしても、今日、改めて、委員長報告を聞いて、福祉保健
委員会での「保育料の見直し」に関する「民主党・無所属連合」
の意見、あんな間違いが議事録に残ったままで平気なのだろう
か…と、他会派のことながら恥ずかしくなりました。

「そもそも保育というものは、児童福祉法第24条の規定、児童の
保育に欠けるところがあると認めるときは、それらの児童を保育
所に入所させて保育する措置をとらなければならないとある通り、
自治事務である」

…と始まったのが、民主党・無所属連合の意見。

保育が措置から契約へ、と大きく変わったのは1998年のことです
から、もう10年近くも前のことです。

現在の児童福祉法第24条は「児童の保育に欠けるところがある
場合において、保護者から申込みがあったときは、それらの児童
を保育所において保育しなければならない」と変わっています。

こんな間違った認識をベースにして議案の審査を議論していた
とは?!

そんな基本的な知識もないままに、保育サービスや子育て支援
のことを語っていたのでしょうか?!

他会派のことをとやかく言うつもりはないのですが、でも今回の
ことは、「区民に対して」「議会として」恥ずかしい…っていうか、
そんないい加減なことでは議員としての責任が果たせないの
ではないか、と感じました。

そんな議事録が残ったまま「世田谷区議会第4回定例会」が終了
しました。

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