(一緒に視察したメンバー。左から、田中優子、滝沢泰子・江戸川区議、
高森信子先生、田中朝子・杉並区議、江口友子・平塚市議)
今日は、NPO法人「世田谷さくら会」が主催する「家族SST」
(ソーシャル・スキルズ・トレーニング Social Skills Training)を視察
させていただきました。
※ソーシャルスキルズトレーニング (Social Skills Training:SST) とは、
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の医学部精神科のロバート・リバー
マン教授(Robert Paul Liberman)(1937 - )が考案したもので、困難を
抱える状況の総体を「ソーシャルスキル」と呼ばれるコミュニケーション
技術の側面からとらえ、そのような技術を向上させることによって困難さ
を解決しようとする技法である。統合失調症の治療から学校教育にまで
幅広く利用されている。(ウィキペディアより)
「世田谷さくら会」とは、精神に障害を持つ人の家族が、病気を理解し、
回復と社会復帰を願って、1967年に設立された家族会です。
講師の高森信子先生によるSSTは、感情表現を豊かにする訓練となる
ゲームをやったり、家族一人ひとりの悩み・苦悩を聞いて、そんな場合
はどのように対処したらよいかを、参加者同士でロールプレイしたり、
話し合ったり、と、進められていきました。
高森先生のアドバイスやお話は、一つひとつ頷けるもので、この講習会
は、精神障がいの方だけでなく、健常者にも全く当てはまるものだなぁ、
と思いました。
つまり、人と人とのコミュニケーション能力を高めることで、自分以外の
人の考えを(たとえ違う意見や価値観であっても)理解することが出来る
ようになる、そのためのトレーニングなんですね。
それには、まず、相手の言っていることを認めてあげる(反復する)こと。
自分の意見を言う(説教する)前に、相手の気持ちを受容すること。
「相手の都合を考えて、相手の想いを知って、自分のメッセージはその
後で伝える」ということを学びました。
「認める」「褒める」ことの大切さも、今一度、認識しました。
最初にも書きましたが、「ああ、これって、精神障がいの方(とその家族)
向けというより、誰にでも当てはまることだなー」と思いました。
特に、子育てにおいては「全く同じ!」と思った次第です。
大変勉強になりました!!
今回参加させていただいたのは、「地域の自殺対策を推進する地方
議員有志の会」で一緒に活動しているメンバーですが、全員が、「参加
させていただいて本当によかった!とても勉強になった!」と言って
いました。
ご家族の苦労、苦悩はいかばかりかと思いますが、このような「悩みを
共有する場、情報交換ができる場、新たな知識や適正なアドバイスが
もらえる場、気持ちがわかちあえる場」というのは、大変貴重な場だと
思います。
世田谷だけでなく、他の市区町村にお住まいの方も参加されていらっ
しゃいました。
福祉の大きな一端を担ってくださっているNPO法人に対して、行政として
はどのような支援ができるのか、私も議会の立場から考えてみようと思い
ます。
最後に…、
高森信子先生、優しさにあふれ、しかしものすごいエネルギーをお持ちで、
3時間半の講習会をほとんど立ったままこなしていらっしゃって、本当に
すごい方だと思いましたが、お年を伺ってさらに驚き!!
私の母よりも年上だったのです。
人は、社会で必要とされることで、これほどまで生き活きと輝けるもの
なんだなぁ…と、改めて感じました。
私も、あんなふうに年齢を重ねられたらいいな、と、憧れでもあります。
高森先生、「世田谷さくら会」の皆様、ありがとうございました。
高森信子先生、田中朝子・杉並区議、江口友子・平塚市議)
今日は、NPO法人「世田谷さくら会」が主催する「家族SST」
(ソーシャル・スキルズ・トレーニング Social Skills Training)を視察
させていただきました。
※ソーシャルスキルズトレーニング (Social Skills Training:SST) とは、
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の医学部精神科のロバート・リバー
マン教授(Robert Paul Liberman)(1937 - )が考案したもので、困難を
抱える状況の総体を「ソーシャルスキル」と呼ばれるコミュニケーション
技術の側面からとらえ、そのような技術を向上させることによって困難さ
を解決しようとする技法である。統合失調症の治療から学校教育にまで
幅広く利用されている。(ウィキペディアより)
「世田谷さくら会」とは、精神に障害を持つ人の家族が、病気を理解し、
回復と社会復帰を願って、1967年に設立された家族会です。
講師の高森信子先生によるSSTは、感情表現を豊かにする訓練となる
ゲームをやったり、家族一人ひとりの悩み・苦悩を聞いて、そんな場合
はどのように対処したらよいかを、参加者同士でロールプレイしたり、
話し合ったり、と、進められていきました。
高森先生のアドバイスやお話は、一つひとつ頷けるもので、この講習会
は、精神障がいの方だけでなく、健常者にも全く当てはまるものだなぁ、
と思いました。
つまり、人と人とのコミュニケーション能力を高めることで、自分以外の
人の考えを(たとえ違う意見や価値観であっても)理解することが出来る
ようになる、そのためのトレーニングなんですね。
それには、まず、相手の言っていることを認めてあげる(反復する)こと。
自分の意見を言う(説教する)前に、相手の気持ちを受容すること。
「相手の都合を考えて、相手の想いを知って、自分のメッセージはその
後で伝える」ということを学びました。
「認める」「褒める」ことの大切さも、今一度、認識しました。
最初にも書きましたが、「ああ、これって、精神障がいの方(とその家族)
向けというより、誰にでも当てはまることだなー」と思いました。
特に、子育てにおいては「全く同じ!」と思った次第です。
大変勉強になりました!!
今回参加させていただいたのは、「地域の自殺対策を推進する地方
議員有志の会」で一緒に活動しているメンバーですが、全員が、「参加
させていただいて本当によかった!とても勉強になった!」と言って
いました。
ご家族の苦労、苦悩はいかばかりかと思いますが、このような「悩みを
共有する場、情報交換ができる場、新たな知識や適正なアドバイスが
もらえる場、気持ちがわかちあえる場」というのは、大変貴重な場だと
思います。
世田谷だけでなく、他の市区町村にお住まいの方も参加されていらっ
しゃいました。
福祉の大きな一端を担ってくださっているNPO法人に対して、行政として
はどのような支援ができるのか、私も議会の立場から考えてみようと思い
ます。
最後に…、
高森信子先生、優しさにあふれ、しかしものすごいエネルギーをお持ちで、
3時間半の講習会をほとんど立ったままこなしていらっしゃって、本当に
すごい方だと思いましたが、お年を伺ってさらに驚き!!
私の母よりも年上だったのです。
人は、社会で必要とされることで、これほどまで生き活きと輝けるもの
なんだなぁ…と、改めて感じました。
私も、あんなふうに年齢を重ねられたらいいな、と、憧れでもあります。
高森先生、「世田谷さくら会」の皆様、ありがとうございました。