世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

雑誌の取材

2008年08月15日 | 議員活動
       

今日は、『海外子女教育』という雑誌の取材を受けました。

   

この雑誌は、「海外子女教育振興財団」が発行していますが、
主に海外駐在員の家族を対象とした教育情報誌だそうす。

今回、取材を受けたのは10月号の「働くママ」の特集。

駐在員の妻として赴任し、帰国後、赴任中の経験を生かして
(きっかけにして)働いている方を取材し、現在、海外赴任中の
妻である女性たちに元気を与えられるようなものにしたい、と
いうのが目的だということでした。

その企画が持ち上がったきっかけには、「赴任中の妻の中には、
今、専業主婦であることに焦りを感じている人が結構いる」という
実態がある、とのこと。

わかる、わかる!!

帰国したら何をしたらいいんだろう?
仕事をやめてしまって、復職の道はあるだろうか?

等々、焦りと不安がいっぱいなのが、駐在員の妻、という一面
がありますよね。

私も、(夫の駐在が終わり)「日本に本帰国」と言われた時は
呆然としてしまいましたから。

ちょうど、タイ(バンコク)で日本語教師として5年が経ち、仲間
も増えて「日本語教育セミナー」も立ち上げて軌道に乗ってきた!
これから!というところだったので、なおさら、「日本に帰国した
ら何をしたらいいんだろう?」という不安な気持ちが募っていま
した。

また、バンコクでの仕事が断ち切られてしまうことが残念で、
本当に悲しかった…。

正直「配偶者の都合に振り回される人生なんてやだなー」とも
思いました。

いや、しかし、バンコクで過ごせたのも配偶者の都合のおかげ。
そんなふうに考えてはいけない!と言い聞かせたり。

とにかく、日本に帰国しても、またなんとかしてできるだけ早く
タイに行くんだ!と思っていました。

そんな(私が帰国を嘆いていた)時、友人からの手紙に「日本
は日本でなかなか住みやすいし、いいことあると思うよ」とあり、
「今はそんなふうに思えないけれど、それもそうかな」と思うよう
にしました。

さて、あれからなんと18年。

今も、タイは大好きで、私にとっては大切な第二の故郷ですが、
でも、タイに住みたい、とは思いません。

遊びに行くのはいいけれど、やっぱり住むのは日本がいいな、
と。

今の私の仕事は、日本の世田谷区に住んでいなければでき
ない仕事だから、ということも関係しているのかもしれませんが。

今日、取材でお話ししたことが、どれほど役に立つかわかり
ませんが、とにかく、いつでも自分がやりたいこと(何をやり
たいのか)を意識してアンテナを張っておくこと、と、そのことに
関して情報発信(アピール)しておくこと、が大切だと思います。

どんな出会いが、人生を拓いてくれるかわかりません。
“海外ならではの人脈” も、大切にしましょう!

駐在員の妻である女性たち、応援しています!!

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