「みのもんた朝ズバッ！」でも、選管の報酬、月額はおかしい！

今朝の「みのもんたの朝ズバッ！」で、「選挙管理委員の報酬が月額なのは
おかしい！」ということが取り上げられていたの、ご覧になった方、いらっしゃい
ますか？

番組はまさに、先週の金曜日の本会議で、私たち8名の議員（おおば正明、
上杉ひろゆき、風間ゆたか、木下泰之、小泉たま子、重政はるゆき、田中優子、
中村こうたろう）が「議員提出議案」を出して、世田谷区議会「企画総務委員会」
で審議された問題提起そのものです。（世田谷区議会では否決されてしまい
ましたが…）

「朝スバッ！」では、都道府県の選挙管理委員の報酬のことが取り上げられて
いましたが、これは、地方議会（市区町村）でも同じ構造、同じ制度です。

どう考えてもおかしい！だから改善したい！そのためには条例改正が必要！
なのです。

多くを語らなくても、画像を見ていただければ、その問題点が明らかになる
ことと思います。


この通り、「地方自治法」の本来の原則に戻るべき、というのが私たちの主張
です。


神奈川県では、松沢知事からして、疑問を呈し、改善をはかるよう命じている
んですね。




世田谷区の場合、選挙管理委員会の定例会は月3回。
（1回30分～1時間以内で終了しています）

臨時会も、昨年度は1回のみ。選挙がある年でも多い年で7回程度です。
他の会合に出て行く仕事もあるとはいえ、年間で、委員長が55回、委員が46回。

やはりこれで「常勤」の実態があるとは言えないと思います。


世田谷区では、委員長が月額29万4000円、委員長職務代理が25万5000円、
委員が24万4000円です。この他に、1回につき6000円の費用弁償が支払われ
ます。


委員会に出なくても全額もらえるのは、世田谷区の選管も同じ。






神奈川県では、知事自らが提案しているのでいいですが、世田谷区の場合、
予算委員会で他会派が質問して明らかになったのですが、「区長（行政側）
が率先して条例改正をしようという発想はない」、「議会の議論を聞いて」と
いう姿勢です。

だからこそ、今回、私たちが議員提案をしたように、議会としての動きが
必要なのです！




今回の条例改正案に関しては、荒川区議会において予算委員会で問題提起
した小坂英二議員からも参考にしたい旨の連絡がありました。

小坂議員といえば、「ブログ村～政治家（市区町村）ランキング」でダントツ1位！
の有名な議員！！

その小坂議員の3月30日のブログに世田谷区議会の件が取り上げられています。

それにしても、荒川区議会では、テレビカメラが委員会に入ることを拒否する、と
いうのですが、何か不都合があるのでしょうか？

世田谷区議会では、先日の「企画総務委員会」での審査の様子もすべてカメラ
撮影がなされていました。（たしかに、緊張しますけれどねー）

こうして、地方議会から、改善すべきことを提案していく、流れを作っていくこと
の大切さを、また改めて感じているところです。

田中優子が主張している「市民感覚で議会を変える！」、これが大事だと思って
います。


　　 　 　 　
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選管報酬の見直し議案の件、『都政新報』に載りました！

もう繰り返さなくても、この記事を読んでいただければ、今議会で提案
した理由、他会派の議員の様子などがわかると思います。

この「選管委員報酬見直しの議案」は、23区初！のことですし、今回は
否決されましたが、ものすごく大きな一石を議会に投じたと思っています。

そして、この件は、決してこれで終わりではなく、次回の区議会定例会に
向け、更なる提案ができるよう、議論を始めていることをご報告いたします。





　　 　 　 　
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