以下は、3月17日の産経新聞の記事です。
「ええーっ?!いまどき、喫煙が許されている議会があるの?!」と驚き
ました。
23区では渋谷区だけ。
以前は、世田谷区議会でも、委員会室に灰皿が置いてあったそうですが、
現在は「会議規則により禁煙」と、改善されています。私が議員になった
10年前には灰皿はすでにありませんでした。
このように新聞記事となったことで、渋谷区でも是正されているかもしれ
ませんが、どうなんでしょう。
さて、もうひとつ、驚きの議会、江戸川区。
以下は、私の友人でもある上田令子江戸川区議の議会での討論内容。
■東京23区の区議会議員の議席数は913。在職数904人の議員がいます。
このほぼ全員が、選挙で選ばれた区民の代表としての責務を果たし、任期
中に予算特別委員会、決算特別委員会に出席し審査に関わっています。
■しかし、904人のうちたった二人の議員だけが、任期中にどちらの特別
委員会にも出られないという大変異質な議会があります。この議員はいずれ
も、同じ自治体に属しています。それは、この江戸川区議会であり、2/904
とは、田中けん議員と私上田令子です。
■人口規模からすると23区で4位の大都市でありながら、企業に例えれば、
経営の根幹を揺るがす重要な取締役会議に取締役を出席させないという
社会通念上理解に窮する状態にあります。
■大切な税金の無駄遣いを監視するために、区民から少なからぬ報酬を
いただいて、我々議員が存在します。そして予算のチェックこそが議員の
もっとも重要な責務であります。その重要な責務を果たせないことに対し、
私は区民に対して申し訳ない思いでいっぱいであります。
■そのような、異常な条件下において、区民の代表としの任務を果たし、
議員固有の発言権を行使すべく活路を見出し、予算特別委員会の委員外
議員発言の通告をしましたが、信じがたいことに却下されました。せめて
公式に資料請求をと試みても資料の請求権すらありません。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
ちなみに世田谷区議会は、予算特別委員会は、“議長を除く全議員が委員”
です。
そして、全議員の持ち時間が一人8分、と、平等に割り振られています。
(会派を組んでいる場合は、8分×人数分、の時間となります)
先日のテレビカメラにしても、荒川区のように拒否する議会もありますが、
世田谷区議会では委員会の審議も撮影が許可されました。(もちろん、
きちんとしたテレビ局ではなくて個人的な撮影隊のようなものであれば
問題だと思いますが)
旧態依然としたやり方は、必ず淘汰されていくことと思います。
でも、その(改善される)過程の段階、渦中にいる状況というのは、とても
厳しいものがあるでしょうね。
世田谷区議会だって、最初から今のように民主的なやり方だったわけでは
なく、いろいろな過程を踏んで、少しずつ今の土台が出来上がってきた、
と聞いています。一人会派の議員の努力があってこそ、の今なのです。
そして、ここ世田谷区議会においても、まだまだ改善すべき点がたくさん
ある!と、私は感じています。だから、「議会制度についての検討」が行な
われているのです。
江戸川区議会でもガンバレ!上田令子区議!
↑ ↑
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よろしくお願いします!
「ええーっ?!いまどき、喫煙が許されている議会があるの?!」と驚き
ました。
23区では渋谷区だけ。
以前は、世田谷区議会でも、委員会室に灰皿が置いてあったそうですが、
現在は「会議規則により禁煙」と、改善されています。私が議員になった
10年前には灰皿はすでにありませんでした。
このように新聞記事となったことで、渋谷区でも是正されているかもしれ
ませんが、どうなんでしょう。
さて、もうひとつ、驚きの議会、江戸川区。
以下は、私の友人でもある上田令子江戸川区議の議会での討論内容。
■東京23区の区議会議員の議席数は913。在職数904人の議員がいます。
このほぼ全員が、選挙で選ばれた区民の代表としての責務を果たし、任期
中に予算特別委員会、決算特別委員会に出席し審査に関わっています。
■しかし、904人のうちたった二人の議員だけが、任期中にどちらの特別
委員会にも出られないという大変異質な議会があります。この議員はいずれ
も、同じ自治体に属しています。それは、この江戸川区議会であり、2/904
とは、田中けん議員と私上田令子です。
■人口規模からすると23区で4位の大都市でありながら、企業に例えれば、
経営の根幹を揺るがす重要な取締役会議に取締役を出席させないという
社会通念上理解に窮する状態にあります。
■大切な税金の無駄遣いを監視するために、区民から少なからぬ報酬を
いただいて、我々議員が存在します。そして予算のチェックこそが議員の
もっとも重要な責務であります。その重要な責務を果たせないことに対し、
私は区民に対して申し訳ない思いでいっぱいであります。
■そのような、異常な条件下において、区民の代表としの任務を果たし、
議員固有の発言権を行使すべく活路を見出し、予算特別委員会の委員外
議員発言の通告をしましたが、信じがたいことに却下されました。せめて
公式に資料請求をと試みても資料の請求権すらありません。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
ちなみに世田谷区議会は、予算特別委員会は、“議長を除く全議員が委員”
です。
そして、全議員の持ち時間が一人8分、と、平等に割り振られています。
(会派を組んでいる場合は、8分×人数分、の時間となります)
先日のテレビカメラにしても、荒川区のように拒否する議会もありますが、
世田谷区議会では委員会の審議も撮影が許可されました。(もちろん、
きちんとしたテレビ局ではなくて個人的な撮影隊のようなものであれば
問題だと思いますが)
旧態依然としたやり方は、必ず淘汰されていくことと思います。
でも、その(改善される)過程の段階、渦中にいる状況というのは、とても
厳しいものがあるでしょうね。
世田谷区議会だって、最初から今のように民主的なやり方だったわけでは
なく、いろいろな過程を踏んで、少しずつ今の土台が出来上がってきた、
と聞いています。一人会派の議員の努力があってこそ、の今なのです。
そして、ここ世田谷区議会においても、まだまだ改善すべき点がたくさん
ある!と、私は感じています。だから、「議会制度についての検討」が行な
われているのです。
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