ちょうど、昨日、うちの会派「せたがや政策会議」の代表質問(おおば正明
議員)が「都市農業」についてとりあげたところですが、偶然にもそれに関連
した記事が今日の東京新聞に載っていました。
29日(日)に銀座で、都市農地保全のためのフェスタが開催されるそうです。
さて、世田谷区における農業の実態(代表質問のデータより)はというと…
■農地面積 平成10年、247ヘクタール ⇒ 現在、120ヘクタール
(10年で半減!)
■農家の戸数 平成10年、676戸 ⇒ 現在、411戸(-40%)
■411戸の内、専業農家はゼロ!全部が「兼業農家」であり、その内の
農業所得は1割程度。9割が不動産業。
■411戸の農家で、農業に従事している人は970人。その内の6割が
60歳以上!
つまり、「農業では全然食べていけない」「農業に従事している人は高齢の
方が多く、後継者を探すのも難しい」「農地がなくなるのは時間との闘い!」
これが現実なのです。
でも、一方で、都市農地を保全したい、という政策があり、「若者が夢を持てる
ように」と区長召集挨拶にありましたが、そんな夢物語のようなことを言ってる
だけではダメでしょう~?!
こういう実態を踏まえた上で、どうすれば世田谷区内の農地が守れるのか、
具体策を考えなければ!という指摘をしたのが、うちの会派の代表質問でし
た。
これと言った決め手となる答弁は得られませんでしたが…。
都市農業の問題は難しいです。でも、なんとしても残していかないと、と
思います。
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