1月28日に会派で説明を受けた「平成22年度当初予算案」についての
ご報告です。
「一般会計」は、[子ども手当て]、[生活保護費]、[保育施設整備]、[学校
改築関連]等々の経費の増で、前年度比3.1%(73億8500万円)の増
となっています。
「国民健康保険事業会計」⇒ -4.8%(-35億3800万円)
「後期高齢者医療会計」⇒ +1.4%(+2億2300万円)
「老人保健医療会計(平成22年度まで)」⇒ -71.4%(-8100万円)
「介護保険事業会計」⇒ +3.3%(+14億2800万円)
「中学校給食費会計」⇒ -10.4%(-2100万円)
一般会計と、上記5つの特別会計の合計は、3800億2300万円、
前年度比+1.4%(+53億9600万円)となっています。
この内、「子ども手当て関連経費」を除く予算額は、前年度比-1.1%、
(-27億円)です。
財源不足は深刻で、平成20年度に比べると、「特別区税」と「特別区
交付金」の合計はマイナス186億円です。
これは、かつてない大幅な一般財源の減収となり、区財政は極めて厳しい
状況にあります。
このような状況下、区では、「緊急見直し方針」を出し、105億4400万円
の歳出削減をはかりました。
主な見直しは、「実施計画の見直し」、「公共施設整備の一部先送り」、
「外郭団体への補助金の削減」、「職員費の抑制」、「事務経費の見直し・
削減」等々です。
そんな中で、歳出における、区の重点項目はどうなっているか?
それらをチェックするのが、「予算特別委員会」です。
「予算特別委員会」を含む「区議会第1回定例会」は、今月24日から
始まり3月終わりまで続きます。議会としての役割が問われるものです。
区の重点施策について、続きはまた後日ご報告したいと思います。
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