昨日から、世田谷区議会第3回定例会が始まりました。
うちの会派の代表質問は、おおば正明議員が担当しました。
質問の一つ、「小田急線跡地(上部)利用の素案について」、ですが、
(詳細、8月16日のブログで取り上げていますのでご参照ください。)
「素案」と言いながら、区民からしたら、あたかも「決定案」のように見える
「跡地利用のすばらしい案」。
そのことで、今、世田谷区は、東京都と小田急電鉄と対立!混乱を招い
た責任をどうとるのか?
他の事業にまで影響を受けているではないか?!
東京都の言いようは、「区の素案をおろして再協議に応じろ」という意味
合いが含まれている。
保坂区長、どうするつもりですか?
人の土地に勝手に描いた素案を撤回しないと、協議に応じてもらえない
のでは?
と、質問しました。
区長答弁 ⇒ 「撤回はしないけれど、東京都及び小田急電鉄に、区の
考え方などを丁寧に説明させていただき、合意の得られる計画案に
向けて、事務レベルで相談させていただいているところ」
これって、「撤回はしない」と言いつつ、事実上、「合意の得られる計画案」
に妥協する、ということ?
つまり、それって、結果的に「撤回した」のと同じじゃないんですかね?
…と、うちの会派では受け止めましたが、どうなんでしょう。
やはり、相手のある「交渉事」というのは、慎重にしないと。
相手が「やめてくれ」と言ってきているのに、強引にやってしまった、と
いうことが、今回の混乱を招く事態になってしまったのだから…、
その責任は重いと思います。
本会議が終わって、控室でしばし仕事をしていたら、夕焼けが綺麗でした。