言葉は文化、と言いますが、日本語がこれだけ変わってきているという
ことは、日本文化も変わってきている、ということなんだろうなぁ~。
と、妙に感心してしまいました。
9月21日の新聞各紙で掲載された「国語世論調査」の結果は、ある意味、
衝撃的だったのではないでしょうか?(笑)
上記、すべてを、本来の意味で使っている、という方、いらっしゃいますか?
「失笑する」なんて、先日の議会でも、×の意味で使っている議員がいた
ような…?
私がショックだったのは、なんと言っても「うがった見方をする」の使い方が
全く逆だったこと!!
「物事の本質を捉える」という意味だったとは…?!
私、実は、日本語教師をしていたことがあり、「日本語教育能力検定試験」
も受かっているのですが…、
まいったなぁ…、です。
でも、なかなか、外国の人に日本語を教える時、「うがった見方をする」と
いう表現まで教えるレベルまでいかないですけれどねぇ…。
以下は、どちらを使っているか?のパーセンテージです。
使っている人が半数を超えると「市民権を得る」ようですが、
「うがった見方をする」というのは、本来の使い方(26.4%)より、逆の意味
で使っている人の方がずっと多い(48.2%)ですが、半分には届いていない
ですね。 惜しい?!(笑)
言葉は生き物、だから、これからも日本語はどんどん変化していくのかも
しれません。