昨日の「企画総務常任委員会」で行なわれた議案の審査の中に、
「世田谷区デジタルコンテンツ映像産業誘致集積支援事業に係る
一連の経過を踏まえ、区長及び副区長自らの厳しい姿勢を早急に
明らかにすべく、給料を減額するため。」として、
「保坂区長と、板垣副区長、秋山副区長の給料の20%を一ヶ月減額する」
(平成24年7月18日)
という専決処分がありました。
このデジコン事件に関しては、臨時の「連合審査会」も開かれ、うちの会派
としては、私と桃野よしふみ議員とで、「何の効果もなく区民の税金が
2000万円消えてしまって、しかも、その原因は、区の不正または偽りの
行為があったから、という重い責任を誰がとるのか?!区民の税金で補填
すればいいなどというのは全くもって許しがたいことだ!」と追及した経緯
があります。
…が、区としては、今回の区長と副区長の減給で責任を果たした、という
ことなんでしょうか?
「どれだけ減額するか?というのは、損害額や損害の程度と比例するのか?
あるいは、気持ち程度、ということなのか?それは誰が決めるのか?」と
委員会で質問したところ、
「何かと連動するものではなく、区長が判断する」という答弁でした。
これで、一連のデジコン不正事件が解決した、責任をとった、とは、到底
認められませんが、何もしないよりはまし、ということで、今回の専決処分
の議案に賛成しました。
しかし、あくまでも、「気持ち程度にしか認められない!これで責任を
とったということにはならない」ということを意見として申し述べました!