昨日(9月28日)は、区議会本会議「中間議決日」でした。
うちの会派「みんなの党・世田谷行革110番」の意見は以下の通りです。
◆平成24年度世田谷区一般会計補正予算(第2次)について
“プレミアム付区内共通商品券”については、直接給付的な補助のあり方
に疑問を感じており、商店街の自立支援のような方策が望ましいと考える。
補正予算として、検討の余地があるものの、以前より会派で主張してきた
災害対策本部機能の強化が計上されていることから賛成する。
◆専決処分の承認 (世田谷区長等の給料の特例に関する条例)
(デジタル映像コンテンツ産業誘致集積支援事業の失敗を受け、区長と
副区長(2名)が、給与の減額を行なったことの承認。詳細はこちら)の
デジタル映像コンテンツ産業誘致集積支援事業の失敗は、明らかに
区の組織的な、大きな間違いである。
今回、その責任で、区長、副区長の給与減額という専決処分がなされ
たが、これをもって、無駄に消えてしまった区民の税金2千万円が補える
ものではない。給与の減額の額が損害額に連動しているわけではなく、
区長の判断であることから、気持ち程度にしか受け取れない。税金を
納めている区民から見れば、これで良しとされる問題ではないことを
申し添え、何もやらないよりは良しとし、専決処分については承認する。
◆世田谷区立健康増進・交流施設の指定管理者の指定
かねてより、本件の健康増進・交流施設よりも、喫緊に必要とされて
いる公共施設を優先的に着手すべきと主張してきた。さらに、区は、
平成17年の段階で新たな公共施設は造らないとしていたにも関わ
らず、この施設が整備されたことは、非常に残念である。限られた
財源は、喫緊に必要とされている保育園の拡充に当てるべきであり、
当該施設の運営事業者を指定する今回の議案には反対する。
↓
うちの会派以外、すべての会派が賛成で可決されてしまいました。
◆議員の派遣(オーストラリア・バンバリー市)
妹都市(オーストラリア・バンバリー市)交流&海外視察への派遣議員
大場やすのぶ議員・下山芳男議員(自民党)、
杉田光信議員・高橋昭彦議員(公明党)、
高岡じゅん子議員(生活者ネット)、木下泰之議員(緑の党)。
うちの会派は「財政難でもあり海外視察は自粛すべき」と主張し、辞退。
派遣の議案にも反対しました。
↓
うちの会派と共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されてしまい
ました。
「生活者ネットワーク・社会民主党世田谷区議団」は、議場でわざわざ
賛成意見を述べていました。
私も、過去に、海外姉妹都市交流&視察に行かせていただいたことが
あります。
もちろん、意味のあることであり、有益・有意義な事業だと思います。
…が、しかし、今のこの世田谷区の財政状況を鑑みると、しばらく自粛
すべきではないか、というのが、うちの会派の意見。
さて、中間議決のための本会議が終わり、来週から「決算特別委員会」
が始まります。
質問担当があるので、またまた忙しくなります。頑張るぞ~!!