9月24日の「企画総務常任委員会」では、統廃合で利用されなく
なった旧「若林中」「希望が丘中」の跡地利用の基本的な考え方が
出されました。
今後、「跡地活用方向性(案)」をもって住民説明に入る、ということ。
しかも、スケジュールが非常にタイトです。
10月上旬に地元説明会、11月15日の区のお知らせで「素案」を
示し、「区民意見聴取」を行ない、来年2月には「案」をまとめて議会
(企画総務常任委員会)に報告する、というのです。
私からは、「今回出されている“跡地活用方向性(案)”は、あくまでも
たたき台で、これから区民意見を聴取して出された意見も十分反映
する可能性はある。けっして、コンクリートされたものではない、という
理解でいいか」と、確認しました。(答弁:その通りということ)
問題は、なぜ跡地利用のことがこんなに急に出され、かつ、
希望が丘中学校跡地においては、なぜ、株式会社世田谷サービス公社
に優先的に利用させるという案が急浮上したのか?ということです。
(※旧希望が丘中跡地に「エフエムせたがやの移転」が入っている。
これは、株式会社世田谷サービス公社の自社ビル建設に関わる問題)
地元中学校の跡地がどのように利用されるのか?は、区民の大きな
関心事です。
保坂区長が日ごろからおっしゃっている、「政策形成過程の公開」は
どこへ行ったのでしょう?…と思わざるを得ないような性急さです。
来月から「決算特別委員会」が始まるので、この件について調査したい
と思います。