@2050年日本は「衰退」とエコノミスト 誌は予測する。 それは人口減少による経済効果の減退、超老齢化による消費構造が変化、医療費、年金金額の増加、新たな税収の政府政策、近隣諸国の経済発展に伴う国内産業縮小化と解雇、労働者不均衡(低収入・3K就労の労働不足vs高所得、高技術者の少数労働)、貧富の格差増大などなどこれからの日本始め先進国である国々は雇用、人口、所得など大きな壁が立ちはだかり塞ぐようになる。
日本の将来、次世代、20代、30代はどのように乗り越えていけるだろうか。 というより今の政治家が政治生命をかけてその未来を見据えた政策を早々に立ち上げなくては目の前が真っ暗になる。 これからの政治は基本的に高齢者が多いということは=選挙権・数も圧倒的に多いことである。(老害政治) したがって若者の味方になる選挙数(多数決決定の矛盾)では到底逆転することはなくなる。 いわゆる自由主義、民主主義の崩壊も予測され、その発端が今の米国の政策である「Amerian First」自国保護政策となる。 自由主義と社会主義のミックスされた社会国家の創出があると考える。 未来はだれも見えないが、今からでも「行動」すべきだ。
- 『人間とその相互関係』
- 人口
- 世界の高齢化2010年から2015年38歳となる
- 富裕国では100歳まで長寿になる
- アフリカの人口増、23億の半分はアフリカとなる
- 中国は2025年14億で止まる
- 人口の都市集中化、2010年50%が2025年で70%
- 出生率2050年には2.1 減速
- 人口の配当とは労働年齢に達したときに現れる
- 負の配当は日本、欧州、中国
- 病気
- 高齢化と肥満化、アルツハイマー増
- 途上国ではガン、脳卒中、糖尿病増
- 成長をもたらす女性の世界
- 平等化等で出生率は低下
- 労働者不足は女性の労働力必須
- 製造業は減、サービス業は増、正非正規雇用増
- 1970年以降結婚率が半減、離婚率が倍増
- ソーシャルネットワークの関係
- IDの実名化
- 1、意思決定に友人の影響力増
- 2、集団の英知(Wikipedia)を利用可能
- 3、大型メディアの衰退
- セキュリティー安全確保、プライバシーの規定強化
- 求人活動がSNSでも利用される
- あらゆる製品との常時接続
- 新規企業、起業家増
- 言語と文化の未来
- 通信の発達は距離を短縮化させ娯楽はローカル化(映画館増)
- オンデマンド化(TVの視聴者減)
- 紙媒体の衰退化
- 英語中心の世界、コンピュータ化にともなう言語
- 『環境、信仰、政府』
- 宗教の減退
- 約1万ある宗教の減退、豊かになる所以
- イスラム教、1900年12.3%が21.3%増
- 宗教国は出生率高い
- 地球の温暖化
- 二酸化炭素増
- 北極海の開発
- 戦争の未来
- 戦争の死亡者数減、不確実性大
- 技術革新で不良国家、テロ続発
- 宗教、水、エネルギー間の紛争
- 核兵器の懸念、不安
- 兵器のロボット化
- 先進国は高齢化で予算減
- 自由への道のり
- 民主主義の先進国は後退し、新興国は前進
- 独裁国では前進、自由主義国では民主主義が後退
- 中国の一党独裁に脆弱化、インドの多数政党欠陥
- 高齢化による財政
- 年金と健康医療費増、国家財政難
- 防衛費、教育費増額難
- 年金、雇用の延長化、富裕層への支払い停止
- 『経済とビジネス』
- 新興市場の時代
- これからの経済上昇国はアメリカ、だが
- 中国、インド、ブラジル、ロシア、インドネシア、メキシコに抜かれる
- 2025年の中国は急速に高齢化が進み、海外資産を戻す
- グローバリゼーション
- 先進国では経済の弱体化と高失業率が不安を生み、保護主義をあおる
- 2050年はアジアが世界の半分の経済を占める、日本は失速、2010年世界経済の5.8%が2030年には3.4%、2050年には1.9%
- 貧富の格差は収斂
- 各国の差と国内の差が露出
- 19世紀は富裕国10ヵ国の所得が最貧国の6倍だったものが20世紀後半40倍に広がる
- 欧米諸国、日本が高齢化による財政難で低成長、出生率が高いアフリカ新興国との差は縮小される
- 国内の格差はグローバル化での収益増
- 全世界の中流階級集団は5億人(世界の人口の7%)から2030年には11億人、17%になる
- 創造的破壊の進化
- 1956〜1981年に500社のうち24社が脱落、1982〜2006年には40社が脱落
- 3D技術による淘汰、ロボット化、ものによるインターネット化
- 個々が個々の技能を売る時代、社会の形態が変化する
- 知識階級に富が偏在するようになり、労働者の勤務は過酷化する
- バブルと景気循環のサイクル
- 新世紀での新興産業がある、19世紀の運河と鉄道、20世紀のインターネット
- 『知識と科学』
- 次なる科学
- 化学、物理、生物学がこれからの科学
- 生物学、ナノ科学、情報科学、天文学が成長の発展
- 儒教と先制的な政治体制は発展を遅らせる
- 民主的なインドが伸びる
- 宇宙
- 宇宙の商用利用、人工衛星
- 情報技術の進化
- データ量の加速化、ビット(0−1)、バイト(8)、キロバイト(210)、メガバイト(220)、テラバイト(240)、ベタバイト(250)、エクサバイト(260)、ゼタバイト(270)、ヨタバイト(280)
- 映画2時間は約2GB、260はエコノミスト誌の100億冊分
- ムーアの法則=チップの進化18ヶ月で2倍のトランジスタ数
- ハード的なものから人間の思考、発見、知識の共有の拡大につながる
- 情報の蓄積量は経済成長の4倍、コンピュータの演算処理能力は9倍の速さ
- 電話会社の電話衰退、ネット電話への進化
- もののネット化、ユビキタスネットワークの進化
- データの収集、解析で社会、経済が変わる、知識共有化
- 距離から位置情報の重要性
- 通信費用は限りなく無料化、どこにいるのかが重要
- 距離は意味を満たさない現状になる
- ケニヤのM-PESAモバイルマネー38百万人口で13百万利用
- 発展途上国で百人あたりの携帯が10台増えればGDP0.8ポイント上がる
- 距離が意味を持たないことは国際分業化がしやすくなった
- 常時接続で電話で話すことに興味が薄れている
- 予言
- 良いニュースは記憶に残らない
- 技術革新でグローバル化は「低価格化」を生み出す
- 競争、解雇、収奪、殺戮リスクから宗教にすがる
- 中間層の貧困化
- 老害政治が中心となる
- 『日本』
- 2050年の日本の影は一層薄い
- 2010年を人口のピーク(1億2千万人)から人口減
- 毎年1%のGDPを下げる