@「内観」とは内から観る事である。両親・兄弟から「〜してもらった事」「〜してあげた事」「〜に迷惑をかけた事」を回想して自己反省・懺悔する方法だと認識した。これをすることで、人を思い、自分がどれだけ自己満足、自分勝手に人生を過ごしてきたか、そこに周りへの感謝があったのかを知る道標になる。自分に「気づく力」を与えてくれ、周りからの温かい思いを知り、自分の思いを改め見直してくれることだ。
『気づきの力』柳田邦男
- 「最近の若者は□□だ」(2極論の存在)
- 自己中心的・世間知らず・礼儀知らず
- 真剣に自己を見つめようと努力している・新たな挑戦・ポジティブな行動
- 感性=「手に触れてみる」感触を表現できること
- 「見る眼」「気づき」が必要
- 具体的なディーテール(大小感覚・色彩感覚・感触)を記述する
- 「2.5人称の視点」<>3人称・1人称の立場を考える
- 「孤独」から生まれる考え方
- 孤独な時間を大切に、とことん悩んだり、苦しんだり、静寂感を感じる
- 大人こそ絵本を読む必要がある=想像力と感性を養う
- 「ダブルバインドの教育再生論」
- 考える力やコミュニケーション力、不足がちな今の子供
- モラル教育不足(真の道徳的な考え不足)。
- 「りんごの木や実を育てるんじゃない、育つのを手助けするだけだ」
- 何事につけ金銭的な価値で評価する発想が多くなっている
- 「志の共同体」(志民)
- 故郷再生・志を持って協力・事を起こす
- 効率主義や排金主義を捨てた生き方
- ある物を探す「風に聞け、土に着け、風と土の地元学」
- 「金がないなら、愚痴ではなく知恵を出そう」
- 「捏造時代」
- テレビ・新聞など捏造で番組を作り致命的な結果を出す世の中
- 研究者の捏造・改竄データなども、その背景が意外な「期待感」
- 個人レベルでは競争心、名誉欲、金銭欲、スター的野心が原因
- 原子力・食品事故の隠蔽、捏造、事故原因の改竄:無責任組織
- 「人材不足」
- 「サイバー・テロ」
- 国家間の新たな戦争
- ロシアvsエストニア(4・27サーバーテロ事件)
- 国の根幹システム崩壊につながる事件(犯人捜査の難しさ)
- 「尊厳死の困難」
- 延命治療の高度化に伴い延命期間が長くなり病室不足となる
- 治療中止の難問はつきまとう=無駄な治療費と介護負担増
- 僧侶の「即身成仏」自然に死んでいくを希望する
- 患者に対して「待つ」「傾聴」する事
- 「河合隼雄・瞬間の真実と意味のある偶然」
- その時のその場の真実(同じ事は別の人にもうまくいくとは限らない)
- 「崖っぷちに立って」初めて分かる真実
- 「内観」とは
- 両親・兄弟に対して「してもらった事」と「してあげた事」「迷惑をかけた事」を回想する事。それによって両親・兄弟に対して自分の立場を懺悔することが可能となる