@東京・湯島天満宮(菊花展)。 11月1日から23日まで開催。 数百展の菊花が展示されている。中には学生の作品もあり、その見事な出来栄えと色鮮やかなと形の素晴らしさに圧倒される。
@政治とメディアが一体化するとどうなるのか。政治家の政策情報だけがPR的存在(一方通行)となり発信される、重要なことは政治家・政策の背景にある目論見が読めなくなること。この書にもある例として「5輪建設予算」、「増税・消費税」など様々な疑惑が背景にあっても国民は税金を納めるだけとなり「闇」を隠した政治家の意図、権力でどうにでも操作できることだ。実際、政治とメディアの関係は国民にとって最悪の状態になりつつある、「メディアの凋落」から「国民の個人情報流用」など「権力と金でメディア操作」は国自体が非常事態になる可能性だ。トランプ大統領の「フェイク記事」などの発言は、日本では逆行しつつある。 自由主義から社会主義的な統制が入り込んでいることに要注意が必要だ。 一つ5輪の予算(結局当初の予算から3倍位)で一言。東京都民は都税を多く納めすぎではないだろうか、都税で贅沢できるから諸問題も起こるのではないか? スマートな税の負担と利用を考えたい。
『驕る権力、煽るメディア』斎藤貴男
- 政府・与党の宣伝機関のような「報道」、一方で、命や人権にかかわる大問題は無視し、ヘイトを煽る……。安倍政権下でひどく歪んだメディアのありようを点検したこの4年間の論考を収録。新聞報道からドラマ、バラエティ番組に至るまで、私たちの意識に深く関わるその問題点を丹念に指摘。良識ある報道へのエールも送る。
- 「マスメディアの凋落」
- 新聞・TVなどSNSなどのネット情報の普及とジャーナリストへの不信だ
- ジャーナリストの奢りによる新聞・雑誌等の部数低下、廃刊
- 校閲を外部を利用しすることで無責任メディア化となる
- 「私」など記者名を入れない記事無責任
- マスメディアの政治・政治家との一体化による公平化減
- 記者の活動制限を設け、政府に反発する記者は出入り不可
- キヨスク・コンビニ雑誌消滅
- 「個人情報をめぐる世代間ギャップ」
- 年齢が上がるにつれて個人情報提供が強い
- デジタル貧困層5.4億人・人の価値、AIがはじく
- AIによる個人情報を分析、その人の信用や将来性をも測る技術が開発
- 「新聞が5輪がらみの事件を追求しない訳」
- 5輪のメディアスポンサー(朝日・読売・毎日・日経)となっている
- 5輪のスポンサー費
- ゴールドパートナー 100億円以上
- オフィシャルパートナー 60億円以上 (メディアはここ)
- オフィシャルサポーター 10億~30億円
- JOC竹田会長の賄賂容疑は、その後どこも取材記事となっていない
- 5輪中の首都圏鉄道利用者調査(1日役8百万人利用)とすると午前中の電車の乗車率は200%となり山手線などは停留客が2倍となると予測しているなど報道されない事実
- 建設予算の変化では当初競技場の予算は500億円が2520億円になり、当初の誘致時点での全体の予算も8299億円が2兆円を超えているが、報道がない
- 「増税問題に絡む情報が正しく報道されていない」
- MMTステファニー・ケルトン大学教授の「独自の通貨を持つ国の政府は、通貨を限度なく発行できるため、財政赤字が大きくなっても問題はない」と言う
- 「人生100年時代」は政府やメディア・企業の宣伝=元気な高齢者報道
- 米武器追加要求4兆4600億円を約束、増税分額は一気に消える
- 軽減税率で食品の他「新聞」があるのは新聞社との一体化を目論んでいる
- 生活維持対象の水道料金・NHK受信料はなぜ軽減税率に入らないのか、それは権力と融合で、公明党の力量で新聞が決定したと言う
- 政治家・安倍がよく使う言葉「粛々と進めている」など曖昧な言葉が連発