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事件がボケた小説『ストレンジ・シティ』

2022-11-08 07:56:16 | ミステリー小説から見えるもの
事件に関係する筋道の内容が少なく、場所も人も点々としその延々とつづく詳細(余計な物知り情報)ばかりが拘る内容は読者を飽きさせる。補足、補助説明が長過ぎ、よってミステリー事件に興味がなくなってしまった。
『ストレンジ・シティ』ローラ・リップパン
「概要」私立探偵テスは、怪しい古物商の男ケネディから偽の骨董を売りつけてきた相手を捜してほしいと依頼された。その相手は、毎年エドガー・アラン・ポーの生誕日にポーの墓参りにくる謎の男らしい。しかし生誕日の夜、遠くから様子をうかがうテスの目前で、謎の男が何者かに射殺されてしまった!依頼人が殺人に関わっているのか悩むテスの前に、ミステリの父ポーに絡まる謎が浮かび上がる。