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40代〜の世間の見方『日本の将来が悲惨』

2022-11-09 11:40:46 | 経営・リーダーシップに必要な事
40代〜の世代を世間はどう捉えているかの「キーワード」と言う(日経トレンド)
『許さない、闘わない、燃えない、連(つる)まない、直さない、人情派、庶民派』
これらのワードを読んでどう思うか。一言「つまらない世代」の日本社会が見える、果たして今後日本はどうなってしまうのか不安を感じる。「出る杭は打たれる」で誰も突出しない、そんな社会で世界との競争に勝つことはなく経済低迷し、権力あるものは我儘(独占・独裁)になるのは目に見えている。更にできる人材の海外流出も増えることは間違いない。

(写真提供:Bbmail)

忠義・忠愛とは歴史が語る『元年春之祭』

2022-11-09 07:41:37 | ミステリー小説から見えるもの
中国の楚王は基礎を武力ではなく巫術を称え祭儀を重んじた。その命を授かる観一家に殺害異変が起きる。さらにもう一方の家族へ殺害が広がる。そこには巫女に関わる親族間での厳しい規則と躾が人を変え殺害を巻き起こすミステリー、と思いきや、犯人はさらに別人。謎を解こうとする豪族の娘葵は頭脳明晰で豊富な知識を持つ、だが人の心を読む、情に薄く人への愛情が欠ける性格がキーとなる。葵の目的は「邪教の普及」、それと「巫女の禁忌」にまつわる侍女の行動
中国の古典、社形祭祈儀式、名称など難しい単語が多く出るが、歴史を語る論語、礼記、詩経、漢書など、兵を持って楚国を破った伍子胥、楚国の復興に心を砕いた屈原、共に2人は君主への忠愛から自殺している。屈原が実は女性だったと言う記述には驚愕だ。 
『元年春之祭』陸秋槎
「概要」2000年以上前、前漢時代の中国。かつて国の祭祀を担った名家、観(かん)一族は、春の祭儀を準備していた。その折、当主の妹が何者かに殺されてしまう。しかも現場に通じる道には人の目があったというのに、その犯人はどこかに消えてしまったのだ。古礼の見聞を深めるため観家に滞在していた豪族の娘、於陵葵(おりょう・き)は、その才気で解決に挑む。連続する事件と、四年前の前当主一家惨殺との関係は? 漢籍から宗教学まで、あらゆる知識を駆使した推理合戦の果てに、少女は悲劇の全貌を見出す――気鋭の中国人作家が読者に挑戦する華文本格ミステリ
「民に親愛を教うるは、孝より善きは莫し。民に礼順を教うるは、悌より善きは莫し。風を移し俗を易うるは、楽より善きは莫し。上を安じ民を治むるは、礼より善きは莫し」
「中国の君主は礼儀に明らかなれど人の心を知るにつたなし」
「五際六情」五際とは卯・酉・午・戌・亥、地支の年になると陰陽終始際会隣政治の大きな動揺が起こる 卯酉の際は改政と偽り、午亥の際は革命と偽る 六情とは日付に関わり東西南北、上下の方位を表すという占い
「左氏春秋」の三不朽「徳を立て、功を立て、言を立てる」
「論語」「住く者は諌むべからず」(すぎた事はもう言わない)