ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

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一枚の写真『隣の黒役は誰!!』

2022-11-12 11:15:19 | 一枚の写真
『どうなってんだよ最近の大臣! 「黒服」の操り人形に成り果てた』
首相の選ぶ人材(総務大臣・法務大臣など)誰が人事権を持ってるのか 問題・課題を呈する大臣ばかりで国民を馬鹿にしているも程がある・・・もう言葉が出ない 誰かに言われるままに首相の姿勢が翌日には変わる・・・
(写真提供:Bbmail)

米国の貧困者の現状と支援団体『ヒルビリー・エレジー』

2022-11-12 07:37:24 | 世界の動きから見えるもの
米国の貧困層で生きる人々は黒人のみならず白人も多く、仕事がなく薬物依存者となり、家族・育児放棄も増えている、と言う。日本でも親の育児放棄など「個人主義」が旺盛となり親のわがままがそのまま家庭を崩壊させている。そんな中で子供に必須なのが「教育」であり「家族の安定」であるということだ。貧困な子供への支援団体(クリスマスプレゼント=生活用品)を寄付するは中々良いアイデアだ。日本も今後こういった貧困生活者が増えることは間違いなく、一層「個人破綻」して国から援助(年金より良い生活ができる)を受けた方がいい人が増えるのは目に見えている
『ヒルビリー・エレジー』J・D・ヴァンス
「概要」無名の31歳の弁護士が書いた回想録。著者は、「ラストベルト」(錆ついた工業地帯)と呼ばれる、オハイオ州の出身。貧しい白人労働者の家に生まれ育った。回想録は、かつて鉄鋼業などで栄えた地域の荒廃、自分の家族も含めた貧しい白人労働者階級の独特の文化、悲惨な日常を描いている。ただ、著者自身は、様々な幸運が重なり、また、本人の努力の甲斐もあり、海兵隊→オハイオ州立大学→イェール大学ロースクールへと進み、アメリカのエリートとなった。今やほんのわずかな可能性しかない、アメリカンドリームの体現者だ。そんな彼の目から見た、白人労働者階級の現状と問題点とは? 勉学に励むこと、大学に進むこと自体を忌避する、独特の文化とは? アメリカの行く末、いや世界の行く末を握ることになってしまった、貧しい白人労働者階級を深く知るための一冊
ー経済的な貧困と精神的な貧困
    ある程度の金持ちは工場が閉鎖になっても何処かへ引っ越しができ生活できる
    工場労働者は住まいも生活もカツカツ、閉鎖になると引っ越しできず政府の補助金頼り    
    労働者の多くは混沌生活を余儀なくされ、住宅もやがて売却されると去る道を塞がれる
    やがて仕事もなく薬物依存者と成り果て、育児放棄、家庭崩壊へとつながる
ー米国の現状
    1970年白人の子供の25%が貧困生活を強いられていた
    2000年には子供の40%に上昇した
    2005~2009年極端に貧しい白人住民が増え国の援助を受けている
働き詰めの人間が、活活で暮らしているのに、のらくら者がうちらの税金で酒やら携帯やら買っているんだから訳が分からん」
支えた祖父(祖父から学んだこと)
    人に頼ってはいけない
    「男の価値は家族の女性をどう扱うかで決まる」
    学校の成績が悪かったのは「家庭の不安」「両親の口喧嘩」「酒と薬物依存」
    「愛情に満ちた安定した家庭が子供に良い影響を与える」
ーおばあちゃんとの3つのルール(教育には熱心だった祖母)
    いい成績を取ること
    仕事を見つけること
    ぐずぐずしていないですぐに手伝うこと
ー薬物依存した母との生活
    いつか請求書払いで買い物ができる人間になること(カードが使えない現金だけの生活)
    失業して薬物依存症しいる人の方がステーキを買える仕組み(疑問に残る国の援助)
    「笑って耐える」 他人との比較「自分はどれだけ幸運なのかを実感できるようになる」
    最後まで苦しめたのは治らない薬物依存症の母の生活だった(財布の管理の難しさ)
海兵隊での経験
    どうすれば尊敬を得られるか(上司とチームワーク)「厳しさと絆」
    「言い訳をしない」「全力を尽くす」(厳しい訓練に耐えた)
    「尊敬できる人と働くこと、できる限り学びの多い場所を選ぶこと」
ー政府の社会福祉制度・家賃支援制度
    社会福祉制度は極端な貧困の町、村、コミュニティー向けではない
    里親制度に年間64万人もいる現状(虐待や育児放棄の現状)
    米国にはセクション8という貧困層に向けた家賃支援制度がある(隔離政策の一つ)
    クリスマスには子供の支援団体があり、プレゼントを寄付する仕組み
    「サルベーション・アーミー」「エンジェル・プログラム」「トイズフォ・トッツ」
     しかしプレゼントはおもちゃではなく一般生活品の「パジャマ」などだ