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各国の債務負債から見る投資『大転換の時代』

2025-03-15 07:29:39 | 世界の動きから見えるもの
世界の債務(赤字貿易+赤字国債)を減らすため、各国の知恵と工夫が今年2025年の大きな経済変化へとつながる。但し米国トランプの「関税政策」は世界の秩序と規範を壊しかねない。ジム・ロジャーズの今後の投資では「金・銀」の鉱物資源と観光業、注目する分野では「農業」とあるが、決して住みたい国では無いと言う。理由は「高税金国」とズバリ。更に今後は投資も預金も海外へ分散化させておく事、と言う。子供には海外での経験をさせ、外国を知ることが先々の投資先、日本の行末も予測ができるとも言う。気になった言葉:「日本は増税しても借金は減らない構造だ」「高い授業料でMBA取得よりも投資に回した方が良い」
『大転換の時代』ジム・ロジジャーズ
「概要」2020年に起こったコロナショックで、各国は国を閉ざし、多くの産業が機能不全に陥った。いったん暴落した世界の株式市場は、その後、大きく回復したように見える。投資家、ジム・ロジャーズはこの市場に対して、強い警鐘を鳴らす。世界中で過去にないレベルの金融緩和が行われる中、米中が貿易戦争や覇権争いで激突、アメリカにはバイデン新大統領が誕生した。世界はまさに大転換の時代に入った。まもなく自分の人生最大レベルの危機がやってくると予言する。
世界中の債務が過去にないほどの規模に膨らんだ。人生最悪の暴落の予兆が始まった。
    米国債の債務不履行を引き起こすと金利が上昇する、その時世界中で景気が悪化する
    「自分が知っている分野を対象に投資すべき」と忠告「機会は危機の中で訪れる」
    日本の農業REITに興味(日本の住宅価格等は興味はない)
ーポストコロナで覇権を握る国
    中国:過去覇権をとった国ではないが可能性が高い
    歴史的に鎖国を選択した国は低迷する(鄧小平から習近平で閉鎖的になりつつある)
    20年後を考えるなら米ドルより人民元を選ぶ(世界の米ドル本位離れ)
    米国は再び人種差別(移民問題含め)で景気低迷
    資産を海外に分散すべき時期に来た(日本の過剰な赤字国債)
    移住先の候補に日本は入らず(税金が高すぎる)
ー原油安、水や食糧危機、商品はどうか
    商品でも金・銀などの商品への投資(砂糖等は長期的に見て変動幅が少ない)
    原油価格等は低くはならない(省エネがあれど、石油など先物を推薦)
    気候変動で農業や漁業が変化から米、小麦、とうもろこしは値が上がる
ー新たな市場
    GAFA/ユニコーン:相場が過剰になり過ぎる(ハッピーエンドが見えない)
    ブロックチェーンで銀行に出向くことが不要になる(銀行・銀行員の減退)
    仮想通貨=キャッシュレス社会(デジタル通貨の採用等社会基盤次第)
    資本主義より良いシステムが存在していない
    日本は増税しても借金は減らない構造(給付金、補助金等)
    観光業での復活の可能性(長期的にも成長が見込める分野)
    農業の未来は明るい(地方都市の土地の下落と空き地など、課題は農業高齢化)
    マリファナビジネス(合法化の国が増えてきた・医療的効果・アルコール増醸)
ー歴史を知る
    先見の明は歴史を知ることから(15年先、20年先を見渡す)
    日本の移民政策はシンガポールを見習うべき(国を開き才能ある人材を雇う)
    諸外国・海外を見ないで国内での政策は難しい
    哲学:結論を導く「帰納」と論理をもとに結論を導く「演繹」
    MBAはお金の無駄(投資や事業に投資の方で成功させる)
    子供には旅をさせよ(海外生活・勉強、社会経験が必須:14歳から投資させる)
ジム・ロジャーズの言葉「私の言うことを聞いてはいけない、自分が確信のあるもに投資して欲しい」



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