@誰もが「プロ」になる、なれる努力を惜しまないことが人々が求める人材になるのだ、と言う強いメッセージを受けた。一部署の一つの歯車としてその役割を確実に、信頼がおける仕事をこなせる人になることが重要で、大切な存在となることをこの書は教えてくれている。転職にも必ずやこの仕事における信頼関係があれば十分他者を圧倒するような役職に就くことは間違いない。
『カンマの女王』メアリ・ノリス
「概要」カンマやダッシュ、コロン――の独特な使い方、クセが強い校正者たちのエピソード、トランスジェンダーのを兄弟と呼ぶときの代名詞etc…。「正しい英文法」だけでは白黒つけられない、迷いと葛藤の日々を描く唯一無二の校正エッセイ!
ー「校正」とは本になる前のゲラを読んで誤字脱字等がないか間違いないかを探す仕事、「校閲」とは事実関係に誤りがないかどうかを精査する仕事、著者のメアリ・ノリスは公営プールの雑務仕事、経理の事務員、牛人配達人(酪農)の仕事を経て、ニューヨークで皿洗いの仕事、保険会社で事務員としても働いた。その後1978年からニューヨークの老舗雑誌出版社「ニューヨーカー」の事務所に入り編集資料室でのタイプライター打ちから「校正」者となった。 もともと本・編集が好きで文法を勉強していた。
ーメアリ・ノリスは「カンマの女王」(Comma Queen)と呼ばれるまでになった理由。それはインターネットを通じて動画を含めた本が紹介されたこと。書籍名は「Between You & Me; Confessions of a Comma Queen)内容は、編集仕事「校正」は言葉や文法(句読法・語法・外国語・文学の知識など)の誤りを訂正し、整理することも含む、編集部の一部署であるが、本にとっては欠かせない重要な役割などを説明したこと。著名な本になればなるほどこの部署の役割は重く重圧もあり、間違いは許されず、その責任者となった。Web II(ウエッブスター新国際英語辞典:3194ページ)の辞書は必須書物となった。
ー英国英語vs米国英語 (スペル+発音での差別化)
Z は英国では「ゼッド」、米国では「ズイー」
英国では「Centre」、米国では「Center」を始め「Colour」「Flavour」など多くある
ー流行から来る文法違い
Between you and me OR Between you and I
日本語では「ここだけの話」は「me」より「I」がよく使われる
Who か Whom
現代はWHOを主に使う文章が多い
WHOは He, She, They, I, Weの代わりを
WHOMは Him, Her, Them, Me, Usの代わりをするようになった
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