ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

囚われ娘は親のわがまま『囚われのイブ』

2022-03-05 07:45:19 | ミステリー小説から見えるもの
親を知らない子は、惨めでとても可哀想だ。全て親の都合で離婚なり、別居なりで子供には全く関係なくその悪質な環境を強いられてしまうからだ。多くの所謂不良少年少女の源は親のせいかも知れない。それほど親は子にとって重要な存在であり小さい頃からの環境と躾が善にも悪にも転がるのだ。
『愛するとは、自分の幸せを相手の幸せに重ねることである』ゴットフリート・ライプニッツ -
『囚われのイブ』イブ・ダンカン
「概要」死者の頭蓋骨から生前の顔を蘇らせる復顔彫刻家イヴ・ダンカン。その腕を買われて数々の難事件を解決してきたが、ある日何者かがイヴを拉致する。犯人の要求は殺された息子の「顔」をイヴに取り戻させること。その裏には歪んだ愛と恐るべき計画が隠されていた。公私にわたりイヴを支えてきた刑事ジョーは決死の捜索を行うが、封印された過去が暴かれ…
犯人は何故複顔彫刻家イブを攫われ囚われたのか、何故息子の顔を復元させたかったのか。5年もかけて計画を練ったその裏にはイブと犯人が探し出した秘密が隠されていた。
ー犯人の息子が射殺された怨念を晴らす為、人間関係を捜査すると意外な関係が浮かび出てきた。そもそもその息子はテロ組織と繋がりテロ攻撃を指揮する将軍の娘を殺害したことから事が始まっており、将軍は娘の仇を殺し屋に依頼したことだった。
ー将軍の一言「60歳近くになって、国家のために尽くしてきたつもりだった。しかし、世界情勢は悪くなる一方だ。こんな世界に生まれても幸せになれるはずがない。そう思っていたが、いざあの子が産まれてみると、考え方が180度変わった。」(生きる喜び、生きがいとなったのだ)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿