MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

極主夫道 ザ・ムービー

2022-12-03 22:59:56 | 邦画
積極的に日本映画を見ていこうという企画で視聴した作品
いや、このおもちゃ箱を突散らかしたような作品での2時間強は正直しんどかった
個人的には正統派任侠ドラマもパロディ化した作品でも見る事に忖度はありませんが
TVドラマ見ない人ですから日テレ系列のYTV製作のドラマ版は見てません
映画見る前でも、見てからでドラマ版見なくちゃっておもってましたが事前に見られなかったのが幸いしたのか
映画見おわたときに食傷気味でもういいやってなっちゃいまして
っていうようなはちゃめちゃな作品ではあるんですが
正直よくまぁこれの劇場版を作ったなっていうのが見終わっての第一印象
 
基本骨子というかプロットの骨子は
かつて“不死身の龍”と恐れられた伝説の極道が惚れた女のために足を洗って正業につかずに主夫として堅気の生活を送ってる町に、新興極悪ヤクザが事務所を構えて土地再開発のための土地獲得のド真ん中に保育園があり
その土地取得のために執拗な嫌がらせが続き、犠牲者も出て龍の堪忍袋の織が切れて・・・
完全なる任侠ドラマのドラマツルギーなんですが
それの肉付けにギャグとコメデイでコーティングして誰でも楽しく見てられるように作ってる
更にTV時代劇ドラマでも定番プロットとなってオチ手を変え品を変えて他人の子供を育ててる間に親近感が湧くっていう高齢者大好きなサイドストーリーまで絡ませて
日本人の大人も子供も大好きである安心安定のシノプシスで作り上げていた作品でした
 
それ以上でも以下でもないからそれなりに共感得られるだろうし
漫画原作→アニメ化→TVドラマ→映画化って言う一定の集客認められての作品だったようですね
オープニングではTVドラマでのレギュラー人の紹介があり
さらに映画化に関してはワルい親分に吉田鋼太郎、龍虎の相方虎の妹に松本まりか、土地を狙われる保育園の園長に安達祐実、そしてただでさえギャグコント映画なのにお笑い担当にクッキー!さん映画版のゲストも豪華
 
ただ任侠ドラマと唯一違うのはクライマックスのドスを片手の殴り込みがないだけで
全員の乱闘で誰一人も死なずに映画が終わるとこでしょうかねぇ
って事で派手なケレンもなく家族愛の確認で映画が終わるという安心安定な映画
たまにはこう言った作品もいいけどこの内容で2時間は長げぇ〜だろう
 
2022年製作、日本映画、「極主夫道 ザ・ムービー」製作委員会作品
瑠東東一郎監督作品
出演:玉木宏、川口春奈、志尊淳、古川雄大、玉城ティナ、MEGUMI、安井順平、田中道子、白鳥玉季、水橋研二、本多力、くっきー!、中川大輔、片岡久道、l橋本じゅん、滝藤賢一、稲森いずみ、竹中直人、松本まりか、安達祐実、新川優愛、渡辺邦斗、猪塚健太、藤田朋子、吉田鋼太郎
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HITMAN ヒットマン:ザ・ファイナル

2022-12-03 17:12:09 | 洋画未公開
まずは12月の新作レンタルはこの作品からスタート
未公開のアメリカ作品かと思ったら(劇中出てくる地名がアメリカだったからっていうのもあって)、なんとカナダ映画でした
ジャケットにおねえちゃんが軽機関銃構えているからそこを期待してのレンタル一作目にチョイスしたんですが、こんなHITMAN的なおねえちゃんは全く出てきませんが
おねえちゃんはちゃんと登場してきます
あ、ちなみに主人公のHITMANもこんな銃は劇中では全く使いません
ほんまどっからこう言った絵面を作り出すんやろねぇ
 
オープニングおねえちゃんが早速登場してきて
腹ぼての中年男性に馬乗りになってのSMプレイ、そう娼婦だったんですね
そのSMプレイ最中に主人公であるHITMANキールと相棒のパルマーは依頼のあったその中年男を殺そうと部屋に侵入
物音で咄嗟にベッド下に隠れたおねえちゃんの目前でサイレンサーが火を吹く
彼女はなんとターゲットの解体作業を見る羽目に・・・
ってもグロイシーンがあるわけではありません・・・残念

隙を見ておねえちゃんはベッド下から逃げ出せるものの全て置いていったから
身分証で住所まで判明
 
その身分証を見たキールは自分が目撃者を始末しにいくと言っておねえちゃんを拉致ってきましてパルマーには殺したっていうのですが
このおねえちゃんを隠れ家に拉致監禁するキール
そのまま引退を宣言して、なんと目撃者のおねえちゃんと奇妙な同居生活を初めてしまう
おねえちゃんは隙あらば逃げようとしたりで
物語の中盤はこの2人の奇妙な監禁を描いていくだけですが
台詞の端々からこのおねえちゃんはHITMANの実娘であることが浮かんできまして
 
冷徹なパルマーから守っている事がコチラにはわかるようになっててきます
確実に親子名乗りはできず探りを入れるキールと反発するおねえちゃんとの会話のズレが面白く見られる作品でして
結局最後には・・・
って言う事になるのですが派手な銃撃戦もなく親子が愛を取り戻すってでいうだけのお話でしたが
パルマーが冷酷におねえちゃんの行方を追って人殺しを重ねるだけがケレンでして
クライマックスではあっけなく・・・
っていうことっでこれもこう言った映画では定番ですよね
さらにDNA鑑定とかそこだけでこうなるんかいって言ういうとこが浅薄だったかなぁ
 
2022年製作、カナダ映画
リーム・モルシ製作・監督作品
出演:ショーン・ドイル、アレクシア・ファスト、ジョシュ・クラダズ、ブライス・ホッジソン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする