これまでにも何度も映画化されている谷崎潤一郎の名作『鍵』を原案に、物語の舞台を現代に置き換えてさらにNTRに変貌させての映画化作品
今月江戸川乱歩原作の『人でなし幅恋』と二本R -15作品としてなんと原作から離れて“NTR(寝取られ)”エロス作品として作られた作品が
この2日にDVDリリースされた
ってことで精神的に映画館に通えない人ですから、一応購入してきまして
早速原作読んでるし国内外で何度も映画化されてるこちらの作品から視聴
殆ど知らない役者さんが4人しか出てこない
濡れ場が必然的にある作品っていうことで低予算で作られた作品には違いないが
アレっ!?この女優さんは・・・って見知った女優さんなんだけど
ってジャケット見てもそんなお名前ではないんだよな枡田幸希っていうことっで誰やねん?
見終わってからさっそくググッて見たらやっぱ間宮夕貴さんやないですか
見終わってからさっそくググッて見たらやっぱ間宮夕貴さんやないですか
どうやら前事務所退所して新しい事務所に入って枡田幸希さんと改名された様ですね
そんな情報も入ってきてんし・・・
映画的には原作をここまで大胆にアレンジしてきてるんですね
SNSとかをメインアイテムとしてプロットに導入してきてるとこは完全令和版谷崎作品ということと
シノプシスの芯をNTRに特化させてるのもある意味原作というよりは原案って言ったほうが正しいのかもしれないと言うことで
私の知らない全く新しい「鍵」と言う作品に出会ったってことですね
そう自分でサイトこさえて”いいね“をもらって喜ぶ教授とか完全に時代を反映しているものの
おかげで教授の屈折具合が強調されすぎて、奥様への偏愛部分が肝だったものが
クライマックスでは完全にNTRへ向かい
それをさらにSNSで公開させての敵討ちっていうのもある意味気の抜けたサイダーみたいな作品だったかなぁ
もうちょっと屈折した教授の心理に特化したっていうかもう老年に差し掛かった男として役に立たなくなっていくという悲哀からくる涙ぐましい行動原理は一体どこにいっちゃったっていうのは
置いといてNTRに特化させてる割にはこっちにピンとこない内容だった気がする
やっぱ二次使用を見据えてR -15仕様で作ってるとこから来る表現が緩くなるのは仕方ないということかなぁ
切り口の違う記事はコチラ
2022年製作、日本映画、BBB作品
井上博貴脚本・監督作品
出演:水澤紳吾、枡田幸希、水石亜飛夢、秋谷百音
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/7f/8aee9a36d14ebd30801baf69a9957af6.jpg)