MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

花と沼

2022-12-31 23:19:33 | ピンク映画
今年最後の映画は城定監督のピンク映画ってもR -15作品でしめくくり
ってことで来年1月6日にDVDがスターボードからリリースされる作品
テアトル新宿での恒例企画興行2020年10月開催の<OP PICTURES+ フェス2020>にてR15+バージョンとして「キモハラ課長 ムラムラおっぴろげ」という七海ななさんのR-18作品をピンク映画上映前に「花と沼」として目玉作品として公開された作品
 
七海ななさんってことで城定監督は再び「舐める女」をさらに発展させた作品を作られたようで
っていうかAV引退されエロチックOVからも遠ざかっていた七海ななさんの動向はTVバラエティの「タモリ倶楽部」のソラミミコーナーでの裸要員として散見してお元気なお姿を拝見してはいましたが
やっぱりフェチ映画にはこの人ってことでの七海ななさん
流石の貫禄演技でしたねぇ
っていうかこう言ったキモい役柄の女優さんが七海さんなら
男優さんはやっぱこの人麻木貴仁さんの右に出る人はいないだろうなってくらいの適役でした
この二人無くしてこの映画は成立しないだろうし
さらに映画をパワーアップさせる男優さんは森羅万象さんですが、今作では機能させてなくて
しじみ姐さんをその役所として使われてて
しじみ姐さんもちゃんとそれに応える度量を示されてて
ほんと映画ってアンサンブルだなぁって思わされる
 
七海ななさんのお部屋に一花の部屋に貼られてる映画のポスターにDVDではボカシがかけられていたんですが
これって著作権なのかしら、ちょっとそこんとこがDVDだけなのか知りたいけども
それでも映画としての面白さは損なわれていないということは城定監督の力量でもあるような
 
フェチに特化した純愛映画と言えるけども
昆虫色っていうとこは時代の最先端を行ってると思いつつ見ていましたが
あれってモノホン?それを食うんだから役者さんって大変なお仕事ですねぇ
エロチックさもR -15とは言え七海さんの艶技力できちんとピンク映画として機能してるのもよかったなぁ
今や時代の最先端をいく城定監督ですが低予算のピンク色映画でもこれだけの作品えお撮れるんだからねぇ
今後は予算もしっかりつく監督としてきっちり我々が楽しめる作品を来年も沢山撮って欲しい
 
切り口の違う記事はコチラ
 
今年もご愛顧くださりありがとうございました
皆さまも、良いお年をお迎えください
 
 
2020年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
城定秀夫脚本・編集・監督作品
出演:七海なな、きみと歩実、しじみ、麻木貴仁、山本宗介、久保獅子、矢作マサル、守屋文雄、森羅万象

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MAKO 死の沈没船

2022-12-31 17:05:21 | 洋画未公開
みんな大好きサメ映画って事で、これは珍しいエジプトのサメ映画
しかし、後半の水中部分っていうのかな実際の水の中での撮影のようで
まずは水中30mって言う設定での水中がかなり暗い
それに30年前の沈没船の全貌が全くわかんないで誰がどこにいるのか船の構造も全く分かんない
さらに潜った8人全員が同じ潜水服、そして目と鼻しかゴーグル部分で見えていないから
劇中名前で呼び合うんだけど極端なこと言うと男か女かも見分けがつかない有様で誰が誰だか全くわかんない
(これって私だけだったんだろうか?)
 
こんな映画をよく作ったなって言うことしか思わずにイライラして見ていく羽目に
さらにサメさんのお食事シーンはあるんだけどサメがチョロチョロしてるだけでほとんど映画として機能してない有様
ただし犠牲者はそれなりに出ますよ
ってか96分の尺の前半30分くらいが地上での人間ドラマで
いざ水中に入ったら映像的に上記の有様って一体どーゆー映画なの
トルコの映画って今までほとんど見てきてないから、それなりにカタルシスが得られるサメパニック映画だと思っていたら
 
ドキュメンタリー作家のおばさん監督が念願の大賞を受賞して“子供の頃からの夢が叶った”みたいな感想を述べたら
急に間違いで実は旦那さんの方が受賞者だったって言うお粗末な受賞風景から始まり
蟠りから夫婦仲は悪くなり
監督は今度こそってスタッフに葉っぱかけてドキュメンタリーのアイディアを募集したら
新しく加わったお姉ちゃんがこの沈没船にまつわるミステリーを話して乗っかった監督さん
意気込んだ現地に入りいざ水中へ
ってここまで30分も費やしてスタッフ連中を紹介兼ねてるんだけど
水の中では誰が誰やら、ただただ水中の無線会話で名前だけ言われてもめちゃくちゃ誰が誰やらさっぱりわからん体たらく
 
このアイディア出した姉ちゃんは過去にこの船の行きのこりでなんと自分のミスで母親を殺してしまった贖罪に来てることだけはわかるけど
水中で糖尿が悪化して死んじゃうとかドアに挟まれ動けなくなったりとして死んでった者もいれば
サメに食われて死んじゃう者も・・・
って言っても水中でも生き残るためには自分だけって言うようなエゴが発生して人間の醜さを全員が露呈していく有様
 
さらに海上での船員もいわくありげな人間の模様で業の深さを海中と会場で表していたりで
サメの名前まで知ってる奴が居てそのサメの名前がなんとMAKOなんですね
サメの名前知ってもなんの意味もなさず
ただただ映画のロケハンで潜っただけなのにラストシーンではこの悲劇をドキュメンタリーで大賞受賞した女監督さんが犠牲者に今度は謝意を述べるんですが
これを映画にしたらドキュメンタリーじゃないよねぇ
だってカメラも持たずに水中に入ってるんだから・・・
さらに見終わって調べてみたら実話っていうことみたいだし
 
なんちゅう映画やったんだろうか
 
2021年製作、エジプト映画
モハメド・ヘシャム・エル・ラシディ監督作品
出演:ムラト・イルディリム、ニコラス・ムアワード、バスマ、アムル・ワーバ、ナヒド・エル・セバイ、サルマ・エルシミー
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする