そうなんですよねもう今年っていうか12月も後4日で終わっちまいます
ってことで日本映画専門チャンネルで毎月2本“おとなの桃色シネマ白書”の12月OA分の残り一本を消化してないことに気が付きまして・・・
そうなんですね「快楽特急 さわってビックリ!」とR -15のTVOA用のタイトルになっていたので見てて気づきました
これって見ていた作品それもDVDタイトルでは「痴漢電車 さわってビックリ!」という作品でそう一応R -18作品で・・・
って事で今作ではボカシ全くありませんがよーく見てみると腰接部分が微妙にトリミングされていたようでしたが
って事で今作ではボカシ全くありませんがよーく見てみると腰接部分が微妙にトリミングされていたようでしたが
ピンク映画でスクリュウボールコメディに挑戦した作品、女スリと気弱で生真面目な主人公が様々な犯罪に手を染める羽目になるウェルメイドな作品
いわゆるプログラムピクチャーシステムで製作されるからこそこう言った挑戦ができるピンク映画て事で
ピンク業界から名監督が生まれるって言う要素もこう言った製作システムであればこそなんだって言うことが改めて・・・
川瀬陽太演じる主人公の会社員と麻田真夕演じるヒロインのスリの出会い方や祖母のエピソード、そして葉月蛍さん演じる川瀬陽太の恋人のエピソードとか色々フラグを立てておいてご都合主義的な回収ではあるものの、麻田真夕の奔放なヒロインぶりとそれに翻弄される川瀬陽太の軽妙な演技がこの映画を成立させているし
川瀬陽太演じる主人公の会社員と麻田真夕演じるヒロインのスリの出会い方や祖母のエピソード、そして葉月蛍さん演じる川瀬陽太の恋人のエピソードとか色々フラグを立てておいてご都合主義的な回収ではあるものの、麻田真夕の奔放なヒロインぶりとそれに翻弄される川瀬陽太の軽妙な演技がこの映画を成立させているし
ピンク映画にしてヒロインの脱ぎが少なくて脇の葉月さんの濡れ場が多いって言うのもある意味生きていたような気がするが
ヒロインの婆さんとかコンビニ店長とかちょっといらない裾野を広げた感は否めないけどもそれらを瑕瑾にしているのは麻田真夕の疾走演技で全てカバーしちゃってるとこも素晴らしい
中盤、お互いの気持ちに気づきながらもお互いに一歩前に踏み出せない不器用な二人の恋愛ドラマとなってのラストシーンに持っていく脚本が完全にウエルメイドな恋愛映画になっているんですね
毎回書いてるように思うけど日本映画専門チャンネルの、ピンク映画数千本のは中からの選択力の凄ささが素晴らしいのだ
切り口の違う記事はコチラ
2001年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
榎本敏郎監督作品
出演:麻田真夕、葉月蛍、川瀬陽太、佐野和宏、十日市秀悦、あ子、鈴木敏子、秦国雄、小林節彦