いつも書いてることですが、私のレンタル基準の第一要件はジャケット借りでして
ほとんど一瞥で決めてしまいます
この作品もジャケットの絵面とタイトルで一瞬頭の中で中世のヨーロッパのソードアクションだっていうのでもうセットに組み入れてしまってた・・・のが運のつき
なんと惹句まで読んでいなかったモンだから円盤入れて
映画が始まった途端に着ぐるみの怪物でくるんだから
もう唖然!!
タイトル出てさらに唖然「WEREWOLF CASTLE」だもんね
”WEREWOLF“ったら”狼男“ではないですか
そうこの作品直訳すれば“狼男城”ってことですよね
オープニング主人公の兄ちゃんが恋人の姉ちゃんとちちくっていたら着ぐるみとわかる劇中”人狼“って呼ばれてるモンスターたちがお兄ちゃんの村を襲ってきて
外の騒ぎにいち早く反応して恋人ほったらかしでとっさに隠れた主人公
置いてきぼりの恋人は彼の目の前で切り裂かれてしまう
男なら自分だけ逃げるなよって思いましたが・・・
生き残った村人たちはナイトつまり騎士を3人雇い。そしてやって来た3人の騎士と恋人を捨てて生き残った主人公と村人2人の計6人の男たちで、人狼の棲家である森をぬけて村を治めてる城主に助けを求めに行くのだが
着ぐるみみたいな人狼の他にもう一種の人狼がいて、こっちに噛まれると噛まれた人間は人狼になってしまうというゾンビみたいなやつがいて
城主に助けを求めに行く6人が一人また一人とは森の中で殺されたり噛まれたりして消えて行く
主人公はそんな戦いの中で剣を習い人狼とた闘う中で成長して行く姿を見せてくるわけで
今の彼なら自分だけ隠れて恋人を見殺しにはしない男になって行ったものの・・・
最終的に彼一人がお城に到着するものの何と城主はすでに人狼に噛まれてて
城主らと戦って彼自身も噛まれて人狼になるものの
そのまま村に帰り村が再び人狼たちに襲われるのを防ぐのであった
まぁ一人の青年の成長を描くとこに主眼があったんでしょうね
オープニングで恋人をそのままに自分だけ逃げ隠れしたシーンはそのための必要だったってことでしょうか
こっちが思っていたのとは違う作品だったしあまりにもB級すぎる作品だった
ゾンビ人狼はまだとしても着ぐるみまんまの人狼だけはなんとかして欲しかった
2021年製作、イギリス映画
チャーリー・スティーズ制作・脚本・撮影・監督作品
出演:ピーター・ロフスガード、ジャイ・オコーネル、グレッグ・ドラヴェン、ティム・カートライト、リチャード・フリータス、リース・コンノリー
