本当に、日本映画専門チャンネルはピンク映画にしても専門チャンネルの名に恥じない最高に面白い作品をチョイスしてくるよね
ってことで今年の7月から月二本の割合で厳選したピンク映画をOAしてきてる“おとなの桃色シネマ白書”の今月の一本目です。
どうやら女池充監督の処女作品だそうですが、いや完全にやられたなぁっていうことっで言う作品だった
毛後半はなんだこのアヴァンギャルドな感性は・・・


個人的にピンク映画にハマってみ始めたのはもうピンク映画の二大巨頭である新東宝が製作桃色覚束なくなり、OP映画がR−15作品との併作し始め他頃ですから
こういう作品との出逢いがあるから、日本映画専門チャンネル幅こう言った企画営業は嬉しい限りだし、こう言った掘り出し作品があるから観続けであって
やっぱ製作委員会って言った作品つくりよりプログラムピクチャーと言った製作体勢であるからに他ならないと思うんだよねぇ
でもOP映画桃色いつまでこの体勢ではピンク映画を作っていけるんだろうか

お話しとしては新人看護士アケミは孤独で寂しがり屋な人物実は脚を引きずっており、それは加古の事故にによるもので
実父に襲われたことで階段から堕ちるて障害となり更にセックス恐怖症のでトラウマを抱えており
今日も疲れて帰宅するとアパートの隣の部屋のトシコの喘ぎ声が聞こえてきて部屋を飛び出して散歩に
散歩に出たとこは二子橋でしたねえ、歩いてきた方向は川崎幅二子新地からですね
ってここはジモティですからねぇ
偶然にもトシコとセックスしていたのはアケミの病院の医師久保だったんですがそんなことはアケミにはわからない
二子橋で録音機材で川音を録ってる郁夫だった
音録です無理して骨折した郁夫の担当になったアケミはほのかに郁夫に心を寄せていく
そんなある久保が突然トシコを殺したってアケミ幅室に飛び込んだきて
アケミは冷静にトシコ幅死体処理を行い久保と年ごろになってトシコ殿不倫がバレで家に帰れない久保と同棲してしまう
この久保との突発的な出会いの直前にアケミは郁夫日本恋心を打ち明けていたものの
こんな関係になってしまっていた清算をしてしまう
そうアナルを責められた久保を思わず刺してしまうのだった
海に全裸で立つアケミになんとカットの声がかかる・・・
アケミのモノローグで語られるこの物語は、そう完全なるトラップ・ムービーだったんですが、観ているこっちはいきなりアケミが久保と結ばれてしまうのか?郁夫とはどうなったと不思議に思いながら見ていく
入水自殺が実は映画撮影だったってとこから
アケミと郁夫の結ばれるハッピーエンドへとツイストして我々を安心させてくれて
更に久保とトシコの平和な姿をも見せてくれる
この完璧な仕掛けと、明かされた真実を知ってのエンドクレジットななですね
この完璧な仕掛けと、明かされた真実を知ってのエンドクレジットななですね
そんなエンドクレジットにもちょっとした仕掛けが施されているんですね
野上正義さんがちょい役で幅ご出演
切り口の違う記事はコチラ
1997年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
女池充監督作品
出演:吉岡まり子、河名麻衣、槇原めぐみ、寺十吾、本多菊雄、野上正義
