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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

白衣の告白 新人看護師日記

2022-12-05 23:37:34 | ピンク映画
本当に、日本映画専門チャンネルはピンク映画にしても専門チャンネルの名に恥じない最高に面白い作品をチョイスしてくるよね
ってことで今年の7月から月二本の割合で厳選したピンク映画をOAしてきてる“おとなの桃色シネマ白書”の今月の一本目です。
どうやら女池充監督の処女作品だそうですが、いや完全にやられたなぁっていうことっで言う作品だった
毛後半はなんだこのアヴァンギャルドな感性は・・・




個人的にピンク映画にハマってみ始めたのはもうピンク映画の二大巨頭である新東宝が製作桃色覚束なくなり、OP映画がR−15作品との併作し始め他頃ですから
こういう作品との出逢いがあるから、日本映画専門チャンネル幅こう言った企画営業は嬉しい限りだし、こう言った掘り出し作品があるから観続けであって
やっぱ製作委員会って言った作品つくりよりプログラムピクチャーと言った製作体勢であるからに他ならないと思うんだよねぇ
でもOP映画桃色いつまでこの体勢ではピンク映画を作っていけるんだろうか
 
お話しとしては新人看護士アケミは孤独で寂しがり屋な人物実は脚を引きずっており、それは加古の事故にによるもので
実父に襲われたことで階段から堕ちるて障害となり更にセックス恐怖症のでトラウマを抱えており
今日も疲れて帰宅するとアパートの隣の部屋のトシコの喘ぎ声が聞こえてきて部屋を飛び出して散歩に
散歩に出たとこは二子橋でしたねえ、歩いてきた方向は川崎幅二子新地からですね
ってここはジモティですからねぇ
偶然にもトシコとセックスしていたのはアケミの病院の医師久保だったんですがそんなことはアケミにはわからない
二子橋で録音機材で川音を録ってる郁夫だった
音録です無理して骨折した郁夫の担当になったアケミはほのかに郁夫に心を寄せていく
そんなある久保が突然トシコを殺したってアケミ幅室に飛び込んだきて
アケミは冷静にトシコ幅死体処理を行い久保と年ごろになってトシコ殿不倫がバレで家に帰れない久保と同棲してしまう
この久保との突発的な出会いの直前にアケミは郁夫日本恋心を打ち明けていたものの
こんな関係になってしまっていた清算をしてしまう
そうアナルを責められた久保を思わず刺してしまうのだった
 
海に全裸で立つアケミになんとカットの声がかかる・・・

アケミのモノローグで語られるこの物語は、そう完全なるトラップ・ムービーだったんですが、観ているこっちはいきなりアケミが久保と結ばれてしまうのか?郁夫とはどうなったと不思議に思いながら見ていく
入水自殺が実は映画撮影だったってとこから
アケミと郁夫の結ばれるハッピーエンドへとツイストして我々を安心させてくれて
更に久保とトシコの平和な姿をも見せてくれる
この完璧な仕掛けと、明かされた真実を知ってのエンドクレジットななですね
そんなエンドクレジットにもちょっとした仕掛けが施されているんですね
 
野上正義さんがちょい役で幅ご出演
 
切り口の違う記事はコチラ
 
1997年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
女池充監督作品
出演:吉岡まり子、河名麻衣、槇原めぐみ、寺十吾、本多菊雄、野上正義
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キングメーカー 大統領を作った男

2022-12-05 17:23:09 | 韓国映画
今月は韓国映画の面白そうというか、わたし好みな作品のDVDのリリースが目白押し
今までの不毛感がウソの様に満たされる感じですよ
まずは政治映画
”大統領を作った男“ということでこちらを選びました。
冒頭事実をもとにしたフィクションと断りが出ましたので一応見終わってwiki で調べたら“金大中とその選挙スタッフだった厳昌録(オム・チャンノク)の政治キャリアにまつわる逸話をベースとしている”
とあって、キム・デジュンが軍事政権幅中大統領候補になるまでを描いた作品と知れました。
 
キム・デジュンが第15代韓国大統領になるのは光州事件とかの民主化運動や日本で韓国側からの拉致監禁を経て大統領になるのはラストでは回顧噺としてキム・ウンボムとソ・チャンデとの会話でまとめられているだけで
大統領候補になるまで、劇中では政治家キム・ウンボムと意を共にして彼の選挙戦略参謀としてのソ・チャンデとのお話が静かに綴られていくだけのお話
イ・ソンギュン演じるソ・チャンデの選挙参謀ぶりが凄すぎる
 
勝つためには手段もなりふり構わなさでの智力がすごい
最初の選挙ではなんと対立候補幅運動員に化けさせたこっち側の運動員が向こうの配ったいわゆる買収品を回収し、こっち側の候補名に張り替えて再配布するという作戦とか
世論がこっちにつくように事件を起こして世論をこっちにつけたりさせるいわゆる犯罪でも厭わずに勝つためにはなんでもアリの実行する知恵がすごい
 
議員になったら党幅総裁候補選挙に勝つためには味方議員に白票を投じさせ
再選挙に持ち込んでみせたりと
よくまぁこれだけの知恵がまわるなって見てるこっちも彼の参謀ぶりに感心させられる
っていうかそれらがこの映画における肝なんですが
軍事政権下での民主政治家を標榜するキム・ウンボムとお互いの意識が介離していき
更にキム候補の家が爆破されて同情票を得ようというソのアイデアに反対したものの
それが実行されたことで二人の仲は完全に決裂してしまう
 
それを機にキム・ウンボクの対立候補の参謀にスカウトされたソ・チャンデ幅たためにキム・ウンボクは総裁で敗れ大統領にはなれなかった・・・
それ以降は上記に書いたとおりの波乱の人生を経験してついに第15代大統領なるんですが
男の友情というか絶体の信頼が崩れていく様と永年幅時間経過後の再会で二人に旧懐の情が変わりなく描かれるラストシーンが実にいい
二時間が短く感じられる作品でした
 
2021年製作、韓国映画(日本公開作品)
ピョン・ソンヒョン監督作品
出演:ソル・ギョング、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョン、チョ・ウジン、パク・イナン、ペ・ジョンオク、キム・ソンオ、ソ・ウンス、キム・セビョク
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