いつのことからだろうか、韓国映画の持ってるエグさにハマって
DVD化されてレンタルリリースされる韓国映画は韓流ドラマで優勢を見せておばさまたちがハマりにハマるメロドラマの作品以外は極力余さず見るように努めていて
今回もちょっとホラーっぽい感じだがどこかジャケットから来るコメディ感から
こいつは見といていいだろうと言うことでセットレンタルに組み込んだ作品
シネマート新宿の恒例企画興行<韓流映画祭2023>の第一弾の作品として公開された作品だった
けど見終わって調べてみたらなんとKARAのハン・スンヨンの映画初出演作品だった
どおりで見映えのいいヒロインだと思った
まぁいわゆる事故物件の家を借りてしまった男の子と家を借りる時に貸した金の関係で一緒に住むことになったハン・スンヨンが邦題通り幽霊と出会って
その恨みを晴らしてやることで霊を鎮めてあげるお話をコメディタッチで
オープニング韓国のいわゆるソウル大学でてないとほとんど就職できない就職難を背景に、求職中のハン・スンヨン演じるイェジと20年来に渡る幼なじみのこれまたコンビニバイトで生活してるホドゥが格安で借りた家は、事故物件であった。それを理由に大家に解約を求めるが契約書の一部にちっこい字で契約破棄できない旨が書かれており
そんなの見ないから、そうだよね生命保険の契約にしても約款のあの小文字で書かれた書類なぞ読んだことないもんね多分誰も
ってことで幽霊と住まねばならなくなったイェジとホドゥは
なんと除霊することにしたが除霊師の価格が高すぎて・・・
格安のイケメンくんを雇うものの物の役にたたないアイドル崩れのニイちゃん
格安のイケメンくんを雇うものの物の役にたたないアイドル崩れのニイちゃん
後半はこのニイちゃんと三人で霊を迎え撃つことになるんだけど・・・
見てるとこの事故物件の隣の男が怪しい人物でって
すぐにこっちにはわかるようになっており
三人でなんとか殺人者を捕まえるお話だけどこの人物も韓国の就職事情をモロに抱えた人物だったよねなんと公務員試験に艱難辛苦の末にようやっと受かったからこその・・・
そんな若者たちの就職難が裏テーマでもあったのかな
そんな若者たちの就職難が裏テーマでもあったのかな
ホラー映画の恐怖シーンははほとんどない、というか、なんか霊自体も全く怖くないドタバタホラーコメディで
まぁ実に緩い作品でして最初から最後まで、KARAのハン・スンヨンを見るだけの映画だった。
勝手に裏テーマ絡みで韓国映画の幅の広さを知らしめられた作品でもあります
だって86分って言う短尺であるけど最後まで落ちずに見られる作品だったから
2021年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・ウンギョン監督作品
出演:ハン・スンヨン、キム・ヒョンモク、ホン・スンボム