中古屋さんでジャケットの青木祐子さんの美しさに惹かれる購入していた作品
いつ購入したのかは覚えていませんが1000円前後で購入してるはずです
って言うのもこの作品実はDVDは「青木祐子 激情」って言うタイトルで
発売された作品ですが

コチラはDODシステムで録画されたいわゆる販売品ではあるもののコピーちゅうかダビングされて流通している作品だったのね
いつ流通されたのか不明だけど映画本編自体4:3比のスタンダードであるのと
現在のプレイヤーにかけるとスタンダードの額縁になる作品だった
まず驚かされたのは新東宝映画のロゴにかぶっての劇伴がなんと長唄の「藤娘」それも鳴り物入りの本格的なやつ
それにかぶって青木さんがBMWを着物姿で運転して
街中で一人旅の男に声をかける
“よろしければうちに泊まっていただけないでしょうか?”
なんと声をかけられて振り向いたのはまだお若い諏訪太郎さんでして・・・
なんと声をかけられて振り向いたのはまだお若い諏訪太郎さんでして・・・

そうなんです人妻和子は夫のために男を漁って連れて帰り、不治の病で不能になった夫に漁ってきた男とのセックスを見せるのだった
そんなある日声かけした男には彼女のツレがいて
なんとそのツレは和子が昔AV女優をしていた時の同僚だった
そんな2人を家に招き入れるものの
男は元ボクサーでそのために現在視力が減退していて
2人してまずは和子に旦那に過去をバラすと1000万要求し、
和子の夫には奥さんの過去がパレたら今後の事業に差し支えるでしょうとこっちにも1000万要求するものの
この夫は余命幾ばくもない官能作家で妻の他人とのセックスを覗き見して作品を書いていたと言うことで
まぁ肉体的に結ばれてない夫婦が精神的につながっており
夫の遺作のために他人を漁っていたって言うお話で
夫が死んでも和子は再び一人旅の男に声をかけるとこで映画は終わる
ちゅうことではじめと終わりはシンメトリーにもなってたいたんですね
そして今オープニングの劇伴の藤娘は死を目前にした夫の前で踊る和子によって消化されると言う
55分の尺ではあるのですが、色々と凝った作品できっちりと纏まった作品になっていたんですね
切り口の違う記事はコチラ
1987年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
加島春海監督作品
出演:青木祐子、中里冬美、三田寛之、一条政輝、諏訪太郎