日本映画を積極的に見ていこうと言う企画と伊藤沙莉さんで見た作品なんだけど
ロートルの私にはちょっとついていけないって感じさせてくれたような作品
一応内田英治、片山慎三の二人の監督が各三編ずつの短編作品を撮って
それを一貫した流れの六編のオムニバス風に編集して一編の映画として仕立て上げた作品という形になっており
流れとしてはちゃんと一本の筋で貫かれており
「歌舞伎町にいる」脚本・監督:片山慎三
「歌舞伎町の恋」脚本・監督:内田英治
「鏡の向こう」脚本・監督:片山慎三
「踏切を超えた時」脚本・監督:内田英治
「姉妹の秘密」脚本・監督:片山慎三
「少女A」脚本・監督:内田英治
「歌舞伎町の恋」脚本・監督:内田英治
「鏡の向こう」脚本・監督:片山慎三
「踏切を超えた時」脚本・監督:内田英治
「姉妹の秘密」脚本・監督:片山慎三
「少女A」脚本・監督:内田英治
残して六つの短編で紡がれている作品
物語の一貫性を保つためのプロットを脚本家の山田能龍氏が各脚本に細かい一環プロットを書き込んで撮影させたんだと見てとったんですが?違うかなぁ
要はなぜか宇宙人が日本で捕まってそいつをアメリカに運ぼうっていう途中で逃げられて
何故かFBIが捜査しみると宇宙放射能が歌舞伎町から検出されて
ゴールデン街の小さな飲み屋でバーテンしつつ探偵稼業も営んでいるマリコにこの入り組んだ街なら探せるだろうってFBIから依頼を受けるところから映画は始まるものの
その宇宙人は宇野祥平演じる科学者に保護されており、ってか宇宙人ラーメン好きなんですねぇ
上記の各章タイトルで映画は紡がれていくものの
それぞれの各章のエピソードに脈絡はなく各章の主人公たちの人生が断片的に描かれていくだけのお話
まぁこういったスタイルで製作されてるってことは
一応この作品2時間弱の尺なんですが、今時の若い人たちってYouTubeやTikTokなどの短い尺の動画には慣れてるものの
映画って言う2時間に尺の動画をゆっくり腰据えて見るような習慣を持てないから
六つの短編で目先を変えてそれをオムニバスというか、繋がりの映像を組み入れつつ編集して一編の映画にして提供してみせるという
いわゆる新しい形の映画の未来性を見せてくれてたのだと
見終わって思いました。
まぁそういうことで最初は身が入らず見づらい作品だって思ったものですが
途中からはちょっと一貫性が見えてきてちゃんとこっちも整理してみることができましたし
最後の「少女A」ではマリコと恋人の忍者との過去の接点が見られたしマリコの今がこういった形で形成されたのかがよくわかりました。b
さらにホストに入れあげたりするおねえちゃんとかねぇ
現代社会の歪みっていうのか歌舞伎町って街がどんな街かっていうのも見えたし
っていうか不良外国人のお話がなかったかなぁ
まぁちょいちょいコント風なものまで挟んでくれてましたが
マリコって探偵らしきことしてましたっけ?
2023年製作、日本映画、映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会作品
内田英治、片山慎三共同脚本・監督作品
出演:伊藤沙莉、竹野内豊、北村有起哉、宇野祥平、久保史緒里、松浦祐也、高野洸、中原果南、島田桃依、伊島空、黒石高大、真宮葉月、矢部太郎