今月の日本映画専門チャンネルの恒例企画プログラムである“おとなの桃色シネマ白書”の2本目の作品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/12/cb81b5cde7fcbb8a1894a78a86d51396.jpg)
実にピンク映画らしからねぇちょっといい話のプロットになっておりました
いやほんとあまりにもいい話すぎて・・・
見終わって調べていたら脚本家の五代暁子さんが2001年のアメリカ映画「スウィート・ノベンバー」をリメイクしてたようで
見終わって調べていたら脚本家の五代暁子さんが2001年のアメリカ映画「スウィート・ノベンバー」をリメイクしてたようで
通りで・・・って言うのかピンク映画風に焼き直ししてるっていうかある意味おっきな声で言っちゃいけないんだろうね
いわゆるパクじゃなくインスパイアーされた作品
一月だけの限定恋人に指名された川瀬陽太さん
そりゃ一緒に住んでたら体の相性もあるだろうけども情も移るし
そんなこんなで佐々木麻由子さんとの間に恋から愛が芽生えて
っていうかお互い同じ思いなのに何と佐々木麻由子は川瀬陽太を完全に突き放す
そう彼女は不治の病に侵されており
最後の人生を月ごとに男を変えて最後の人生を楽しんでいたのだった
そんな最期の最後に出会った男が川瀬陽太さんで本気でお互い愛が芽生えたものの
男は最期まで面倒見るといい
女は醜い自分の最期を愛した男に見せたくないと
どうしても噛み合わない二人が選択したのは・・・
元ネタがいいからちょっといい話の作品になるのは当たり前で
元ネタがいいからちょっといい話の作品になるのは当たり前で
オープニングのブランコのは絵がエンドカットとシンメトリーになっていたのね
個人的にはなかみつせいじさんの誕生日シーンはいらなかった気もしないでもないですが
ピン球映画はプログラムピクチャーシステムとして製作されていくからできたちょっとピンク映画から逸脱したいい作品でしたねぇ
切り口の違う記事はコチラ
2002年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
五代暁子脚本、池島ゆたか監督作品
出演:佐々木麻由子、水原香菜恵、河村栞、なかみつせいじ、竹本泰志、川瀬陽太