まぁここに来て、配信が主流になりつつあるレンタル映画の業界
いずれDVDって言う現物レンタルも衰亡していく
それまでは一日に洋画と邦画を一本ずつブログアップしていこうって個人的に一念発起して
続けてきてるんですが、邦画はある程度CSとかBSでの作品に助けてもらっているんですが
今月のリリース予定を見ると新作DVDを見てても今月はなんとか消化できそうだって机上の計算ができるようなんで
これまた日本映画を積極的に見ていこうって企画でレンタルしてきたこの作品を今日は
日本映画を積極的に・・・って言う企画を企てる以前だったようで、この作品
なんと“ミドリムシ”シリーズの第二弾だそうで、前作「ミドリムシの夢」という作品さへ知らなかった
そうさらに駐禁取締り委託業務員たちをその服装から”ミドリムシ“って蔑称されてることも知らなかった
まぁここで登場してくるミドリムシたちはブクロという都心を主体に駐禁を取り締まる連中なのでその業務は徒歩なんですね
私の居住区のミドリムシは二人1組で自転車で移動されているのをよく見ますが
これまた公安から委託された私設会社への民間委託業務だったんですね
こんだけ当事者から文句言われるお仕事は私にはできないなぁっていうのが見終わっての最初の感想
こんだけ罵られたらこっちが先にキレちゃう
そんな毎日を彼らなりの信念と誇りを持ってやってるし
取り締まる側も人間、取り締まられる側も人間ですから
そりゃもうミドリムシは我慢駿河の時計台でしかないわけで
そこがわたしにはできないなぁっていうのもわかったんです。第二か第三の人生にはこの仕事は選ばないなぁ
まぁヒロインのこの仕事においてついたわけがなんとなく劇中の違反者に諭すヒロインの言葉と墓参りのシーンでなんとなく読めてしまうものの
さほどの信念と覚悟がそこにあった訳ではなかったのが、この映画のクライマックスに確信に変わるという
ある意味ヒロインの成長の物語をコメディタッチで描いていたのですね
説教臭くなくエンタメとして映画にしてるとこはいいんだけども
こんだけ花も実もない役者たち(失礼)だけでの映画を劇場にわざわざ足を運んで見に来る人がいるのかなぁ
って思わされるくらい地味なキャスティングでした
まぁ現実のリアルさを求めてのキャスティングなんだろうし
こういったお話自体に説得性を持たせてるのも事実なんだろうけども
私には合わない作品でもありました。
2022年製作、日本映画、ミドリムシフィルム作品
真田幹也監督作品
出演:河井青葉、大高洋夫、青野竜平、三田村賢二、樋渡真司、岡田正、ほりかわひろき、今村美乃、仁科貴、金田賢一