MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

熟母・娘 骨まで愛して

2023-10-20 20:08:23 | ピンク映画
今月の日本映画専門チャンネルの“おとなの桃色シネマ白書”
一応月初のOAに間に合わせて録画して置いたものの今月は月末に行かないうちの早目の視聴
ちょっと後ほどわかることではあるんですが
新作のレンタルの大概は26日分まで予約投稿済みでして
ちょっと新作ものの枯れ時に・・・
まぁ毎日の更新は夜八時代の邦画枠になってて
こいつもギリギリで書いている時もありまして今日はそんな日
 
どんな映画も事前に情報入れませんが、何と見てる途中でわかりましたし
こいつは下駄のは音さえしないだけで『怪談牡丹灯籠』を現代に置き換えたピンク映画だった
そしてTVOAタイトルつけた方のセンスの良さに舌を巻いた
ピンク映画として劇場公開された時のタイトルが「熟母・娘 乱交」そして再映改題されて「母と娘 濡れまくら」とか「猥褻奇談 生娘の白い太股」だったものを
日本映画専門チャンネルではTVOAタイトルして「熟母・娘 骨まで愛して」
 
まさに牡丹灯篭にふさわしいタイトルですよね「骨まで愛して」
製作時代が2006年ですからねぇ昭和歌謡から頂いたのは事実でしょうが
まさに的遠射たタイトルですよ
現実川瀬陽太が若旦那の閨房を覗いだった時の映像は髑髏と人骨模型と絡んでるお姿でしたからねぇ
文字通りの“骨まであいして”に他ならない
 
他ならないのは先に書いたと思うけどカランコロンのは下駄の男がないだけで
熟母と娘のは幽霊は提灯ともして、園提灯が水面日本浮かぶ映像まで職人深町監督は見事に映像化してくれてはいるんですが
若旦那何幽霊に精気を吸い取られた様相を目の周り黒塗りで顔を白塗りっていうのはある意味コントでしかなかった
そこだけなんとかしてくれてたら歴史に残るピンク映画だったと・・・
じつに惜しい
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2006年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
深町章監督作品
出演:藍山みなみ、しのざきさとみ、里見瑤子、岡田智宏、川瀬陽太
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デスパレート・ラン

2023-10-20 05:05:35 | 洋画
ナオミ・ワッツがスマホ一台だけで、銃を持った学校立てこもり犯と対峙する映画、それもかなり離れた森の中でのある意味彼女一人だけが映されるだけのある意味ワンマン映画
彼女の演技がそうさせるのか、シノプシスがいいのかどっちかわかんないんだけど
ナオミ・ワッツ同様に見てるこっちも映画の時間軸同様にまたヒロインの心情同様に実に前半はイライラさせられる映画のでした
それはもう映画にこっちがはめられたちゅうことにそういないわけで
もうそれだでけでこの映画は成功のも部類に入る
 
一年前に交通事故で旦那さんを亡くし傷がまだ癒えない高校生の息子と9歳の娘を持って頑張って生きてるナオミ・ワッツ演じるヒロインエイミー
今朝も父親喪失の鬱から抜け出せない息子を学校に行けって言い残して自分はルーティンにしてるのかわかんないけど、ランニングに出かけてしまう
そんな彼女の姿だけをしつように追いかけるカメラ
ところが息子が通ってる高校で銃撃事件が発生し
警察からあれやこれやムスコについてのも問いただしの電話が入ってから
エイミーは息子が犯人なのじゃないかって言う疑念が持ち上がりもういてもたってもいられずに転びまろびつ森から出ようとするが焦ってどんどん知らない方向に・・・
スマホ一台をフルに活用して息子に電話するも留守電、クラスメイトのも親たちも全くツンボ桟敷(’差別用語失礼)に置かれてウロウロしてるだけで拉致が開かない中
 
頭をフル回転させてまずは馴染の学校側の修理工場に電話して状況を外側から把握
どうやら警察は息子のクルマを調べているのは情報を得て
さっきの警察からの電話と同調させると息子が犯人と見てるようで
尚更母としてはこころ落ち着かなくなったりと
ナオミ・ワッツさすがアカデミー女優さん
ここいら演技がうますぎて見てるこっちもヒロインの心情と同化させられるからイライラって感情が生まれるわけですが
 
そんな他者との電話で状況を把握しつつ、いかにして息子の安否遠知るかっていう過程がじつにうまい
ある意味警察より優秀に犯人を見つけて、なんと母として犯人と電話で接触してしまう
ここいら普通の刑事以上のご活躍多少法的に問題あるものの
なんと彼女のお仕事が税務公務員だっていうのまだここで判明して
警察が捜査していたクルマのナンバーから人物を割り出し、名前を割り出せたとこで自分の事務所から納税記録から電話番号まで法律無視しての割り出しはある意味気持ちいいくらいでしたねぇ
 
まぁ自分んの息子が犯人ではなく人質であることがわかっからは
警察からの協力要請もあったりで後はめでたしめでたしってなる90分弱の作品
長くても中だるみするだろうし、ある意味緊張感が途切れずそしてキレないちょうどいい尺の作品でした
プロデュースにナオミ・ワッツさんが絡んでいたことでをエンドクレジットで知りました
って事でナオミ・ワッツさんは銃規制派の人のようですね
 
スマホはなんでもできるアイテムなのね
そりゃ15万はするわなぁ
 
 
コメント (2)
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