MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ

2023-10-24 20:08:50 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうと言う企画で視聴した作品
何と原作はコミックらしい、漫画読まないっていうか絵と絵との継ぎ目を頭で補完する作業が面倒でいつのまにか漫画読むのを辞めていただけ
そしてアニメも見ない人ですから・・・
って事で、コミックから人気出て、アニメ化されさらに実写でTVドラマ化もされて
そのTVドラマのキャスティングでドラマ版の映画を作ったって事らしいんですね
 
まぁそんなこんなで初めて見させてもらいましたが
そう泣かされましたこの映画では・・・
わざとらしい演出とかではなく、それなりにプロットがうまいから劇中人物に感情移入しやすいために感動で泣かされたっていう事でして
あざとく泣かせようっていうような演出でない実に見やすく推し活の世界観を描いた作品で
推し活って言う世界観をまず持ってアイドル側と推す側のいわゆる俗に言うところのヲタクの両方から描いた作品でしたねぇ
 
さらにこの作品の示すところの推し活される側だった元乃木坂46の松村沙友理を持ってきたことがある意味この映画ってもドラマ作品からのまんまでしたが
そう推される側を知り尽くしてる彼女だからこそ推す側はきっとこうだったんだろうって言う
現役アイドル時代の経験値が完全に生かされての演技だっらようで
完全にキャスティングでハマったって言える作品だったと思えるし
これは見た目でしかないんだけど
私自身20年以上も前にはハロヲタだった時代があって、握手会とか地方公演にもよく遠征していたもんですから
その時によく見かけたヲタクさんを己の肉体で具現化して見せてくれてたジャンボたかおさんとか
ある意味キャラでキャスティングしていた役者さんたちもピタハマりな作品と言っていいんだろうな
 
先に書いた通り自分自身ハロヲタではありましたが
地下アイドルっていうものにハマったことはないがヲタクなんてメジャー推しだろうが地下推しだろうがその本質は変わらない訳で
働いたお金は全部推しに使うって言うのはセオリー通りですからねぇ
松村沙友理演じるヒロインえりぴょだって一年中私服は新幹線で東京に来るのでさえジャージの上下ですからねぇ
ある意味潔いお金の使い方をしてる訳でして、自分で稼いだ金をどう使おうと誰も文句は言えない訳だし
これは誰にも責められない
 
人生だった一度きりですから、そんな人生を好きなアイドルに傾注していけるなんてある意味幸せとしか言えない訳でして
普通に人間なんて世間的なしがらみの中で生きていかねばならないのに
それさえも・・・
推す方も押される方も実に幸せな人生を見つけたってっことなんでしょうか
 
ヲタの気持ちを味わったことがある自分に引き替えて見ていたような気もする作品
でも自分はここまで達観できずにいたけども・・・
見てて楽しい100分の映画でした。
 
2022年製作、日本映画、「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会作品
大谷健太郎監督作品
出演:松村沙友理、伊礼姫奈、中村里帆、和田美羽、豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)、立石ケン、片田陽依、MOMO(@onefive)、SOYO(@onefive)、KANO(@onefive)、GUMI(@onefive)、
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ハイ・ヒート その女 諜報員

2023-10-24 05:05:57 | 洋画
新宿駅前にある武蔵野館系列のミニシアター新宿シネマカリテの恒例企画興行<カリコレ2023>で上映された一本
ガーリーアクションっぽかったジャケットと邦題とさらに主演がオルガ・キュリレンコさんと三拍子揃っているという事でセットレンタルに組み込んではきたものの
確かに蓋を開けてみればガーリーアクションには違いはないんだけど
オープンしたてのキュリレンコさんがオーナーシェフのフレンチレストラン内だけで展開されるアクション映画
 
ある意味設定がワンシュチュエーションであり悪党側があまりにバカでトンマでさらにラスボス的なキャラさえでこないから
キュリレンコさんがどんだけキレのあるアクションを見せてくれても
映画的に面白さが半減されるのは仕方ないとしても
じゃこっちっていう事でちょいコメディ風味をさらに足すから、それがさらに映画から面白さを逆に消し去ってしまってマイナスの相乗効果となって、実にしまらない作品になってたようで・・・
 
オープニングだけ見てると何日か前に見た「ウィ、シェフ!!」と被ってるような既視感ありまくりで、”アレ、俺円盤入れ間違えた?“って言う一瞬頭が混乱しちゃいましたが・・・
ってことでキュリレンコさんはドン・ジョンソン演じる渋〜い旦那さんと共同経営のフレンチレストランのオープン初日を迎え、旦那はテーブルフロアーで奥さんのキュリレンコは厨房でオーナーシェフとして二人で初日の大盛況の中八面六臂の忙しさ
 
そんな時に場違いな二人がオーナー指名でやってきて
そうこいつがギャングで旦那がこいつらから首が回らないほどの借金をしてて
大繁盛の店が出火したらそれに見合っただけの保険金で返済するからって言う約束してて
今日がその日だって二人が告げにきたわけで
旦那はボスと話がしたいって今日はオープン日だし他の日に・・・
 
っても聞く耳持たずに旦那が折衝してる隙に灯油を撒きに入ってきた二人を、明日の下ごしらえしていたキュリレンコが何とそこいらにある料理器具であっという間に殺傷してしまう
そうなんですね一応ダイアナローグはアメリカ映画ですから英語なんですが
時々キュリレンコさんのセリフにロシア語語が混じって来てたんですよ
って事でオーナーシェフではあるものの、キュリレンコさんは元KGBのエージェントで勝手に組織を抜けてひっそりと隠れるように生きてきてた人でしたが
自分のレストランに火はつけさせぬと昔とった何とかやらで
 
次々送り込まれてくるギャングを片っ端から成敗成敗
敵も頭きて何と百戦練磨の傭兵軍団まで送り込んでのアクション映画ですから、アクションに関しては個人的に問題ありませんが
何せ底の浅い作品であったのがとても残念
 
2022年製作、アメリカ映画
ザック・ゴールデン監督作品
出演:オルガ・キュリレンコ、ドン・ジョンソン、ケイトリン・ダブルデイ、ダイヤモンド・ダラス・ペイジ
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