MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

K.G.F: CHAPTER 1

2023-10-16 20:08:46 | アジア映画
初めて知りました、っていうのも今まで見てきたインド映画って全部が全部ボリウッド映画だって思っていたら
作られてる地方によって呼称も違う言語も違う
まぁ言語の違いは4種類あって字幕が三カ国語ついていて、自分の地方の言語で映画を楽しんでるようで
映画館で上映される映画の下半分はダイアローグ以外の字幕で埋まっていたっていうのを
仕事仲間が昔インド旅行から帰って来て聞いたことがありましたが
 
今回この作品を見て作られてる地方によって映画の色合いが微妙に違うっていうのが分かりましたねぇ
この映画したがって歌とかダンスとかありはしますが集団ダンスもないしプロットをブツ切りにはしません
まだ第一章ですから分かりませんが、しかし前後編合わせて5時間20分という長尺
日本でも前後編一挙公開って言ういうシステムをとってのロードショー一挙公開だったようで
インド映画ちゅうたら、配給会社はTWINさん
アジア映画の配給専門でこの会社「バーフバリ」で完全儲けての昨年の「RRR」ですから三匹目の泥鰌ってことになるのかな
レンタルリリースは10月13日ですが、セルリリースは11月8日
面白かったらコレクションしておこうってのレンタルでしたが
第一章だけでなんと153分のも長尺でしたが
 
ちょっとテンポの悪いっていうか主人公が見得をきるようにちょっと矯めとったりするとこがあったりで
気持ち的にこっちが焦れるシーンがあったりとしなければ長尺も気になりません
さらにボリウッドと違いアクションにCGとかワイヤー使ってないアクションをみせてくれてたのは好印象でしたが・・・
 
いわゆる国家権力と結びついてのインドマフィアを、違う組織の一人娘に惚れたロッキーがそのマフィアの命によって金鉱(K.G.F)の鉱夫奴隷として潜り込んで
国家権力と結びついたボスを倒そうっていうお話の前編っていうことで
鉱夫に潜り込んでから行動を起こすまでと主人公ロッキーの人となりが10歳の時に亡くなった母によって形成されたんだって言う過去回想を随所に挟んで展開されるわけですが
 
まそこはインド映画ですから主人公の強さは人並み外れたものでして、我慢に我慢を重ねて最後の最後に我慢の緒が切れて・・・ちゅうのは二時代前の東映任侠映画のプロットに通じるものがあったように感じたのは、多分私だけだろうな
そしての目的完遂で第一章は終わる
見終わって調べたら第二章の方がさらに長くてアクション映画としても面白いみたいなので続けて見ることに・・・
 
2018年製作、インド映画(日本公開作品)
プラシャーント・ニール脚本・監督作品
出演:ヤシュ、シュリニーディ・シェティ、ラマチャンドラ・ラジュ、アナント・ナグ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝手にしやがれ!!強奪計画

2023-10-16 05:05:52 | Vシネマ
90年代後半にVシネマのバディ作品として哀川翔、前田耕陽主演、黒沢清監督で6本シリーズとして作られた作品
日本映画専門チャンネルで今月からOAが始まったようで一応二本OAされたので録画しておいたものの視聴です
この時代のVシネマと言ったら任侠かエロって言ったいわゆるレンタルビデオ屋さんの高回転アイテムとした作品が多い中
 
この黒沢清のVシネのみ主人公は何とヤクザではなく、便利屋ちゅうか金になることならなんでもやると言うかなりいい加減な設定のコンビ
そんな二人で送る軽いタッチのドタバタコメディであるためにストーリーがご都合主義なのである
 
そして毎作変わるヒロイン?
今作のヒロインの七瀬なつみの天然ボケぶりが凄い。昼は幼稚園の先生で偶然怪我の治療をしてくれた哀川翔にとっては天使ですが、前田耕陽が結婚するんだって連れてきたキャバクラ嬢のキャンディちゃんでもあり、昼夜掛け持ちして金を稼いでいるのは父の腎臓移植手術のために3000万が必要だという訳アリ女だった。
こうなった原因を作ったのはなんとこれまたボケでなくやることなすことすべりまくりの医者だった菅田俊さん
いつもの凄みのある演技とは裏腹にこんな軽妙なキャらもできるんだって言う
私個人的には初めて見た菅田俊さんのべつのキャラにはびっくりさせられた
ってことで今作での敵役にはヤクザの凄味とかコメディ感を併せ持って演じてる國村隼さん、お若い時分から芸達者ですよね
 
情に厚く男気のある哀川、前田の二人と菅田俊が彼女のために一肌脱ぐのがメインシノプシス、七瀬なつみの天然ボケ演技も相当なものでして、彼女によって次か次へと厄介事が膨らんでいく様が楽しい。
何しろ、ヤクザに渡すヤクの運び屋の仕事をしたのに、その5000万もするヤクの結晶を、七瀬なつみがカマンベールチーズと交換してしまうのだ。そんなこんなでやくざに捕まり、撃たれても死にはしない。お金はないはずなのに、父親の手術費が集まりなんとアメリカで結婚するというオチ
 
この時代はまだVシネって言ってもフィルムで撮影していたようですね
フィルムのザラ付き感もこの作品には合っているんだなぁ
 
1995年製作、日本Vシネマ、KSS作品
黒沢清監督作品
出演:哀川翔、前田耕陽、七瀬なつみ、菅田俊、國村隼、大杉漣、洞口依子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする