昨日見た、健さんのデビュー作「電光空手打ち」の後編ですが、今調べるとどうやらこの健さんデビュー作品はもう一本の時代劇と一緒に三本立て興行で正続編ともに同時公開されていたようですが
冒頭にちゃんと前編のあらすじが組み込まれているんですね、地方興行での同時公開されない時のための布石だったのじゃないかな
冒頭にちゃんと前編のあらすじが組み込まれているんですね、地方興行での同時公開されない時のための布石だったのじゃないかな
てことで続編は舞台を沖縄から東京に移しての東京編となっておりまして、名越先生の博覧会での演舞を見ている知倒流の赤田たち、その後ろで立ち見をしている健さん
その健さんを見つける剛柔流唯一の高弟神田隆に見つかって浦里はるみさんも東京に来てることを知らされるのだが
今ではルンペン暮らしの自分のたたずまいを恥じて逃げる健さん
ルンペンってもう死語ですよね今流に言うとホームレス
なんと健さん前作に引き続いてるからこの浦里さんに、さらに知倒流の藤里はるみさん
そして東京で世話になる波島進ので妹や芸者の姉さんにも慕情を抱かれると言うような設定になってるのはいいとしても
いやしつこいよね知倒流の連中は
ってことで右翼の大物の後ろ盾を得て健さんをあらゆる手段を使って探し出してくるし剛柔流に勝負を挑んで来る
ってことで最終的にはクライマックスとして健さんが編み出した流星の型に赤田が破れて映画は終わる
そんなわけで映画としては勧善懲悪的なプロットに終始してるわけでプロットとしては単純明快なっていうか、ある意味後々東映の任侠路線にもつながるような我慢劇でもあったのじゃない
そんなわけで映画としては勧善懲悪的なプロットに終始してるわけでプロットとしては単純明快なっていうか、ある意味後々東映の任侠路線にもつながるような我慢劇でもあったのじゃない
って言う映画、なぜに60分の二本にしたのかわからないけどこれって90分くらいの一本になるよね
1954年製作、日本映画、東映作品
津田不二夫監督作品
出演:高倉健、浦里はるみ、藤里まゆみ、波島進、神田隆、花澤徳衛、左卜全、春日とも子、岩城力、日野明子、曾根秀介、小島洋々、藤井貢、須藤健、山形勲
津田不二夫監督作品
出演:高倉健、浦里はるみ、藤里まゆみ、波島進、神田隆、花澤徳衛、左卜全、春日とも子、岩城力、日野明子、曾根秀介、小島洋々、藤井貢、須藤健、山形勲