MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

流星空手打ち

2024-12-22 17:05:05 | 邦画
昨日見た、健さんのデビュー作「電光空手打ち」の後編ですが、今調べるとどうやらこの健さんデビュー作品はもう一本の時代劇と一緒に三本立て興行で正続編ともに同時公開されていたようですが
冒頭にちゃんと前編のあらすじが組み込まれているんですね、地方興行での同時公開されない時のための布石だったのじゃないかな
 
てことで続編は舞台を沖縄から東京に移しての東京編となっておりまして、名越先生の博覧会での演舞を見ている知倒流の赤田たち、その後ろで立ち見をしている健さん
その健さんを見つける剛柔流唯一の高弟神田隆に見つかって浦里はるみさんも東京に来てることを知らされるのだが
今ではルンペン暮らしの自分のたたずまいを恥じて逃げる健さん
ルンペンってもう死語ですよね今流に言うとホームレス
 
なんと健さん前作に引き続いてるからこの浦里さんに、さらに知倒流の藤里はるみさん
そして東京で世話になる波島進ので妹や芸者の姉さんにも慕情を抱かれると言うような設定になってるのはいいとしても
 
いやしつこいよね知倒流の連中は
ってことで右翼の大物の後ろ盾を得て健さんをあらゆる手段を使って探し出してくるし剛柔流に勝負を挑んで来る
ってことで最終的にはクライマックスとして健さんが編み出した流星の型に赤田が破れて映画は終わる

そんなわけで映画としては勧善懲悪的なプロットに終始してるわけでプロットとしては単純明快なっていうか、ある意味後々東映の任侠路線にもつながるような我慢劇でもあったのじゃない
って言う映画、なぜに60分の二本にしたのかわからないけどこれって90分くらいの一本になるよね
 
1954年製作、日本映画、東映作品
津田不二夫監督作品
出演:高倉健、浦里はるみ、藤里まゆみ、波島進、神田隆、花澤徳衛、左卜全、春日とも子、岩城力、日野明子、曾根秀介、小島洋々、藤井貢、須藤健、山形勲
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キャッシュアウト

2024-12-22 05:05:05 | 洋画未公開
たいていは見終わってすぐにブログアップに取り掛かるんですが
ここんとこ予約記事でたまっていて
かなり余裕(っても4、5本くらい)あるのでブログ書くのやめて一晩寝かして
かきはじめたらなんとほとんど印象っていうかなんも頭の中に残っていなくて
 
さて何を書いたらいいのやらって言う映画でしたって最初に言っておきます
トラボルタの映画としてはやっぱこんなんだから未公開DVDスルー作品になるのねって自分に言い聞かせておりやすが
っていうか女優さんにも魅力がなかったなぁっていうのがここまで書いてきて頭によぎったんですよね
せめて女優さんに魅力があったら少しは頭の隅に残ってるはず
ってことでヒロインってそういう意味でも大事な存在なのよね
 
天才的な大泥棒にトラボルタ
オープニングはプライベートジェットで大金持ちのパーティへプライベートジェット機の自慢パーティで着陸地点がなんと大金持ちの家の庭
そこで大金持ちに扮したトラボルタとその彼女が先にパーティの給仕とかで仕込んでいた弟たち仲間と
その大金持ちのまさにシリアのアサド大統領並み以上のクルマコレクションに言及して
そこのクルマを盗んだ途端に警察に追われて・・・
 
そうトラボルタの彼女が実は2年に渡っての潜入FBI捜査官だったてわけで
彼女を失った傷心を抱えて隠忍自重してるものの
なんと彼の弟が銀行強盗を働いてそれに巻き込まれたトラボルタの奮闘を描いた作品
なんと弟はFBIに嵌められて銀行を襲い
貸金庫の中の隠し財産を狙うもののそこには何もなく
 
ただ嵌めたFBIの女捜査官も知らなかったんですが、そこにはなんと政財界から司法までをも牛耳るマフィアのは大物の全財産が眠っており
実はその全貌があきらかになると・・・・・・・・なので
ついには市警からFBIを通り越してなんと銀行強盗制圧に軍の特殊部隊までが動員されて
そんなこととはつゆ知らないトラボルタの君は元カノのFBI捜査官と出会い
よりを戻すのと自分の仲間を助けるために知恵を絞って・・・
 
って言う作品ですがあまりに緊張感もなくことがトントンと進むし
種明かしも実に陳腐だしって言うか
アクションも銃撃もなんもない最初ちょびっとカーアクションがあったかなって言う映画だった
 
2024年製作、アメリカ映画
ランドール・エメット監督作品
出演:ジョン・トラボルタ、クリスティン・デイヴィス、ルーカス・ハース、クエイヴォ
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