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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

人妻・OL・美少女系 悶絶アパート

2024-12-29 17:47:31 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの恒例企画番組”おとなの桃色シネマ白書”の二本目はこの作品
オープニングでの小鳥さんが若者たちのセックスを見てのモノローグで思い出した
一回見ている作品
ピンク映画だからタイトルも再映されるたびに変わるから気づかなかったのもあるのかもしれませんが
見るまで全く気づかなかった
ちなみに初公開時のタイトルこの表題で4年後の再公開時にはさらにわけわからんっていうか
内容にちょっと遠くなった「人妻と大学生 密会アパート」というタイトルだった
 
ある一軒のアパートの二階の一室
そこで若者と彼に誘われたお姉ちゃんが鳥籠の前でセックスを始めると
それを見ていた籠の鳥がモノローグで語り始める
彼らの前の住人はそれこそ大学生と家庭を捨ててきた人妻が暮らしていたものの
大学生が若い女に心と体を移してしまい2人の関係があっと言う間に終わり
これが再映時のタイトルになってるわけで
 
再び冒頭の若いお姉ちゃんて言うかOLさんなんでしょう、彼が借金してることを知り
自分が体を売って貯めた金を渡してくるものの2人の関係はそのまま終わる
この部屋にはテープで入り口のドアをガッチリ封印された部屋があり
大家から開けるなっていう条件で安く借りられていたようだ
 
ってことでこの部屋の最初の住人であるなかみつせいじさんと華沢レモンさんの数奇なお話に・・・
そしてなかみつさんが小鳥になった理由が語られる
 
なんと60分足らずの尺に三つの男女のエピソードを詰めこっんでくるから
細かいこととか省かれ
こっちはただただ三組の濡れ場を頭空っぽにして見てれば良いだけの作品
何にも残らないのはピンク映画の宿命ですが、人間とは不思議で小鳥のモノローグで見て作品だったって記憶が蘇るものの
そこは見たって言う記憶だけで
初めて見るかの若く記憶の中にはその小鳥以外はまるっきり残っていませんでしたから
それなりに初見みたいにこっちも楽しませてもらった
 
そういう意味ではやっぱピンク映画とか任侠ドラマは消耗品なんですよね
だからタイトル変えてたりして再映できるんだねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2004年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
深町章監督作品
出演:華沢レモン、谷川彩、林田ちなみ、なかみつせいじ、白土勝功、高橋剛、かわさきひろゆき
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ブルーピリオド

2024-12-29 05:05:05 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画での視聴です
が、これも漫画が原作でさらにアニメ化されてからの実写化作品と最近の邦画の典型的な足跡を踏んできてる作品
なお原作漫画は”マンガ大賞2020“を受賞しており原作者の山口つばさの実体験を漫画として発表してる作品だとか
まだ原作の連載は終わってないそうで、映画はその一部を実写化してるようですが
一応第一章終了っていう感じでこれだけで一応映画としては完結してると言っても良い作品であるし
続編作っても問題ないようですが・・・はてさて
 
っていうことで、映画の情報を入れて無いのでまさか主人公が高二で絵を描くことの楽しさに触れて芸大目指してお受験する映画だとは思ってもいなかったけど
まぁ見始めたらこの映画の持ってる世界観にどっぷりハマっていたのは 眞栄田郷敦の力量によるものだったのかも
前半はどこにでもいそうな高校生で酒もタバコもそして家庭の事情から国公立大学にしか受験できないのでそれなりに成績優秀な生徒
 
あることってもそれが本タイトルにもなってる“ブルーピリオド”の遊び呆けてオール明けの渋谷の町全体がブルーに見えるところからきてるのね
っていうか再開発中の渋谷も大分様変わりしてるようですね、全く私の知らないような景色だった
最近は新宿しか行かないから世界堂前でのロケはすぐわかりましたがな
ってかこっちもタイトルからも芸大お受験のお話って見えてなかったわけね
そんなエセ優等生がオールでの遊びをやめて芸大一筋にっていうのを周りも支えていくのよね
つるんでた悪ガキ自体も彼に吊られて将来を見据えた進路先をみつけるシーンもあったりして
 
江口のり子さんは何を演らせてそのひとに見えるのがすごいよね
しかし薬師丸ひろ子さんは美術のセンセには見えんかったって、やっぱ過去のイメージがあるからねぇ
 眞栄田郷敦のお父様は世界の千葉ちゃん、父親より演技派ですよね体躯も父親譲りだし
ってことで性同一性の美大志望の友人と裸でのエピソードがまさかの二次試験に役立つとはねぇ
ここは原作含めて(多分)出来過ぎ
 
まぁ芸大はアーティストを目指す人の最高登竜門ですからねぇ
高校2年からっていうのは相当現実では無理くりなお話ですけれど
そこはフィクションですから自分と向き合い己をしり尽くして臨んでのめでたしめでたしのお話ですから
映画的な感動話としてはそれなりに作られていましたが
リアリティとフィクションとしてのクライマックスとしての感動が薄いのが難点ではありますが
そういうことで泣かせる映画ではなかった点は個人的には買いです
 
2024年製作、日本映画、映画「ブルーピリオド」製作委員会作品、WB配給
萩原健太郎監督作品
出演: 眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、中島セナ、秋谷郁甫、兵藤功海、三浦誠己、やす、石田ひかり、江口のり子、薬師丸ひろ子
 
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