これは完全ホットでのブログアップになります
CSの衛星劇場での“幻の蔵出し名画館”と言う番組で本日30日のお昼にエアチェックしといたものノさらに録画視聴です
鶴田浩二さん主演ということと松竹の資本です作られてる衛星劇場でしたから松竹映画だと思っていたら
なんと大映映画だった
この映画が作られてる1956年は松竹・東宝・新東宝・東映・大映の五社協定でスターの他社出演を規制と日活への俳優締め出しも兼ねてた時代です
鶴田浩二さんはもうこの時代から松竹を離れていたんですかね
クレジットでも(松竹)とは書かれていませんでしたがフリーになっていたのかな新東宝作品にも顔出されていたし
ってことで専属含めて鶴田浩二さんは日活以外の作品に出演されてた方だったんですね
大映のロゴマークから『よさこい節』のメロディーがBGMでしたので
舞台は高知のどこかの島だとわかるように
その島ではいわゆる牛と牛を戦わせる闘牛が盛んで、そんな牛の取引とか競売まで行われる島に
闘牛で金儲けしてる暴れ者の黒川弥太郎演じる博労の兵がその腕力を利用して横綱牛を競売の半値で持ってってしまう
そんな島に鶴田浩二扮する都会の優男が現れて、兵の妹の海女から普通の服に着替えるとこに・・・
兵の横暴に困った教師と村長と駐在さんがこの流れてきた男を行方不明で捜索願いが回ってきた柔道六段の猛者に仕立てて兵の動きを牽制しようと
兵の横暴に困った教師と村長と駐在さんがこの流れてきた男を行方不明で捜索願いが回ってきた柔道六段の猛者に仕立てて兵の動きを牽制しようと
優男に持ちかけるとアルバイト代と危険手当出ればって引き受けてくれて
それを信じた兵も無謀な動きを控えるようになるものの・・・
そこは映画ですからこの2人の男の牽制を主体にして優男の宿泊してる旅館の後家さんに兵は惚れており
兵の妹の海女と優男が恋に落ちるのも映画の基本プロットでして
最終的に兵ノ牛が負けたことによって優男と兵との対決がクライマックスに
いきなり鶴田御大の背負い投げが決まって・・・
ここで見てる人には全てわかるように
実は優男が実は本物の行方不明の柔道六段だったわけで
2人の男の恋も成就してっていう映画
まぁ1956年の作品ですから毒にも薬にもならないシノプシスの作品だったかな
見てる分には不満はない作品ですがもう少しメリハリがつけられてると良かったと思える作品でした
1956年製作、日本映画、大映作品
枝川弘監督作品
出演:鶴田浩二、黒川弥太郎、角梨枝子、青山京子、竹里充子、加東大介、坂本武、見明凡太郎、左卜全、井沢一郎、十朱久雄