MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

暴力の王者

2025-01-27 19:19:19 | 邦画
昨年 12月に“新東宝キネマノスタルジア”の一本として、なんと初パッケージ化された宇津井健さん主演の一本です。
さらに全編神戸ロケを敢行し神戸市全面協力で作られた作品
監督は内川清一郎だが、チーフ助監督の石川義寛が赤坂長義との共同で脚本を書いてる。

今まで未パッケージ作品だけあって丹波哲郎さんや久保菜穂子さんに中山昭二さんとか出演されてる割
さらに上記にも書いたように神戸市に全編ロケしてる割に
ギャング映画というかヤクザ映画にしては
まずはテンポが悪い、つまり映画としてのキレがない
これは単に宇津井健のただただつったてるだけの棒立ち演技がこの映画全体のリズムをかんぜんに壊してる

相変わらずの丹波哲郎さんの最期の怪演にしてもそれが生きてこないんじゃしょうがない
クライマックスにしても徒手空拳で敵地に乗り込み十数人の拳銃に囲まれての立ち回りにしても宇津井健さんが観世なる木偶の坊にしか見えない
まぁ殺人罪で8年の刑期を模範囚で勤めてきて娑婆に帰ってきたらむかしの女はシャブ漬けにされて敵対側の女になっていてもじっと我慢の木偶の坊

いやあまりの映画に90分の尺でしたが二回か三回くらいオチてた気がする
今まで未パッケージだった意味がわかった気がするが
これをパッケージ化した国際放映の勇気に逆に拍手したい

1956年製作、日本映画、新東宝作品
内川清一郎監督作品
出演:宇津井健、久保菜穗子、中山昭二、江畑絢子、丹波哲郎、三井弘次、本郷秀雄、永井智雄、佐々木孝丸、沢井三郎、小髙まさる、水帆順子、扇惠子、山下明子、国方傳、野崎善彦、村山京司
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日本統一66

2025-01-27 05:05:05 | Vシネマ
毎月25日はライツキューブの新作リリースの日
今月はこの「日本統一66」と先に書いた「静かなるドン第六章」二本と韓国のホラー作品かな
来月には「極道の紋章」に「ベイビィわるきゅーれ」の最新作がライツキューブから、そして「CONNECT」三部作もリリースされますが、2025年は高石あかりさんの当たり年でNHKの朝ドラ主演さらに2月からTBSの深夜ドラマ出演とか入ってて“わるきゅーれ”の映画撮影があるやナシやなんですよね
 
ってちょっと話がソレましたが”日本統一“シリーズももう66本一年6本の割合でリリースされてきましたから 12年目に突入してくってことですか
さて前作「日本統一65」からゲストに松村雄基さんを迎えて京都の駅裏の土地再開発を巡っての俠和会と丸神と言っても松村松村雄基さんの関係者だけとの戦いに八王子の八曲署の○暴刑事の寺島進さんを加えての新章が始まりましての第二弾
 
土地開発に関しては俠和会の姐さん飛鳥凛さんも加わっての関西地元で丸神との対決という構図で
裏で絵図を書いているのが大西茂志演じる松村雄基さんの舎弟兄弟と土地買収に動いた色川っていう人物までは前作でイントロダクションされておりまして
 
そのために土地の自治会長が殺されてなんと氷室と田村は任意で兵庫県警に引っ張られ
何本撮りかは分かりませんがその関係で俠和会の幹部連中も今作でも勢揃いしておりまして
日本統一だけはなんと予算がかなり潤沢につけられてるようですね
 
まぁ今作では一応絵図を書いた望月との対決で終わるもののその弟の黒白高大さんが生き残ってさらに飛鳥凛さんの幼なじみで望月のバシタで土地の組合長の娘が生き残っており、予告編によると氷室は彼女に撃たれるようですね
 
脚本が村田啓一郎さんですから、時事ネタ打ち込んできますから、
京都駅裏の土地は麻生太郎に模した政府与党をまずは安倍政権の負の遺産である裏金で抱き込んでの森友学園の裏返しネタにしてきてましたねぇ
 
2024年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
本宮泰風総合プロデュース・出演、村田啓一郎脚本、辻裕之監督作品
出演:山口祥行、舘昌美、北代高士、勝矢、中澤達也、本田広登、川﨑健太、岸田タツヤ、喜矢武豊、松田一三、永倉大輔、江原シュウ、山崎直樹、桑田昭彦、本郷弦、曽根悠多、関口晴雄、荒井玲良、飛鳥凛、軍司真人、根岸大介、黒石高大、大西武志、松村雄基、成瀬正孝、中野英雄、寺島進、菅田俊、小沢仁志
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