MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

グレートウオール

2017-07-26 22:47:23 | 洋画
おろろいたなぁ
ってのも事前に映画の情報を入れないと言うことは、しっかりと驚愕を味わえるンですねぇ
中国の資金で作られたハリウッド映画と言うよりは
ハリウッドが完全にチャイナマネーにおんぶにだっこで作った映画でしたかねぇ

いつ購入したかは覚えていませんが、多分日本でこの映画が公開されてる時期だったと
レンタルの中休みもこれでまたしばし積んどく状態になるのかなぁ
またまたGEOさんでは10本、TSUTAYAさんから5本もレンタルしてきちゃいましたから


万里の長城のお話だと言うのは一応宣材の絵面から理解
長城とそれを護るチャイナの兵士にマット・デイモンですから
長城を作った理由が映画でも語られてるらしいし、
てことっで、てっきり戦う相手は匈奴だとばっか思い込んでましたら

しかし、戦う相手はコイツら


なんや怪獣やないですか
それも監督は人間を描いたら右にでる人がいないと言うチャン・イーモウが
CGで描かれた数千数万のゾンビの大群と遜色の無い怪獣の大群と言うことで
万里の長城はこの怪獣から長安の都と皇帝を守るために造られたんですねぇ
なんだろうなぁびっくらこんの怪獣映画でしたねぇ
それも60年に一遍現れると言う中国伝統の怪獸”饕餮(こうけつ)”と人間の
決死のド派手なバトルの連続を中国映画のVFXの技術の粋をこれでもかと見せつけられる映画

人間と人間の戦闘映画としても映画としては成立するんだろうけども
怪獣相手に人間の人智を、戦闘能力を、そして西洋人を登場させる理由付けとしては
黒色火薬を入手と言うところにシルクロードの存在を持ってきてるンですねぇ

怪獣たちはあれですね母怪獣がちゃんと怪獣たちをしきっているんですね
お互いの意志疎通と言うか命令系統とか、しっかりと彼らも持っていたりするし
親は子をたすけると言う生物の根源をしっかりと表現してるし

人間は人間で己の欲望を満たそうとするものの自業自得で身を滅ぼしたり
この時代にはアメリカなんて無い時代だから西洋と言ってもヨーロッパ人だろうけども
20数年間も長城に暮らしていたデフォーってみんなに英語を教えていたのか
中国人の英語が流暢過ぎやろ

中国人の兵隊さんが役目で軍服が色分けされていたり、特に特攻隊長のジン・ティエンさんの死をも怖れぬ戦いぶりはすごかったなぁ
長城から落下しての怪獣退治、それなりに見せ場をもらっての体当たりアクション
なんかお顔にちょっと記憶が・・・
なんと「キングコング:髑髏島の巨神」のあのなんにもしなかったチャイナガールだったかたですか
二作も続けて怪獣映画に出ちゃう役でしたのね

やっぱ映画の舞台は大部分歴史的なお話になってはいるのですが
現代に置き換えてみるとなんかチャイナマネーで作って、中国人を鼓舞するプロパガンダ映画を
ハリウッド自体が中チャイナマネーに踊らされて作ってしまったような・・・って思うのは私だけの偏見でしょうかねェ

思っていた映画とは違ってましたが、怪獣映画として見るとそれなりに面白かったし
この映画も「キングコング・・・」とはまた趣が違って103分退屈はしない映画でした

2016年製作、中国・アメリカ合作映画
チャン・イーモウ監督作品
出演:マット・デイモン、ジン・ティエン、ペドロ・パスカル、ウィレム・デフォー、アンディ・ラウ
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ハードコア

2017-07-26 11:30:23 | 洋画
日本ではなかなか公開されなくて
そしてこのBlu-rayもいつ購入したのか覚えてないけど未見の山から色々引っ張りだしてきたうちのひとつ、買っちゃうと見ないんじゃなくて、私個人の問題なんですが
私はPOV映画ってのが好きじゃないってのも寄与しているんだろうな
そういやいつのまにか公開されてたようで10月に日本版のBlu-rayとDVDがリリースされるようですので

相変わらずの映画の情報を事前にいれないんですが、
この映画は一応シューティングゲームの主観映像での実写映画
と言うことくらいは知ってましたが

全96分の尺のすべてが主観映像で作られていたのねぇ
それもロシアの映画作家がアメリカの映画会社と作ったようでして
一応allcinemaさんではロシア、アメリカの合作映画になってますが
いの一番に出てくる映画会社のロゴが



どう見てもこれってズブズブにチャイナマネーが投入されてるんですかねぇー
でも感性はチャイニーズじゃなくて主観映像と言う新手のPOV映画だし
登場人物って言うか主役のヘンリーは手と足そしてラスト近くでは自分のお腹くらいが写るだけで
全編ヘンリーの視点だけの主観映像で96分実に銃を撃ちまくり、
従って人が撃たれまくり殺されまくるだけの映画

そこいらの下手な映画より沢山人が死ぬから文字通りの"ハードコア"のタイトルにふさわしい
派手に撃ちまくるだけでなくハダカのお姉ちゃんもそれなりに出てきます
ので目の保養にもなりますよ
オープニング白衣を着た美女エステルに呼びかけられ、意識をとりもどしたヘンリー
エステルと言う白衣の美女は死にかけていた彼を蘇生させ、
失った両手と片足にマシンを取り付けサイボーグとして復活させ

エステル演じてるヘイリー・べネットって「マグニフィセント7」のおっぱい未亡人でしたよね
この映画でもヘンリーの妻として小振りのブラからこぼれそうな乳房を・・・
しかし全貌は見せてくれないのね

超能力男エイカン率いる武装集団が襲撃してきて、彼の目前でエステルを掠い
ヘンリーの命を狙うもののジミーという謎の男に窮地を救われ
ヘンリーは、彼の協力を得てエステル救出へと向かうが

このジミーが死んでも死んでも生き返ってヘンリーを助けるんだよね
なんで死んでるのに何度も登場するかって?
それをいっちゃあおしめえよ

クルマは壊すし空に陸に大活躍のヘンリーですが
サイボーグですのでエネルギーのチャージをしないと・・・
プラグインでチャージしたり、極めつけは腹の皮を引き剥がせてと
銃撃でのダメージグロ画像に腸ざっくりのグロもありまして

POV嫌いな私でも96分楽しんで見ていたりしましたが
やっぱちょびっと酔っぱらうようなシーンもありましたが
この映画はそれを差し引いても堪能できる映画だった

2016年製作、アメリカ・ロシア合作映画
イリヤ・ナイシュラー製作・脚本・監督作品
出演:シャールト・コプリーダニーラ・コズロフスキー、ヘイリー・ベネット、アンドレイ・デミエンティエフ、ダーシャ・チャルーシャ、スヴェトラーナ・ウスティノヴァ、ティム・ロス
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ワイルド・スピード ICE BREAK

2017-07-26 03:03:59 | 洋画
これも2、3週間くらい前に購入していたものですが
買っちゃうと見ないのもなんなんでレンタルの隙間を縫っての鑑賞ですし
私は長い映画はあんまり好きくないのですが
アメリカ映画のBlu-rayには劇場版とディレクターカットのエクステンデッド版が同じディスクに記録されてますので
未公開の長い方での鑑賞ですが、劇場で見てないし、同じ映画を旬日の間に見るのもしませんので
どこがどうちがうかを知るよしもないのですが・・・

見ていっちゃん最初に呟いたのは
ポール・ウォーカーが亡くなったら
ハゲ三人組(実質は4人組です)の揃い踏みの映画になってしまったのね

ということで、ハンを殺した敵役であったステイサムがなんとファミリーの一員になっちゃうし、
この最強ハゲ三人組に対抗する悪はなみたいていじゃつとまりません
しかし今回の最強の悪はなんと冷徹な女性
キャスティングの妙なのと演技力なんですね、完全にハゲ三人組を手玉にとるのは
シャーリーズ・セロン
憎たらしいくらいはまり役でしたが、って結局最後は逃げおおせちゃう
ということで9作目も彼女の登場になるのかなぁ
やっぱ悪が強いとアクション映画は栄えますよね

今回の目玉は潜水艦VSクルマとの戦いがメインですが
ある意味戦闘にはならないよね、氷海を壊してクルマに突っ込んで来るだけ
クルマは防戦もなんもないただ逃げ回るってだけなんですが
どうやって潜水艦に勝つのかは見てのお楽しみにしておきますが・・・

それにしてもポール・ウォーカーの事故死がなかったらステイサムの再登場はなかったんだろうけども、今後も出てきそう
更に彼の全く頭のあがらないおかっさんとしてヘレン・ミレンまで登場してきたのには
ちょっとびっくり

まさかチームの頭のドミニクがチームを裏切るなんてねぇ
まさかの元カノ登場には、さらにドミニクのお子さんまで・・・
それが人質に・・・ってことでチームと対立する訳で

ニューヨークの町中であんなカーチェイスとか
無人のクルマが暴走しまくる、ビルの上階の駐車場から雨あられ状態でクルマが降ってくる
圧巻のシーンは対潜水艦よりも見せ場だったような
3DとかIMAXで見るとまた格別なんでしょうけども・・・

後、ガル・ガドット、サン・カン、ポール・ウォーカーのいないファミリーの色合いがちょっとくらいと感じたのは私だけかなぁ
ラムジー役のナタリー・エマニエル前作では惹かれましたが、今回は魅力が感じられなかった
さらにポール・ウォーカーの後釜的な存在にしようって魂胆でイーストウッドの息子を出演させちょっとしたコメディリリーフをさせていましたが
どこまで化けられるのかちょっと不安

ラスト、ファミリーにブライアンが帰ってきましたが・・・

2017年製作、アメリカ映画
F・ゲイリー・グレイ監督作品
出演:ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジ、ナタリー・エマニュエル、エルサ・パタキ、カート・ラッセル、シャーリーズ・セロン、スコット・イーストウッド、ヘレン・ミレン、ルーク・エヴァンス
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ブラインド

2017-07-25 17:17:46 | 韓国映画
昨年の10月だったかしら、中国映画の「見えない目撃者」という映画をDVDで見て
その卓越した作劇術に感嘆させらましたよね
前のブログに感嘆感想をしたためました時に、監督さんが韓国の方で
ご自分が韓国で作られた「ブラインド」という映画を中国でセルフリメイクされたことを知りまして
オリジナルを見てみたいなという欲求にかられ

レンタル店を、セルDVD屋さんから中古店をさんざん探し回っても見つからず
半ば諦めていましたら
なんと7月5日に販売元のキングレコードさんが自社での在庫整理のために
”死ぬまでにこれを観ろ!2017”として廉価にして小売店の店頭に流通させて来ました
諦めずに待ってるものですよね

月初に購入していましたが、買っちゃうと見ないのもあかんやんってことと
ようやっと自分でも消化しきれないとも思っていたレンタル作品も
ブログに書くこともなく消化しましたので
ようやっと見る機会に恵まれました

事件は雨に始まって、雨に終わるシンメトリーになっていたんですねオリジナルは
大体のプロットは中国版と代わりないようですが
ちゃんと細かい部分では変化をつけてるようでして
それが当たり前なんですよね、それぞれの国民性みたいなものがあるから
その国に合わせるのは当然でして

自らの過失での交通事故で弟と視覚を失った後天的視覚障害者のスア
彼女のミスで死んでしまったのは弟のように一緒に孤児院で育った血の繋がりは
ないようでしたねぇ
オリジナルはヒロインのこの事故による心的障害により大きくスポットをあてていたような気もするし
そのためもう一人の目撃者である若者ギソプに彼への面影を重ねているようですね

相変わらずの韓国警察のおバカぶりもある意味健在でして
ことなかれ、権力志向の強さは相変わらずのようですが
ヒロインは警察学校の学生だった人でして
こんなおバカ警察ではあり得ない分析力を持ってるし
彼女の分析力を知った刑事もそれなりに活躍してくれますが

韓国映画特有の殺人犯の圧倒的な存在感が映画をかなり面白くというか
映画的の緊張感を高めている
緊張感と言ったら地下鉄でのTV電話による動画による逃走経路の誘導はこの映画の肝ですよね
その肝を更に強調させて観客の胸に感嘆させるのがワンコの飼い主を守って死ぬシーンでしょうか
このワンコの死ぬシーンは中国映画でもありますがオリジナルの方が
観客の胸をよりしめつけるプロットでししょうかねぇ

originalとどこがどうちがうかをあげつらねても仕方がないわけですが
殺人鬼とヒロインが地下鉄車内で遭遇し出口のドアに並びたつシーンは、
鳥肌が立つほど見事なシーンですよね

見終わって特典映像を見て知ったのですが
この映画は『映画秘宝』の恒例企画"第1回夏のホラー秘宝まつり"にて上映された映画だったのね
したがってBlu-rayの特典としてバタリアンズのオーディオコメンタリーがついていたのね
今度バタリアンズを聞きながら見てみよう

2011年製作、韓国映画(企画興行での公開作品)
アン・サンホ監督作品
出演:キム・ハヌル、ユ・スンホ、チョ・ヒボン
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女流闘牌伝 aki ~アキ~

2017-07-25 01:08:41 | 邦画
こう言った女性雀士のドラマと言ったらエロチックOVしか見たことがない私ですが
"卓上の舞姫”の異名を持つアイドル雀士二階堂亜樹の判自伝コミック『aki』の実写版映画ですねぇ、
彼女はなぜ麻雀の道を進んだのか?彼女はなぜ強くなったのか?が物語として描かれており
私的にはエロチックシーンのない麻雀映画をはじめて鑑賞しました

女流プロ雀士の半生を描いておりますので、プロットのメインは麻雀で如何に勝つのかって言うところが主眼になってるので手配から上がりに持ってく手順とか
そこいらがいい加減なエロチック麻雀ドラマと違い
麻雀の勝負にも緊張感が伝わってきますので
それなりに見られるし、麻雀好きな人にはある意味たまらない映画ですねぇ

田舎と言っても実際には神奈川県出身だそうですが
雀荘を営業していた両親が離婚し、雀荘で父親に幼少期から姉と一緒に育てられた亜樹が
中学を出ると、そのまんま麻雀で生活しようと
故郷を捨てて東京に単身出てくるものの
食ってく宛もなく若い女子がある意味ホームレス状態ってのがすごいですよね

映画では姉がOLとしてアパート暮らししてるような描かれ方をしてますが
現実は姉もプロ雀士として生活を私鉄ようですねぇ

亜樹自身雀荘に15歳で出入りして麻雀で生活費を稼いでいるようですが
映画ではそこいらの表現がNGなのか、実際の雀士同士の金のやり取りの表現がないのが
ある意味リアルではないのですが
未成年ということこととか、やっぱ問題化されないようにつくってましたが

天才もよき指導者とライバルに巡り会わないとその力量を表さないということですか
ご本人とか、他の女流プロ雀士たちがチラチラと出演されてまして
ある意味ファンにはたまらない作りになっていたようですが

主役の亜樹には岡本夏美さんが演じられておりやして、実に嫌みのない素直な演技を見せてくれて張りましたが
女優DDの私としては亜樹のライバルとなるひまわり役の増田有華に惹かれましたが
多分に彼女の地であると思われる関西弁のイントネの台詞回しに持ってかれたと・・・

たまにはエロ抜きの女雀士の映画もいいものですねぇ
ジャンルは一部劇場で公開されていますので"邦画"の扱いにしました

2017年製作、日本映画、「aki」製作委員会
中村祐太郎監督作品
出演:岡本夏美、岩松了、増田有華、中山絵梨奈、彩輝なお
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

2017-07-24 23:02:42 | 洋画
いつ購入したのかは全く覚えていませんが、輸入DVD屋さんの店頭にて
ジャケットの日本語の「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーク」ってのを見て
気になったので購入したのかは覚えてました。
いやはやすっかり忘れていたんだけども、未見のDVDの山に蹴躓いて
飛び散ったのを片付けていたらこないだ公開ポスターを見たよなぁ

リージョン見たらBのイタリア盤でしたので、
12インチのオールリージョンのポータブルBlu-rayプレイヤー持って近所のスタバに
行って涼みがてら見ました、いい暑さしのぎになりました

ってか劇中でもヒロインのお姉ちゃんはポータブルDVDプレイヤーを肌身離さず
ジャパニーズアニメの「鋼鉄ジーク」を見てるんだよねぇ
もうヲタクを通り越して現実とアニメの世界観との区別がつかない妄想の世界に生きているような
ヒロインを熱演してまして、スリムなお身体なのにオッパイ結構ボリューミーなのね
美人とは言えんけども

主人公エンツォはオッサンです。チンケな盗みをはたらいて生活するしがないチンピラ。
ある日、下手売って警察に追いかけられて川に飛び込んだらそこに産廃と言うよりはもう核廃棄物が水底に捨てられててその廃棄汁を浴びてしまいますが
友人との仕事でこれまた下手売って友人が射殺され、エンツォも撃たれるのだが、
目が醒めると不思議なことに傷も治っており、玄関の金属ドアを軽くブチ破る怪力を得ていた
この後、射殺された友人の精神障害の娘の前にチンピラヤクザのジンガロが立ちはだかり
以後彼女と行動を共にすることに・・・

力を得たことでエンツォは小悪党ですからATM強盗をしたりなどしょうもない使い方をする
これがあるからこそ、アレッシアとの生活の中でエンツォが次第に変わっていくのが
ありありと観客に伝わる。
そうなんですよね、ラストは人助けから始まってついには
ジークの顔を模したアレッシアの編み物をかぶってヒーローとなっていくのですね

時代が時代ですのでスーパーパワーを持ったエンツォが、”スーパークリミナル”として
SNSで有名になり、それに悪役ジンガロが気付いておんなじ風にスーパーパワーを得てしまい
クライマックスはスーパーパワー同士の対決になりますが・・・

鋼鉄ジークをモチーフにDCやマーベルなどのハリウッドのヒーロー作品と違い
イタリア産の所謂ノワール映画の主人公エンツォがジークに憧れる友人の娘と係わり
彼自身が彼女との生活や彼女の死からチンピラやくざから
人のために生きる人間と成長していく姿をドライに描いた112分

それなりに楽しめましたし、いい避暑になった

2015年製作、イタリア映画
ガブリエーレ・マイネッティ製作・監督作品
出演:クラウディオ・サンタマリア、ルカ・マリネッリ、イレニア・パストレッリ 、ステファノ・アンブロジ、マウリツィオ・テゼイ、フランチェスコ・フォルミケッティ、ダニエーレ・トロンベッティ、アントニア・トゥルッポ、サルヴァトーレ・エスポジト、ジャンルカ・ディ・ジェンナーロ
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ゴッド・オブ・ウォー 導かれし勇者たち

2017-07-24 17:03:29 | 洋画未公開
エディ・レッドメインが出演されてまして、彼の人気にあやかってDVDスルーですが
発掘されたとしか思えない歴史アクションドラマ
主演はショーン・ビーンですが
クライマックスを迎えるか迎えないか
って果たしてクライマックスがあったかどうかの映画ですが
そこで主演のビーンは死んでしまいます
それも両手両足の四肢を馬に繋がれて引き裂かれちゃいます

時は中世、世界中に黒死病(ペスト)が蔓延したイギリスのとある町の教会
ここの若き修道士にエディ・レッドメイン
この町から離れた村ではペストが流行もせずにいるということで
悪魔というか魔女が収めてるからだとキリスト教会は考え

ウルリク率いる騎士団を魔女狩りのためにレッドメインを道案内として
出発する一行であったが、騎士団の真の目的は、黒魔術を信仰し、
死者すら蘇らせているというその村の殲滅にあったのだが・・・

騎士団といっても国王に遣えてるナイトではなく様々な鎧を着用して
みんな髭面のオッサンばかりだが腕は確かな連中
そんな彼らが修道士の道案内で魔女狩りにいくのです
変な拘束器具を運びながら無駄口たたきながら進んでいく姿は
決して格好のよさは殆どない

彼らを待ち構えるのは“魔女”役のカリス・ファン・ハウテン
今時の言葉とは違いますが文字通りの美魔女です
そんな村に入った彼らは村人の饗応を受けて飲み食いするわけですが
案の定酒に睡眠薬が・・・って饗応を受けてしまう彼らも彼らですが

結局武力での両者がぶつかって血みどろ大殺戮戦闘は開かれず
キリストを捨てるか捨てないかの宗教的な拷問となります。
ってことで隊長のショーン・ビーンも拷問で四肢バラバラにされちゃう

なんで村の位置をレッドメインが知っていたかと言うと
彼女がこの近くにすんでいて、彼女を求めて彼はここまで来たのですが
既に彼女は群盗に殺されていて
村の美魔女は彼女を魔力で生き返らせて修道士を改宗させたかったものの

エディ・レッドメインが魔女の妖術に魅了されつつも改宗せずに
踏ん張って騎士団も結局たった一人生き残ってなんとか目的を果たすものの

エディ・レッドメインが騎士団の意志を引き継いで件の美魔女を探すべく
騎士となってまして非情に魔女を殺しまくる人物になっていますが
アクションにもドラマにも盛り上がりに欠けていて、
全く面白味が感じられない
今更レッドメインで発掘された映画ですが、やっぱ製作時でも輸入しなかったのは
配給会社もウリが全くないって言う判断は正しかったようですね

2011年製作、イギリス映画
クリストファー・スミス監督作品
出演:ショーン・ビーン、エディ・レッドメイン、カリス・ファン・ハウテン、イーモン・エリオット、キンバリー・ニクソン
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疾風スプリンター

2017-07-24 02:19:50 | アジア映画
自転車ロードレースの世界を舞台にした映画はフランス映画だったか
女子レーサーがドーピングする映画を見た記憶がありますが
これはアクション映画の巨匠と言っても過言ではないダンテ・ラム監督が
中国本土というか大陸や、香港ではなく台湾を舞台にして

自転車ロードレースのレーサーとしてその技を競い合うライバル同士の友情と
レースを通して二人の成長していく姿を清々しい青春アクションドラマとして
なんと犯罪者が一人もでて来ない映画

見終わっていつものようにちょっと調べると主役のお二人は
競技シーンをスタントマン無しで撮影されたとか書かれていますが
競技用ヘルメットとサングラスから見てると本人かどうかは判別しづらいですし
トンネルの中で相手に当てられて壁と接触するシーンとか
ロードでの転倒シーンとかはどうなんでしょうかねぇ

私なぞは自転車ロードレースっててっきり個人戦だとばっか思ってましたが
実際はチーム戦なんですね、エースが一人いて
そのエースを、4人のアシストがテクニックを駆使して
風避けになったり、追撃を邪魔したりといった形でサポートしてるのですね
絶対的なエースが優勝はするもののそれは個人的ではなくチームワークでの優勝なんですね

で物語は将来エースを目指して己の力を発揮するアシストで
天才型と努力家のタイプの違うライバルたち、
実はエースをめざす目的でもライバル
一人の女性に思いいを寄せる恋愛模様でもライバルという
まさにこう言った映画の王道から外れないプロット

そしてこの二人と一人の女性の3人それぞれの栄光と挫折、
更にどん底からの再起とプロットは何度となく使い古されてるモノの・・・
結構感動を喚起されてしまうのも
ある意味映画の持ってる力だよね

台湾での競技シーンの街頭ロケーション映像実にが素晴らしい

2015年製作、中国・香港合作映画(日本公開作品)
ダンテ・ラム原案・脚本・監督作品
出演:エディ・ポン、チェ・シウォン、ショーン・ドウ、ワン・ルオダン、カルロス・チェン、オウヤン・ナナ、アンドリュー・リン
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変態だ

2017-07-23 16:31:10 | 邦画
ナンとも不思議な映画でありましたが・・・
ちょっと新作の海ドラマを優先して、ある意味自分では消化しきれないとわかっちゃいるけれど、海ドラマの先が見たくて
先に週間レンタルしたまま新刊海ドラマをレンタルしまくって
そのつけを払うために映画のDVDの消化を始めるつもりが古川いおりまで優先させておりやして

ウリは、みうらじゅんが“いま観たいポルノ映画”をコンセプトに企画して
原作・脚本を務め、ご長寿TVヴァラエティ「タモリ倶楽部」の"ソラミミスト"安齋肇が映画監督に初挑戦した異色の青春ロック・ムービーだそうで

モノクロ映画だったんですね、撮影機材が今ではデジタルですからね
スイッチひとつでモノクロにできるからねぇ
コレがフィルム撮影だったらカラー映画の数十倍の費用が今日ではかかるんだそうで
っていうのもあってお金がかからないのと
みうらじゅんさんの企画ポルノムービーということで
みうらじゅんさんの青春というか性春に時代は

ピンク映画全盛期かつ日活ロマンポルノ黎明期ということと
年代的にも安斎肇さんも多分そうなんでしょうか
当時のピンク映画って実はパートカラーなんですよね
つまり今と逆でカラーフィルムの方が高価ということでピンク映画のウリである濡れ場のみカラーになるという

主役の前野健太とその妻である白石茉莉奈との絡みのシーンをカラーにしてる
みうらじゅん、安斎肇両氏のピンク映画への愛あるオマージュを感じましたが
どうなんでしょう、敢えてなのか演出意図かわからないのですが
安斎監督濡れ場演出はじめて
前野健太も濡れ場はじめて
白石茉莉奈も生半インサートでの実感的アヘアヘは演技じゃないからねぇ
シミュレートの濡れ場はじめて
そんなこんなで折角カラーにしてもこの濡れ場ちっともエロチックじゃない

意図とするなら、その後の展開で判明するものの、夫婦のありきたりな義務的セックスという表現だったのかも知れない
ということってのは考えすぎか
っていっても月船さららさんとの変態SMシーンもエロくはないんだよね

先に書いた"青春ロックムービー"ってのはallcinemaさんの梗概をまんま頂いたものなのですが、主人公が大学の音楽部活からそのまんま就職不合格で売れない音楽家って言う設定だけですよねぇ
挿入されてる音楽はどこから聞いてもロックじゃないよねぇ

変態SMがラストああいう形で熊殺しに繋がると思ってもいませんでした
ってことで熊殺しにもおろろいたけども宮藤官九郎がチョイ役ででて来たのにもビックリ

みうらじゅん企画・原作・脚本でポルノチックな映画を期待しましたが
一体この映画はなんだったんだろう
月船さんの熊に惨殺の死体はこっちのヨミ通りカラーになったのね

2015年製作、日本映画、松竹ブロードキャスティング作品
みうらじゅん企画・脚本・原作、安斎肇監督作品
出演:前野健太、月船さらら、白石茉莉奈、奥野瑛太、信江勇、山本圭祐、ウクレレえいじ、玉手峰人、宮藤官九郎、市川しんぺー、桜井秀俊
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若妻同窓会

2017-07-23 14:03:27 | OV
暦の日付的には7月23日午前0時からのOAですが
TV業界の慣習では7月22日のOAになるんですよねぇ
チャンネルNECOのミッドナイトシアターでOAされた古川いおりさんが主演の
レイティングラRー15のエロチックOVを録画していたものを
だってちょうどこのOAとシンクロして「24レガシー」のクライマックスを見ていた

先にも書きましたが私現在一押しのAV業界出身かつ現役AV女優でありながら
2016年ピンク映画新人賞を受賞し、本業のAV以外で圧倒的な演技力で
新Vシネマ&ピンク映画での女王の呼び声も高い古川いおりさん
もう古川いおりの名前を見つけてしまうとOVだと即購入してしまうのですが
購入しちゃうとそれで安心していくら一押しと言っても
未見円盤の山に積んでしまいましてセルDVDは一体どこにあるのやら

ってことでこういうTVOAの機会を利用してようやく見ました
「やくざの女8」も積んであるDVDから探さないといけないなと思っても
来月東映チャンネルでOAされるようですので序でにそっちを利用しちゃうのでしょうねぇ
探すより楽だし

もう演技と艶技両面で安定感を見せてくれてますよね古川いおりさんは
って言うか、今年も今月始めにテアトル新宿でOP映画をRー15に再編集した特集上映をしてましたよね、
「悦楽交差点」衛星劇場で見ることできたし




静香は一回り以上年上の公務員誠と20代前半で結婚する
って不思議な夫婦関係ですよねぇ
目覚ましが6時に鳴るとシングルベッドから起き上がり
トースターにパンを2枚入れて、その後納豆を捏ね回す

夫の誠は誠で自分だけの洗濯ものを洗濯機に入れて洗い始め
静香は夫の部屋のテーブルに納豆の乗ったトーストと牛乳を置き
キッチンで誠の納豆巻ランチの製作に・・・

実に新婚三年目なのにご飯を作るけども家庭内別居みたいな夫婦関係
そんな不思議な夫婦生活を続ける静香は
毎日のように義母からの子作りの電話がかかり、プレッシャーをかけられることに憂鬱を感じている
って言うか、夫婦の約束で毎月朔日が夫婦の性生活の日と決まってるようでして

ある日、中学校時代の友人、朋子から同窓会の連絡をもらった静香は
土曜日に同窓会があると夫に告げると
夫は「僕は埼玉に遠征です」って・・・そうなんですよ誠はコテコテの鉄ちゃん、それも撮り鉄だったりして
妻との夫婦の生活よりも鉄ちゃん生活に血道をあげてるようでして

ってことで同窓会で昔、淡い恋心を抱いていた、篤志に出会い
篤志との再会後、篤志の執拗なアタックに彼女の心に変化が訪れて・・・って御互いに家庭もちのW不倫密会の様相に
篤志演じる徳元裕矢が結構身勝手なやつで己のしあわせしかある意味眼中になくて
今の生活から脱出したくて彼女を誘惑し
ヒロインもそれに応えてしまうのだけども、それが負い目になってしまったのか
旦那に尽くすようになり、一緒にご飯を食べたり洗濯も一緒に洗ったりと

でも納豆は食わないのね、第1昼は納豆巻だし、夜は納豆カレーライスとか納豆スパゲッティ
納豆ハンバーグと言う有り様でそれに必ずミルクがついてくる
でも一緒にご飯を食べたり撮り鉄に付き合ったりと夫婦関係が変わってきてる

そんな納豆好きな旦那を津田篤が好演
演技派の二人に支えられての古川いおりさんもいい感じですよねぇ
結局は夫婦関係がある意味うまく好転して

ラストは納豆をすりつぶしてミルクをかけた納豆離乳食を作るシーンで終わるのですが
納豆づくしの映画でしたが・・・撮影中は納豆臭かったんだろうなぁ

2016年製作、日本OV、Breeze作品
石川二郎監督作品、高橋祐太脚本
出演:古川いおり、津田篤、徳元裕矢、 三明真実 、小川春夏、大田翔子、木下桂一 、橋本雄大
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