山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

作られたヒ-ロ-

2007-10-17 01:26:18 | 独り言
亀田大毅が不様に負けて、逃げるようにリングを去ってから1週間が過ぎた。
公約どおり腹を切るのかと注目していたが、どうもその気配はない。
口先男のなれの果てである。TBSに作られた偽物ヒ-ロ-の末路は寂しい。

亀田大毅は腹を切るべきか?
もちろん切るべきではない。切ってはならない。何故か?

亀田大毅には、そもそも腹を切る『資格』などないからである。
切腹は、武士に与えられた『名誉ある死』の儀式である。

その武士の心である『武士道精神』

相手を敬い、思いやる惻温の情。
恥を知り、卑怯を憎む心。
礼節を尽す心。

亀田一家に武士道精神はあったのだろうか?

正々堂々と戦って、誰もが賞賛する勝ち方をしてきたか?
勝っても負けても、相手を敬い、相手を讃えるジェントルマンであったか?
勝負師として、スポ-ツマンとして、品格を示していたか?
武蔵坊弁慶も泣いておろう。

武士道精神のかけらもない亀田に切腹する資格などない。
切腹などして武士道精神を汚す資格もない。

腹など切らなくとも、商業主義だけで持ち上げていたTBSから見捨てられたら、あとは坂道を転げ落ちるだけであろう。あわれな末路が待っている。

内藤選手。
奥さんがパ-トで生活を支えながら夢を実現した。二人の絆と、二人が共有した夢にエ-ルを贈りたい。もう選手生命も長くはないだろうが、二人の喜びと満足感は二人だけのものである。

二人の夢に、オメデトウ!



コメント (6)
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