先週も超過密スケジュ-ルの中を必死に泳いでいたような一週間でした。
酸欠状態で目が回りそうな日々の中、週末は息子たちと山歩きの約束をしていたものの憎き雨のお陰で没。仕方なく3人でホルモン屋を皮切りに飲み屋をハシゴして憂さを晴らし、最後はお酒で目を回して終りを告げた1週間でございました。
そんな1週間の中で、とてもおもしろい話を聴くことができた1日がありました。
木曜日、多摩センタ-のA矯正歯科クリニックで開かれたプライベ-トセミナ-。
元歯科衛生士でコ-チングの桑田先生をお招きして、医療コ-チングのお話を伺いました。このセミナ-は4回コ-スの第1回目です。
先ずはコミュニケ-ションのステップ。
第一段階は『一緒にいること』
相手ときちんと向き合い、心理的に繋がっていると言う状況を作ること。でもこれがなかなか難しいんですね。なぜ?人は誰でも半径1メ-トルほどのパ-ソナルスペ-スを持っています。この安全で安心できるパ-ソナルスペ-スには、未知の人を近づけたくないと思っています。では、このパ-ソナルスペ-スに快く迎えてもらうにはどうしたらいいのでしょうか?あなたならどうしますか?実は簡単なことなんですよね。
第二段階は『相手の話を聴くこと』
これが一番大切なことであることは誰でも分かっていること。なのに、それができないのは何故でしょうか?
それは、聴き手側に先入観や隠れた意図があるから、、、、。
相手が話してをしているとき、自分は次にどんな風に答えようかと考えながら話を聴いている、そんな経験はありませんか?どんな風にアドバイスしようか、評価してあげようか、褒めてあげようか、反対意見を言おうか、解決策を示してあげようか、、、、そして、いつしか自分が話の主役になっていたりして、、、。
特に、不安や不満、つらさを抱えている話し手側は、とにかく黙って最後まで私の話を聴いて欲しい、私の不安や辛さを一緒に分かち合って欲しい、ただただ私の話を聴いて欲しい、そう願っている訳なんですね。だから、アドバイスや解決策は必要ない。特に医療現場のカウンセリングなどでは、このことを充分に理解してあげる必要がありますね。
第三段階は『自分の言葉を伝えること』
第四段階は『調和の関係を作ること』
第五段階は『創作の関係に進むこと』
まあ、相手の話をきちんと聴くことで相手との距離が縮まり信頼関係が築ければ、その先の段階は問題なくステップアップしていくことができる筈ですね。
このほかにも、人によって聴き方や話し方のタイプがいくつかあり、それにどう対処するかという実におもしろい話がありましたが、これはヒミツにしておきましょうかね。
医療現場で良く使われる言葉。『大丈夫ですよ!』
医療従事者は良かれと思って、何気なく使っている言葉ですよね。でもこの言葉、話す側と聞く側の立場の違いによって受け取り方が全く違ってくるようです。
医療従事者がこの言葉を発するとき、患者さんを慰めたり励ましたりする意味を込めています。でも、受け取る側の患者さんはどうなのでしょうか?
『大丈夫ですよ』
この言葉、患者さんにとっては『嫌いな言葉ベスト3』のひとつなのだそうです。理由は『自分の不安を否定する言葉』だから。意外でしたね~。
でも、確かにそうかも知れませんね。患者さんは自分の不安を一緒に分かち合って欲しい、そう願っているのでしょうね。
2時間のプライベ-トセミナ-、たくさんの気づきを頂きました。
この機会を作っていただいた桑田先生とA院長、そして桑田先生をご紹介いただいた羽生のK先生に心から感謝したいと思います。そして、たくさんのクリニックで桑田先生のお話を聞いていただけるようにしたいと考えています。
本当にありがとうございました。
酸欠状態で目が回りそうな日々の中、週末は息子たちと山歩きの約束をしていたものの憎き雨のお陰で没。仕方なく3人でホルモン屋を皮切りに飲み屋をハシゴして憂さを晴らし、最後はお酒で目を回して終りを告げた1週間でございました。
そんな1週間の中で、とてもおもしろい話を聴くことができた1日がありました。
木曜日、多摩センタ-のA矯正歯科クリニックで開かれたプライベ-トセミナ-。
元歯科衛生士でコ-チングの桑田先生をお招きして、医療コ-チングのお話を伺いました。このセミナ-は4回コ-スの第1回目です。
先ずはコミュニケ-ションのステップ。
第一段階は『一緒にいること』
相手ときちんと向き合い、心理的に繋がっていると言う状況を作ること。でもこれがなかなか難しいんですね。なぜ?人は誰でも半径1メ-トルほどのパ-ソナルスペ-スを持っています。この安全で安心できるパ-ソナルスペ-スには、未知の人を近づけたくないと思っています。では、このパ-ソナルスペ-スに快く迎えてもらうにはどうしたらいいのでしょうか?あなたならどうしますか?実は簡単なことなんですよね。
第二段階は『相手の話を聴くこと』
これが一番大切なことであることは誰でも分かっていること。なのに、それができないのは何故でしょうか?
それは、聴き手側に先入観や隠れた意図があるから、、、、。
相手が話してをしているとき、自分は次にどんな風に答えようかと考えながら話を聴いている、そんな経験はありませんか?どんな風にアドバイスしようか、評価してあげようか、褒めてあげようか、反対意見を言おうか、解決策を示してあげようか、、、、そして、いつしか自分が話の主役になっていたりして、、、。
特に、不安や不満、つらさを抱えている話し手側は、とにかく黙って最後まで私の話を聴いて欲しい、私の不安や辛さを一緒に分かち合って欲しい、ただただ私の話を聴いて欲しい、そう願っている訳なんですね。だから、アドバイスや解決策は必要ない。特に医療現場のカウンセリングなどでは、このことを充分に理解してあげる必要がありますね。
第三段階は『自分の言葉を伝えること』
第四段階は『調和の関係を作ること』
第五段階は『創作の関係に進むこと』
まあ、相手の話をきちんと聴くことで相手との距離が縮まり信頼関係が築ければ、その先の段階は問題なくステップアップしていくことができる筈ですね。
このほかにも、人によって聴き方や話し方のタイプがいくつかあり、それにどう対処するかという実におもしろい話がありましたが、これはヒミツにしておきましょうかね。
医療現場で良く使われる言葉。『大丈夫ですよ!』
医療従事者は良かれと思って、何気なく使っている言葉ですよね。でもこの言葉、話す側と聞く側の立場の違いによって受け取り方が全く違ってくるようです。
医療従事者がこの言葉を発するとき、患者さんを慰めたり励ましたりする意味を込めています。でも、受け取る側の患者さんはどうなのでしょうか?
『大丈夫ですよ』
この言葉、患者さんにとっては『嫌いな言葉ベスト3』のひとつなのだそうです。理由は『自分の不安を否定する言葉』だから。意外でしたね~。
でも、確かにそうかも知れませんね。患者さんは自分の不安を一緒に分かち合って欲しい、そう願っているのでしょうね。
2時間のプライベ-トセミナ-、たくさんの気づきを頂きました。
この機会を作っていただいた桑田先生とA院長、そして桑田先生をご紹介いただいた羽生のK先生に心から感謝したいと思います。そして、たくさんのクリニックで桑田先生のお話を聞いていただけるようにしたいと考えています。
本当にありがとうございました。