山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

Sweet Seventeen

2007-11-18 23:58:31 | モモ
どうしても読み進むことができない本がある。
『マ-リ- 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(ジョン.グロ-ガン著)』



329ペ-ジまでは一日で読んだ。若くて元気に走り回っていた頃のモモを思い出しながら一気に読んだ。でも330ペ-ジの1行を目にするだけで『うぅぅっ!』と涙があふれ出し、その先がどうしても読めない。だからバッグには必ず本を2冊入れてある。

あと、たった30ペ-ジなのに毎日毎日読もうとして2ヶ月半、1行も進まない。年老いて体力の弱ったマ-リ-との永遠の別れのシ-ンである。先に読んだ妻は『ハッピ-エンドだから大丈夫だよ』と言ってくれるが『モモとダブっちゃって読めるわけないだろ!』



我が家の愛犬モモが、今日17才の誕生日を迎えた。
と言っても、いつもと変わらぬ一日で、よたよたと歩みもおぼつかないが一緒にのんびり散歩して、美味しそうにご飯を食べて、ぐっすり眠る。穏やかな寝顔をみていられるだけで幸せになれる。仕事に疲れても優しい寝顔を見ているだけで癒される。考えたくはないが、しかし別れは必ず訪れるもの。だからマ-リ-もこれ以上は読めない。

Sweet Seventeen
一番輝いて一番素敵な17才。
我が家にとって、モモはそんな存在かな。
コメント (2)
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