山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

春の野に出でて、、、

2011-04-03 16:46:53 | 自然薯 山菜
食べたさに 春の野に出でて若菜摘む
          我が足腰の 痛みに耐えつつ



2月に雪の山を歩いて以来ほぼ6週ぶりに野遊びが実現しました。
取り立てて自粛していた訳でもなく只々忙しかっただけのことでございます。

ここは八王子のとある里山
やわらかいセリの若芽と藪甘草、ちょっと開き過ぎたフキノトウの楽園なのです。

八分咲きの桜の下でひとしきり野草を摘んだのですが
腰を屈めての草摘みはナマった体にはきつくて足腰が痛いのなんのって、、、。
(ちなみにこの写真は僕ではありません)









それでも温かい春の日差しの中での野遊びは格別の感があるのです。









ひとしきり野草を摘んだら、林道を更に奥へと進んで山飯と言うよりも山酒です。









蕗の薹のキンピラは開きすぎた方が旨いのです。
さっと湯がいて少しだけ灰汁をとって醤油と一味で炒めますと
ほろ苦さとエグ味がなんとも言えぬ風味を醸す訳で酒の伴には欠かすことができません。









カツオのブロックは、半分をニンニクと醤油でづけに、
山で喰らう刺身もなかなか乙なものでございます。
藪甘草はさっと湯がいて酢味噌和え、自然の甘さがとても引き立つのです。








缶チュ-ハイに25度の焼酎爆弾をガンガン投入すると、最後は必ずこうなるのです。

下山する登山者はこの姿を見てどう思ったことでしょうか?
酒呑みを軽蔑するのはやめましょうね。
酒呑みには酒呑みの事情と楽しみ方があるのですから、、、、。







今日の収穫です。
やわらかいセリの若芽のお浸しとセリ汁が体に染みわたるのです。








春の恵みはまだ始まったばかりです。
この季節は釣りよりも山遊びの方が断然面白いですね!



コメント (26)
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